県民の日なのにパパ発熱──デザフェスもレザフェスも全部パーになった11月
ようやく平熱になったのに──長引いた息子の発熱ウィーク
今週の火曜日まで、息子の熱が下がらなかった。
朝になっても37度台後半。夕方になると38度を超える。その繰り返しが4日も続いた。在宅勤務しながら、仕事部屋に隔離された息子の様子を気にかける日々。
我が家には「熱が下がるまでゲーム禁止」という鉄の掟がある。本人も納得はしているものの、学校も休んでゲームもできない状態は、じわじわとストレスが溜まっていたらしい。
「早く治して、モンハンやりたいんだけどな……」
仕事部屋のベッドから聞こえる小さなつぶやきに、親としては心配半分、「そのモチベーションで早く治してくれ」という期待半分だった。
午前中は比較的元気でも、午後になるとぐったり。結局、水曜日まで学校を休むことになった。この時期の発熱は本当に長引く。
一昨日、やっと解禁。初めての"ダブルクロス"に出会う
そして一昨日の水曜日、ついに朝から夜まで平熱をキープ。約束通り、ゲーム解禁の日がやってきた。
「本当にいいの? やっていいの?」
何度も確認する息子。実は、サプライズで『モンスターハンターダブルクロス』をダウンロードしておいた。起動画面を見た瞬間の驚きと喜びが混じった表情は、親としても嬉しい瞬間だった。
ライズ・サンブレイクに慣れていた息子にとって、ダブルクロスは「別のモンハン」だった。
まず、採掘ポイントでボロピッケルが2回で壊れたときの息子の顔。「え、もう!? これだけ!?」というドン引き具合に、思わず笑ってしまった。ライズの親切設計に慣れた世代には、この"不親切さ"は衝撃的らしい。
そして極めつけは、大型モンスターを見失った後の行動。最初は必死に探し回ったらしいが、全然見つけられないので、結局その場で待つことにしたという。
「探したけど見つからなかったから、待ってたら戻ってくるかと思って」 「うーん、なんだっけ……スキルとか必要なんだっけ……」
後から思い出したペイントボールの存在。翌日になって「そういえばペイントボールっていうのがあってね」と教えると、「それ先に言ってよ!」と息子。正直、パパも最初はすっかり忘れていたから偉そうなことは言えない。
最近のゲームに慣れた子どもには、この「説明不足」が逆に新鮮らしい。でも考えてみれば、何もしなくてもモンスターの位置が見えている方が不自然なのかも。理不尽なようでいて、実は現実的な魅力がダブルクロスにはある。失敗を繰り返しながら、少しずつ狩りの世界のルールを覚えていく息子を見ていると、親子でダブルクロスの世界を探検している気分だ。
カレンダーだけ見れば"神週"だった──県民の日とイベントラッシュ
さて、今日11月14日は埼玉県民の日。公立学校はお休みで、県営施設は無料開放や割引がある。
しかも今週末はイベントが目白押し。
・金曜:入間アウトレットでブラックフライデー開幕 ・土日:デザインフェスタ&レザフェス(東京ビッグサイト)
特にデザフェスとレザフェスは、個人的に楽しみにしていた。会場も近いから両方回れる。去年も行ったけど、不思議な作品や個性的なクリエイターさんたちと出会うのが最高に楽しかった。レザフェスはデザフェスに出展できなかった作家さんたちの復活の場でもあって、掘り出し物との出会いが期待できる。
普段は家族行動が多い自分だが、デザフェス・レザフェスに関しては珍しく単独参加のイベント。人混みが苦手な子どもたちと、体力に自信のない妻のことを考えると、これがベストだ。
一人でアートとクラフトの世界に浸れる貴重な機会。息子の体調も回復したし、週末は思いっきり楽しもう──そう思っていた。
そこでまさかのパパ発熱──体調バトンリレーの発生
昨日の朝、なんだか寒気がした。
「まさかね……」と思いながら体温計を脇に挟む。ピピピッという電子音とともに表示された「37.8℃」の文字。
まだワンチャンある。このまま上がらなければ……。
そんな淡い期待も、昼過ぎには38度を超えて見事に打ち砕かれた。
よりによって県民の日の前日。ブラックフライデー開幕の前日。デザフェス・レザフェスの週末直前に、パパ発熱である。
妻は心配そうに看病してくれる。「無理しないでゆっくり休んで」と。楽しみにしていたイベントのことは知っているけど、今は体調優先だ。
そういえば、息子に「パパも熱が出たらゲーム禁止だよ」と伝えた。公平性を保つためだ。息子は「えー、パパもなの?」と言いつつ、どうやらパパと一緒にゲームができなくなることの方がショックだったらしい。自分のゲームも大事だけど、息子はパパとの共闘をとても楽しみにしてくれているから。でも正直、熱があってもゲームはしたい。モンハンで狩りくらいならできそうな気がする(実際は無理だけど)。
それにしても、家族で順番に体調を崩すのは、この時期の風物詩みたいなもの。子どもが学校からウイルスを持ち帰り、看病で疲れた親にバトンタッチ──我が家もその典型だった。
タイミング最悪の11月も、あとで振り返ればネタになる
というわけで、今日の埼玉県民の日、自分は布団の中だ。
入間アウトレット、家族で行けたとしても、平日とはいえフードコートは激混みだろうし、子どもたちも「もう疲れた」と言い出すパターンが目に浮かぶ。
明日からのデザフェスとレザフェスも、きっとクリエイターたちの熱気でムンムンになるはずだ。一人でゆっくり作品を見て回ったり、気になる作家さんと話したり、レザフェスで掘り出し物を探したり──久しぶりの単独行動を楽しみにしていたのに。布団で横になりながら、明日の会場の賑わいを想像している。このまま熱が下がらなければ、今年も見送りだ。
今朝、息子は「パパ大丈夫?」と心配しつつも、「ゲームは一緒にできないの?」と残念そうだった。モンハンダブルクロスで共闘する約束をしていたから。
せっかくの県民の日なのに発熱で台無し──毎年この時期、どこかの家庭で起きている悲劇(喜劇?)だろう。でも、こういう「タイミング最悪」な出来事も、あとで振り返れば家族の笑い話になる。
来年こそは、全員元気で県民の日を迎えたい。一人でデザフェスとレザフェスをじっくり回って、気に入った作品があれば(お値段次第だけど)連れて帰りたい。でも今年は今年で、これもまた我が家らしい11月の過ごし方。
パパの熱が下がったら、息子とモンハンで共闘しよう。ピッケルグレートの作り方を教えて、ペイントボールの使い方も伝授して、一緒にダブルクロスの世界を探検することになりそうだ。
皆さんも、季節の変わり目はご自愛ください。体調バトンリレー、くれぐれもお気をつけて!
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