再会、そして新しい命へ(2) ~ステージアップ~
ごあいさつ
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これまでのお話
(前話の続き)
離れて暮らす妻から聞いた話では、わが家に1年ぶりに帰ってきてくれたつば次郎。
兄弟の中でも飛ぶことを怖がり、最後まで勇気が出なかったあの姿が嘘のように、今ではたくましく空を飛び回っていました。
私は何よりも、厳しい自然界の掟の中で、この1年を無事に生き延び、この地へ戻ってきてくれたことが、本当に嬉しかったのです。
そして、奥様と協力して巣をリフォームし、数日後には雛が誕生しました✨

どうやら雛は3羽生まれたようでした。
子どもたちが生まれてからというもの、つば次郎と奥様は大忙し。
何度も何度もエサを探しに飛び立ち、巣を留守にすることもしばしば。その間、巣ではお腹を空かせた雛たちが、ピィピィと元気な声で鳴いていました。
つば次郎も親としての務めを果たそうと、一生懸命エサを探し回り、子育てに献身的に励んでいました。
その姿は、まるで私自身が子育てをしていた頃を見ているようでした。
子育ての大半は妻が担い、私はオドオドしながら、そのサポートをしていました。
本当に落ち着く暇がありません。一息つこうと思っても、そんな時間はなかなか与えてくれません。
妻が長女に絵本を読んで寝かしつけている間、私は次女を抱っこして寝かしつける。
子育てとは、そういうものなのですね。
夫婦には、それぞれの役割があります。夫は不器用でも、自分なりに役割を果たそうとすることが大切なのだと思います。
つば次郎を見ていると、奥様が子どもたちの世話をしているときは、近くで周囲を警戒しています。自分にできる役割を果たそうと懸命に頑張るその姿は、へなちょこだった私よりも、はるかに頼もしく、とても素敵でした。
二人でエサを探しに行っている間、雛がずっとピィピィ鳴いているので、妻は気が気でなかったようでした。
こうして、つば次郎夫婦の子育てに追われる日々が始まりました。
慣れないながらも、新米夫婦は力を合わせ、一生懸命に子どもたちと向き合っていたのです。
ーーところが、雛が生まれて4日後のことでした。
巣が、何者かの襲撃を受けてしまったのです。
(続く)

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