インディーゲームの売り上げを増やす「3Dモデル無料配布」という販促手法の話
昔『楽園追放』というフル3DCGのアニメ映画があったのですが、この映画では知名度アップのために『3Dキャラモデルを無料で配布する』という事をしました。
おかげでこのMMDモデルを使った動画が大量に作られて、それにより映画の知名度もアップして映画を観る人をずいぶん増やす事になりました。
このキャラの動画は今も色々な人が作り続けていて、その効果でサブスクなどの配信や映画のダウンロード購入の売れ行きにもプラスになり続けている状態です。
映画の事を知らなかった人もたまたま観た動画でキャラにはまり、映画を観るようになると。
日本はもちろん海外の人も。
すでに知名度がかなり高い原神も販促のために3Dモデルの無料配布を行っています。
ゼンレスゾーンゼロなども同様に3Dモデルを無料配布しています。
こういう風に3Dモデルを無料で配布すると、色々な人がそれを使ってダンスやちょっとしたリアクション動画を作ってyoutubeにどんどん投稿してくれるようになります。
ゲームを知らない人もたまたまそういう動画を見て、「このキャラは自分好みだ」と思うと、そのゲームをプレイしたくなる事があるのです。
3Dモデルの無料配布はゲームの知名度や売れ行きを増やすなかなか効果的な販促手法なのです。
個人や少人数、小規模会社で作っているインディーゲームも、同様に「ゲームに登場するキャラクターの3Dモデルを無料で配布してみる」をやってみてはどうでしょうか?
そうすると、あなたが作っている(あるいはすでにリリースしている)ゲームのキャラの動画を色々な人が作ってyoutubeに投稿するようになり、その効果でゲームの知名度アップや売れ行きも増えていく事になります。
3Dモデルを無料で配布するとそれを動画ではなくゲームに勝手に使ってしまう輩もいます。(androidやiphoneアプリなどで)
「動画ではなくゲームに使った場合、違反として一体につき500万円の使用料を請求します」みたいに、あらかじめ配布時の規約を設定しておくと良いでしょう。
・2D系ゲームも3Dモデルを作って無料配布したり
元から3Dでゲームを作っている場合、そのゲーム中のモデルデータを流用すれば余計なコストはあまりかかりません。
一方、元が2Dのゲームでもキャラを3D化したのを無料配布する事で、同じようにゲームの知名度アップや売れ行きアップの効果が得られます。
ただし、この場合は一体につき数十万円の制作コストがかかります。
社内に手が空いてる3Dオペレーター(3Dキャラモデラー)がいる場合は、その人にモデリングしてもらったりも。
steamで出ているダンジョンRPGのwitch&lilies(ウィッチ・アンド・リリィズ)
は、モンスターグラフィックやキャラグラフィックがかなり良い感じなので個人的に期待しているゲームですが、残念ながらゲームの評価は今のところあまり良くありません。
アーリーアクセス段階なので今頃は大きく作り直している状態なのでしょうが、それと並行する形でゲームに登場するキャラ達を3D化して無料配布すると、このゲームの知名度や売れ行きアップにつながると思います。
デザイン的にまずはウォリアー、ウィザード、ネクロマンサーの三体を3D化して配布し、残りのキャラも段階的に3D化していって配布するとか。
3D化にはコストがかかりますが、一度キャラを3D化するとプロモーション用の3DCGアニメが作りやすいというのもあります。
このゲームについては、他にも
「グラフィック素材やプログラムを流用し、このゲームとは別に『3DダンジョンRPGツクール』みたいなのを作って3000円以下でPCや家庭用ゲーム機で出すと、こっちがずっと売れ続けそう」というのもあります。
ウィザードリィ外伝 五つの試練はソフト一本買うだけで膨大な数のウィズ系ダンジョンRPGが楽しめます。
(ゲーム制作機能はゲームに内蔵されていなく、PCのエディターを使う)
『ゲーム内で3DダンジョンRPGが作れて、作ったゲームデータをオンラインでやり取りできる』みたいなゲームが3000円以下で出たら、膨大な数のダンジョンRPGが遊べるという事で今後ずっと売れ続けるのではと思います。
モンスターグラフィックをDLCで追加できたり、またキャラもこのキャラデザの追加キャラを足せたり、それ以外にも別の色々なイラストレーターのキャラがDLCで追加できるようになると、より多彩なダンジョンRPGが作れて人気が出るでしょう。
個人的にはRPGツクールみたいに効果音も色々細かく設定できるようにしてもらいたい。
今作っているwitch&liliesと並行する形で素材やプログラムを流用したダンジョンRPGツクールをまた別に作って出すと、そっちの売れ行きで結構稼げそうだと思います。
脱線してしまいましたが、2D系のゲームでもコスト的に採算があいそうなら一部のキャラを3D化して無料配布すると、ゲームの知名度アップや売れ行きアップになるでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
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