見出し画像

PC向けフリーゲームのマネタイズ方法(お金稼ぎ方法)を色々考えてみる(ゲームの話シリーズ)

*文章量が多い記事です。時間がある時にゆっくり読んでください。

今はコンシューマゲーム機(switch,switch2,ps5,xbox)やPC向けにゲームを出す事でお金を稼ぐ事ができます。
個人開発者もパブリッシャーを介して出す事ができるでしょう。

ただ、実際は
・バグやクオリティチェックのために出るまでかなり日数がかかってしまい、そのための時間的負担、精神的疲労もかなりの物になる
・パブリッシャースタッフとのやり取りでも時間を取られたり、面倒な感じになる事もある(ダメなスタッフに当たりひどい対応をされる場合もある)
・望みのパブリッシャーはすでに随分先までスケジュールが埋まっていて、そこでは出せない事もよくある
・パブリッシャーの倒産に巻き込まれて非常に面倒な事になる場合もある。
・最近は大きく売れそうにないゲームの場合、パブリッシャーから断られてしまう事もある
・switch2のswitch互換のように、リリースからかなり年月が経ったソフトの修正が必要になる事もある。昔のゲームのプログラム修正はかなり大変。
(switch2のswitch互換は完全じゃないため、ソフト側で修正が必要になってくるし、修正でカバーできない事もある。出しているソフトの数が多いほど修正に費やす時間やコストが増えてかなり面倒な事に。)

などあります。
「お客様にお金を出して買ってもらう」からこそ、色々面倒な事や時間がかなり取られる事が当たり前になっています。
フリーゲーム制作の時のような気楽さはありません。

フリーゲームとして配布の場合は、こういう製作者側の時間的負担や精神的な疲労は有料ゲーム制作に比べてだいぶ減らす事ができますが、今のところ「無料で配るからお金にならず、そういう事に時間をたっぷり使いたくない」という事で忌避する人も多いでしょう。

スマホ向けに無料アプリとして出して広告収入を得る方法もありますが、スマホでの操作感はPCゲームとはだいぶ異なります。
作れるゲームがだいぶ異なります。

一応dlsiteなどで個人で作ったPCゲームを売る方法もありますが、これはエロゲー以外はあまり売れません。

今回は「PC向けにフリーゲームとしてリリースし、大きな額では無いがそこそこお金を稼ぐ方法」についてお話してみようと思います。
人によっては年に数十万円、上手くいくと年間で100万円を越えたお金がフリーゲーム制作で入ってくるようになるでしょう。

こういう方法でフリーゲームのマネタイズ(金稼ぎ)ができるようになると、「自分はもう少し気楽にできるフリーゲーム制作で色々なゲームを作ってみる」という人が今後増えていくのではと思います。


・kindleで本をいくつか出し、その本の購入や宣伝を起動画面でお願いする方法

私はkindleで本を色々出しているのですが、私と同じようにkindleで本を色々出している人の場合、

このフリーゲームや他のゲームはアマゾンのkindleで出している私の本の収益を使って開発をしています。
私、緒方ひろと(この部分はあなたの名前にする)がkindleで出している本を何冊かご購入したり、あなたのSNSアカウントで本のご紹介をしていただけると、このゲームの開発資金が増えて助かります。

みたいな感じのテキスト表示をゲーム起動時に毎回すると、そのフリーゲームを気に入った人の中には本を買ってくれたり、SNSのアカウントで本を紹介してくれる人も出てくるでしょう。

そのゲームをプレイする人の中には『SNSでフォロワー数が多い人(数万や数十万人)』も何人か混ざっている場合、『本がかなり多くの人に宣伝されて知名度が一気にアップする』という事にもなります。
有名配信者や芸能人があなたのゲームのプレイ動画をアップすると同時に、その中にはkindle本も軽く紹介してくれたりも。

また、そのフリーゲームを気に入った人の中には「作者を応援するためにアマゾンで出しているkindle本に高評価を付けてくれる」という事もしてくる人も出てくるのではと思います。
逆にそのゲームが嫌いな人が低評価をしてくる事もあるとは思いますが。(残念ながらアンチは必ず発生します)

アンチ対策としては、以下の記事を多くの人に読んでもらうのが良いと思います。

嫌がらせレビューをしていると突然自分のアマゾンアカウントが消滅し、買っていたkindle本が全て消滅する事がある」というのを知る人が増えるほど、嫌がらせレビューをする人が減る事になるでしょう。
嫌がらせレビューで苦しんでいる人はこの記事はどんどん紹介してみてください。


なお、作者自身が「アマゾンで出している本に高評価してください」とは絶対に言わないように注意を。
これをやるとアマゾンの重大な規約違反になります。
「高評価をするのをお願いする」は絶対にやらないでください。

・設定資料集などのkindle本を出してみる

ゲーム開発をしていると色々な素材が増えていきます。
その中で公開しても問題無さそうな開発中の設定画像や、ドット絵、ちょっとした文章などを組み合わせた「設定資料集」みたいな物をkindleで出すと、その本が少し売れて多少は金になるかもしれません。
本の製作の手間がかかりますが。


・そのゲームのキャラが登場するミニ漫画をkindleで出してみる

安めの価格でそのゲームのキャラが登場するミニ漫画をkindleで出すと、ゲームでキャラを気に入った人達が買ってくれるかもしれません。

また、kindleインディーズマンガで無料で配布すると、そっちで先にキャラを気に入り、フリーゲームを遊んでくれる人がだいぶ増える事になったりもします。


・3D系のゲームの場合、キャラモデルを3Dフィギュアとして売ってみる

キャラが魅力的な3D系のゲームの場合、そのキャラがワンボタンで色々なポーズに変わる3Dフィギュアとしてboothなどで販売してはどうでしょうか。

unityかunreal engineで3Dビュワーを作り、

・光源の位置やライティング用のHDRI画像を変更できる
・カメラの位置や角度の操作ができる(ゲーム機で販売する時のようなアングルの規制は無し)
・キャラのポーズは5~10種類くらいあり、ワンボタンでポーズを変えられる
・キャラの表情もポーズとは別に変更可能
・余力があれば「ボイスボタン」で何種類かしゃべらせる機能も入れる

みたいな感じで「3Dフィギュア」としてboothで売ってみるのです。

現実のリアルなフィギュアはかなり値段が高いですが、こういう3Dフィギュアは一体500円前後の買いやすい値段にすると、フリーゲームでキャラにはまった人が気軽に買ってくれるのではないでしょうか。


・ゲーム内で広告表示をする事にし、その広告主から事前にお金をもらう方法

事前にいくつかの広告主と契約し、ゲームの起動画面やロード画面などに広告を表示したり、ゲーム画面の端の方にバナー広告などをゲームプレイ中にずっと表示しておくという事もできます。

ただし、広告表示の場合は「ゲーム中に広告表示があるゲームは掲載できない」というフリーゲーム配布サイトでは登録できなくなりますので注意してください。
「ふりーむ」とかが規約でNGになっています。

スマホの無料ゲームの広告とは違って広告を途中で変更できないため、表示される広告はずっと同じという感じになります。

複数の広告主と契約し、順番に表示される広告を切り替えていく方がユーザー的にも「あまりにも同じ広告が繰り返し表示されてうんざりする」とは思わなくなるでしょう。
一社だけの広告だとずっと同じ商品やサービスが表示され、だんだんうざくなってきます。

一社あたり2~5万円、それを10社と契約すると20~50万円になり、その10社の広告を順番にゲーム中に表示していくのです。
契約会社数が多いともっと儲けが増えそうですが、表示回数が減る分一社あたりから取る広告料は減らす必要があります。

開発途中のバージョンを公開し、「このゲームの広告主を募集しています。掲載料はいくらです。」とSNSで呼びかけてみると良いでしょう。
広告料がそこまで高くなく、良さそうなゲームなら広告主になってくる会社やお店も出てきます。

くれぐれも変な商品やサービスの広告は掲載しないように注意を。(そういうのを掲載するとトラブルに発展します)


・寄付を募る方法(itch.ioやboothなどで)

海外のサイトですが、itch.ioでフリーゲームとして配布し、その際に寄付を募る方法もあります。
ただし、海外で配布する場合はテキストのローカライズが必要になってきます。

日本の場合、boothでフリー版を配布すると同時にお布施(寄付)用の有料版を売るというのも良いでしょう。
有料版にはおまけを付けたりすると有料版の購入数が増えます。

シューティングの場合、「有料版はアレンジステージやおまけステージがプレイできる」みたいなのも面白い。
「有料版は通常版に収録されていないイラストギャラリーがあったり、3分や5分のキャラバンタイムアタックモードがプレイできる」みたいなのも。


・フリーゲーム用に作った素材をboothやunity asset store,unreal engineマーケットプレース(Fab)などでゲーム制作用素材として売る

数はそんなに売れないと思いますが、フリーゲーム用に作った2Dや3D素材、効果音、音楽などをunity asset storeやunreal engineマーケットプレース(Fab)、boothなどでゲーム制作をしている人達向けに「ゲーム素材」として販売して多少お金を稼ぐという手もあります。


・SNSでゲームの情報発信時に毎回スポンサーの紹介をする

ゲーム開発をしている人はSNSでこまめにそのゲームの情報発信をするでしょうが、その際に「このゲームは何々というお店や会社がスポンサーになっています」というスポンサーをリンク付きで紹介する事にし、その紹介料としていくらかお金を事前にいただいておくという方法です。

一つの会社やお店だけでなく、複数の会社やお店とスポンサー契約をし、SNSでの情報発信時には毎回その会社やお店をスポンサーとして紹介するのです。

利用しているSNSによっては規約でこういう行為がNGになっている場合もありますので、必ず規約を確認してください。


・フリーゲームから有料ゲームへ発展させる方法もある


フリーゲームとしてある程度人気が出た場合、いくつかのパブリッシャーから「このゲームをコンシューマーゲーム機などでも出してみませんか?」という声がかかるようになる事もあります。

その場合はもっと多く稼げますが、冒頭に書いたように「色々時間がかかったり面倒な事になる」というのもあります。


・フリーゲームでは「問い合わせには対応していません」ときちんと明記しておく必要がある

フリーゲームやフリーソフトを配布した事がある人なら体験している事でしょうが、「問い合わせ対応を真面目にしだすと時間がすごい取られるし、精神的な疲労もすごい」というのがあります。
変な人の問い合わせで精神的苦痛、時間的な損害が大きくなる事もよくあります。

ある程度ゲームに人気が出ると問い合わせメールの数も増えてきて、それをただ読むだけでも結構な時間毎日奪われるはめになります。
また一部であれ返信もするともっと時間を奪われます。

私は有料ゲームの場合はともかく、フリーゲームの場合は問い合わせの対応は一切しなかったり、そもそも「メールを送られてもまず読まない」で良いのではと思います。(重要そうなメールは除き)

問い合わせメールを送っても返信が無いとそれで機嫌を損ねてアンチになりトラブルを起こす人もいます。(ずっと粘着して足をひっぱる人も)
そのため、問い合わせ先をゲーム内で記載すると同時に「時間的な都合もあり、問い合わせには対応していません。メールをお送りされてもほとんど読んでいません。返信は期待しないでください。」とも記載しておくのをおすすめいたします。


記事をお読みいただきありがとうございました。

自分はゲーム制作をしているが、なるほどこういう風に気楽に作れるフリーゲームで年間にそこそこの額お金稼ぎできるのか?ずいぶんと参考になった」と思った人は、私がkindleで出している本をいくつか買ったり、SNSで時々本を紹介していただけたら幸いです。

私自身も有料ソフト制作とは別に気楽に制作できるフリーゲームを作って今後配布するかもしれません。

視力回復の本です。「自分の眼とは思えないほど物の見えが良くなる」という体験をしてかなり驚くでしょう。

忍耐力を楽しみながら鍛える本です。
忍耐力を鍛えると人生や仕事で色々大きなプラスになります。

心の病や自律神経失調症、慢性疲労症候群で苦しんでいる人やそのご家族のために何年もかけて作った本です。
脳が何故不調に陥るのか?」を科学的に理解できます。
是非一度読んでみてください。