『シブヤスクランブルストーリーズ』に関する事実関係のご説明
このたびは、『シブヤスクランブルストーリーズ』(「SSS」)へのあらいの降板に関し、クラウドファンディングに出資してくださった皆様、ファンの皆様をはじめ本企画を楽しみにされていた皆様に、ご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
弊社は、2026年6月23日に公開された電ファミニコゲーマーの取材記事
『シブヤスクランブルストーリーズ』あらい正和さん降板の裏で何が? 総監督・イシイジロウ氏と脚本・北島行徳氏に真相を聞いた につきまして、
事実と異なる点があることを確認したことを踏まえ、あらいと共に慎重な検討を行った結果、皆様に事実関係をご説明することが誠意を示すことになるのではないかとの判断に至りました。つきましては、下記にて、必要かつ可能な範囲で、これまでの経緯についてご説明いたします。
昨年2025年3月20日、総監督のイシイジロウ氏より「実写ADVゲームの企画を進めており、是非ご相談したい。」旨のメールが、企画書添付の上、あらい宛てに届きました(「本件企画書」)。本件企画書には「主演:あらい正和・北上史欧 いま、二人の男の最後の事件が始まる」「二人を取り巻く五人の男女の群像劇」「あなたの選択が二人の過去を変えていく」との記載があり、あらいと北上氏のダブル主演が予定されていました。
また、本件企画書によれば、開発費の一部をクラウドファンディングで募ることが予定されており、メール本文には、Game Creator FindingのURLとメインスポンサーとして東急不動産の名称が明記されていました。
4月3日、あらいと弊社は、総監督とお会いして、「有名な俳優をもってくるのではなく、『街』のアイコンであるあらいと、『428』のアイコンである北上で実写ADVを作成したい。ついては、この企画書(※注:本件企画書)の内容で、主演(メインキャスト)をお願いしたい。東急不動産から
1億円の出資がなされるが、開発費の一部をクラウドファンディングで募る予定がある。出演料は『街』と同額位はお支払いする。クラウドファンディングの結果によっては金額を上乗せできる可能性もある。東急不動産と正式契約する迄は、イベント等の出演料は交通費程度になってしまうが、どうかご検討頂きたい。」とのご依頼をいただき、『街』と同額の出演料・メインスポンサーは東急不動産との条件で、本件企画書の内容(あらいが主演(メインキャスト))に基づく出演に合意(「本件合意」)しました。
以上を前提に、総監督からの依頼に基づき、あらいは、4月21日にはビジュアル撮影、6月14日には「渋谷実写ADV座談会」、同月28日には「渋谷実写ADVプレス発表イベント」、7月13日には「正式開発決定発表イベント」にそれぞれ出演し、本件合意に基づき、交通費程度の出演料をいただきました。
また、7月28日には、クラウドファンディングのリワードとして、あらいがポスター300枚にサインをし、ファン感謝祭と銘打ち、2ショット撮影及びサイン会への出演を行いました。9月24日には、あらいは、新たにポスター300枚にサインをし、10月13日にもSSSファンミーティングのイベントに出演いたしました。これらについても、交通費程度の費用をいただいています。
本年2026年1月14日、総監督より「昨年末に本作のプロットが完成し、出演頂くキャラクター設定も固まる。4月28日に本作ビジュアル、出演(キャラクター)を発表予定である。ビジュアル撮影と発表会の参加をご検討頂けないか。」との旨のメールを受信しました。
ところが、同メールと共に提示された本編(本作に同じ)のビジュアルイメージ案には、本件企画書(あらいと北上史欧氏の2人がメインキャスト)と異なり、センターに1人、そのバックに4人のビジュアルイメージが掲載されておりましたが、主演(メインキャスト)についてのご説明はなく、キャスト名の記載もありませんでした。
同ビジュアルイメージ案が、本件企画書の内容と異なることに不安をおぼえたこともあり、弊社は出演料の提示や契約内容・契約の日程についての検討を求めましたが、総監督からは明確なご回答はありませんでした。
1月21日のSSSキックオフ新年会において、総監督からの招待を受け出席したあらいが、脚本家にあらいのキャラクターを尋ねましたが、脚本家や総監督から、取材記事に掲載された「主演(メインキャスト)5名」についてのご説明は一切ございませんでした。
3月1日、弊社は総監督に対し、再度、出演料と契約についての説明を求めました。また、この間、クラウドファンディングのサイト「うぶごえ」から支援金が入金されていないとの事実が確認されており、あらいの出演料が支払われるのかの不安が生じていたため、同じメールでクラウドファンディングに関する説明も求めていました。
これらに対しては、総監督より「本作の契約は、撮影プロデューサーとの契約になる予定で、撮影プロデューサーより連絡がある。」旨をお電話でご回答頂き、「撮影費は東急不動産からの予算からで、今回の入金遅延の影響はない、ご安心ください。」との旨を、お電話とLINEでご説明頂きました。
これを受け、弊社は、3月3日に撮影プロデューサーに対し、今回の出演料と契約についてメールでの説明を求めました。
3月5日になって、撮影プロデューサーより、この間に予定されていた3月16日に行われるビジュアル撮影と4月28日の出演者発表にかかる出演料は本編出演料込みで相談したい旨の連絡があったため、弊社はイベントなどプロモーションにかかる出演料と本編出演料は別でお願いしたい旨、および、再度契約書を交わしたい旨を伝えました。
これを受け、3月11日、撮影プロデューサーよりメールで、ビジュアル撮影にかかる出演料と本編出演料のご提示があり、契約書の叩き台と3月16日のビジュアル撮影香盤表をご送付いただきました。
しかし、本件企画書及び本件合意とは異なるキャスティングに変更されていたこと、出演料についても当初合意した金額(『街』と同額程度にクラウドファンディングによる上乗せ)と大きく乖離する金額を提示されたことから、弊社は、3月16日と4月28日の出演を見送りたいとご連絡いたしました。
総監督より、「制作にかなりお金が掛かってしまい、当初の半分でやらなければならない。サブ的な出演での相談は可能である。」旨を説明されましたが、弊社は、出演直前の時期になって、本件企画書及び本件合意と異なる条件を示されたことに納得することができず、現時点でサブ的な出演(メインキャストではない出演)は考えられないと回答いたしました。
その後、Skeleton Crew Studioスタッフより「予算組みの観点から現時点では諸条件の折り合いがつかない。別の形でSSSへの出演を願いたい。」旨のLINEが届き、3月11日、あらいの主演(メインキャスト)、プレイアブルキャストとしての出演も白紙となりました。
弊社はこの時点でようやく、昨年末には主演(メインキャスト)が変更になっており、撮影香盤表に記載のある別の俳優が主演(メインキャスト)をつとめるのだろうと認識するに至りました。
3月12日、総監督より「現在、街428の半分規模の撮影予算を確保している。キャストの最終決定は、第2回クラファン終了後、制作予算が確定した段階で相談したい。」旨のLINEが届きました。
4月28日の出演者発表イベント時に、総監督があらいの出演に関して「メインではないけれど、出演の許諾は得ているので出て頂く予定」とご発言されたので、弊社は「スポット的な出演について合意していないので、訂正してもらいたい。弊社からも訂正のコメントを出す予定がある。ファンに対して、正直に現状をお伝えするのが誠意と考えている。」旨を、総監督、Skeleton Crew Studioスタッフ、撮影プロデューサーに対し、グルーブLINEでお伝えしました。
これに対し、Skeleton Crew Studioスタッフより「訂正に関しては、あらいさんへのマイナスとなる。スポンサーからも訂正する必要がある内容ではないと意見が出ている。ネガティブなイメージは公表しないことを望みます。」との旨のメッセージを頂きました。
4月29日、総監督より、「現在、スタッフ・キャスト・クライアント全てからあらいさんの出演を反対されています。グループLINEでの書き込みが全員の反感をかってしまい、あらいさんにプラスだと思いません。」とあらい宛てにLINEでメッセージが届きました。
これを受け、あらいと弊社は、制作サイドによる出演料や合意の反故、出資者やファンの皆様への不誠実な対応に、強い不信感を抱き、出演を前向きに考えることは出来なくなり、現時点での心情を文書にて制作サイドにお送りしました。
6月8日には、総監督、Skeleton Crew Studioスタッフ、撮影プロデューサー(「総監督ら」)と、あらい、弊社にて、話し合いをさせて頂きました。
あらいと弊社は、総監督らにより、『事前説明なく、主演(メインキャスト)を変更した。説明不足であった。出演料に関しても事前に説明しなかった』ことを認めた上でのお詫びをいただきました。
これを受け止め、あらいと弊社は「二人の主演を柱とした群像劇」に出資して頂いたファンの皆様を裏切ってしまうことになるので、クラウドファンディングスタート時の二人の主演を柱とした物語で展開できないかとお願いしましたが、総監督らからは、関係各所との調整があるため変更は難しいとご回答頂きました。
その上で、あらいの役が追記されたプロットを一度検討して欲しいとお話があり、その夜、プロットがメールで届き、降板する場合の肖像使用料としての一定の金額のお支払いのご提示も頂きました。
しかし、あらいも弊社も、このまま出資してくださった皆様やファンの皆様を裏切ってしまうことが受け入れられず、降板を申し出て、ご提案の支払いについてもお受け取りは出来ないとお伝えし、6月10日に降板をご承諾頂き、6月14日に弊社より降板のご報告をさせて頂きました。
本企画に関する事実は以上のとおりでございます。弊社は、現在、本件の対応につき、弁護士に相談し、しかるべき対応をとることを検討しております。
総監督及び制作サイドには、出資者の皆様に対して、クラウドファンディングにおいて説明不足であったことを認め、誠実に対応して欲しいと願っております。
2026年8月1日 合同会社フォルツァ
