【鑑賞ログ】倭 - YAMATO "人の力" - ロンドン観劇レビュー
日程:2026年 05月13日(水曜)
作品:倭 - YAMATO - 人の力
劇場:Peacock Theatre
座席:1階_N列_14番
時間:開演 19:30
今回の記事ではロンドンで上演されている和太鼓の舞台「YAMATO - 人の力 -」のレビューを書いていきたいと思います!!
和太鼓の舞台は見てみたいと思いつつ、ずっとタイミングが合わず見に行けてなかったのですが、遂にロンドンで見に行くことができました🙌
見た感想としては、想像以上に素敵なパフォーマンスで、これはまた見に行きたいと思いましたし、日本に興味関心のある方には積極的にオススメしていきたい舞台だと感じました。
そして、簡単に和太鼓集団についてご紹介しておくと...
1993年結成「奈良県明日香村」に拠点を置く和太鼓集団で "世界を旅する和太鼓集団" として知られている和太鼓集団です。
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それでは、さっそくレビューを書いていきましょう‼︎

①・Good points
🔸 和太鼓の響き 🔸
まずは、なんと言っても和太鼓の響きがとても心地良かったです。
大きい太鼓のズシンと響く音から小さな太鼓の軽快な音まで、ずっと聴き続けられる音楽でした。
個人的には、太鼓だけで2時間のステージを作るなんて流石に無理があるんじゃないかなと思っていましたし、後半になったらに飽きてしまうのではないかなと思っていたのですが、太鼓といえども様々な太鼓があり、そして様々なリズムや表現があり、他の弦楽器や管楽器などと比べて、表現の制約が大きい太鼓だけでここまで心から楽しめる舞台に出会えたことに感動しましたし、会場に響き渡るあの太鼓の振動は本当に素敵だったなと思いました。
🗾 芸術的な作品性 🗾
今回の作品を見て感じたことの1つに、この作品はただの和太鼓パフォーマンスのステージではなく、1つの日本の伝統芸能をアートとして鑑賞しているように感じました。
何故かというと、照明・衣装・舞台美術も整えられていましたが、民謡のような歌が入ったり、金物でのパフォーマンス、そして三味線と篠笛などのパフォーマンスも織り交ぜられ、そこにタイトルにもある"人の力"としての掛け声や、肉体を酷使する太鼓パフォーマンスが組み合わさり、それをメンバー全員で盛り上げ形作っていく姿は、ただのパフォーマンスではなく肉体を通した1つの芸術作品を鑑賞している気持ちになり、これが日本の芸術なんだろうなと感じさせられました。
🌾 チームワークの素晴らしさ 🌾
私はそれなりにいろんな舞台を見たり、いろんな舞台に立ったりしてきているので、客席から見ていると、なんとなくではありますが「このメンバーは信頼し合ってるな」とか「このメンバーはそんなに仲良くないんだろうな」というのが分かるのですが、今回のYAMATOさん達はお互いに信頼しあっている素敵なチームなんだなというのが、とても伝わってきました。
このメンバーは、共に辛い練習を乗り越え、そして練習だけでなく本番でも身体を酷使し続けるという過酷な道を共に歩む戦友のような仲間達なんだろうなと感じました。
そして、そんな人たちが磨きをかけた技をもって、心を1つに奏でる演奏はとても心地よく、その演奏を楽しんでいる演者さんたちを見て「これが人の持つチカラか」と圧倒れました。

②・まとめ
今回の鑑賞は「世界で評価される日本の文化や芸術を学ぶ」という目的でお伺いしました。
そして、お伺いした結果とても良い学びを得られたと感じました。
それは、単なるパフォーマンスや演奏、演出などの見せ方の話しではなく「なぜ、外国人が日本人に対して信頼をよせるのか」であったり「舞台に向けた取り組む心構えや姿勢」など日本人としての生き様を考えさせられる時間となりました。
私はロンドンで様々なミュージカルを観劇したり、オーケストラなども聴きに行きましたが、今回の和太鼓に対するお客さんの反応は今まで感じたことのない雰囲気を感じられました。
言葉に表すのは難しいのですが、舞台が終わった後にお客さんの雰囲気から「ピュアで純粋な若さ」を感じたからです。
なぜ、こんな風にお客さんが感化れたのか私なりの推測をお伝えすると「1人1人がプロの技を持ち、それなのに手を抜かず身体を酷使し、それだけ大変なことをしてるのに楽しむことを忘れず、チームが1つとなって誠心誠意舞台に取り組む姿」さらに、それだけのパフォーマンスをしても高飛車になるどころか、観客を笑わせるために戯けて見せたり、パフォーマンス以外では謙虚な姿勢を貫く姿。
こんな姿があるから、お客さんは安心して自分の心を演者に託すことができ、同じ空間・同じ時間を心から楽しみたいと思えるのだと感じました。
最後に、この舞台を見て私自身のことを振り返り、私はこの人たちのように取り組めているのだろうか?と考えた時に正直まだまだやれるのではないか?と感じました。
私の分野は、言語・歌・踊り・お芝居という世界なので和太鼓とは大きく異なる分野ではありますが同じ表現者として、彼ら彼女らのように誠心誠意舞台でお客さんに感動を届けられるよう1つ1つ積み上げていこうと気を引き締めなおす素敵な機会になりました。
倭 - YAMATOの皆さん
素敵な舞台をありがとうございました‼︎
では、次回のレビューもお楽しみに‼︎

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