【目印を見つけるノート】1889. 臆面はないけれど間違いではない
昨日は投稿できなかったので、今日は2投稿でキャッチアップするのですが、そうですね……珍しく、何を書いたらいいのかわかりませんでした。いや、どう書いたらいいのか分からなかった。
いきなりですが、曲を出します。
U2『Sunday Bloody Sunday』
前にも出しましたが、このライブヴァージョンを引いています。好きなライブなのです。
こちらは1986年におこなわれたAmnesty International(国際NGO)の『Conspiracy Of Hope』ツアーの一幕です。U2はこの曲と確か『Pride』と『Maggie's Farm』を演奏していました。その後に他の出演者がステージに出てきて『Sun City』を合奏したのです。ツアーは全米6カ所でおこなわれたそうです。このU2のパフォーマンスは、前年の『Live Aid』のものに匹敵するものだと私は思っています。
国際NGOがスタジアムでアメリカツアーをするというのもあまりないと思いますが(単発のチャリティはあっても)、この年はそれをやった。ある意味貴重なアーカイブなのですね。
Jack Healeyさんというアメリカ支部代表(当時)の方があいさつされているのも昔映像で拝見しましたが、かなりインパクトのある方でした。加えてこのツアーは超有名なプロモーター、Bill Grahamさんが担当されました。商業ベースのプラットフォームをそのまま使ったものなのです、インパクトの強い二人ががっちり手を組んだ果実といいましょうか。U2の他にもStingやPeter Gabriel、Bruce Springsteen、Tracy Chapman、Lou Reedなどのアーティストが出演していました。
確か1988年には『Human Rights Now!』というタイトルで日本公演もしていました。東京ドームで1度きりでしたが、チケット代はストーンズやマドンナと一緒だったような気がします。
さて、思い起こせば、
U2はあまり好きじゃないとおっしゃる方もいらっしゃいました。私も熱烈なファンとはいえませんが、好きじゃないということはないです。たぶん私が思うに「臆面もなく正論を歌う」のが理由かなと思いますが。たいていは、何かのレッテルを貼られたくもないので、皮肉や冷笑や傍観や穏やかな希望で済ませるでしょう。それが無難です。
実際バンド自身も、90年代以降はより個人の内面を掘り下げるようになっていきました。
ただ臆面がないにせよ、間違ったことは言っていない。この曲で言っていることもしごく真っ当です。この曲間にも「ニュースを見ている?ニカラグアやベイルートやベルファストのことはちゃんと聞いてる?」と言っていますが、地名を変えれば同じことで、今もまったく通じます。
今中東で、東欧で、東南アジアで、南米で、アフリカで……「世界で起こっていること」を知ってる?ということですね。
知らないからどうというのではなくて、知ってどう思うかが大事なのだと思います。
ここ数年、世界のニュースメディアのSNSを多くフォローしていますが、暗澹たる気分になることが少なくありません。ただそれと同時に希望も少なからずあるように私には思えます。暗澹たるニュースを縫うように、人々がゆるやかに繋がろうとしている様子が見えるので、今日も私はニュースを開きます。
そのようなことをちょっと書きたいなと昨日は思っていたのですが、なかなか難しいですね。
とどのつまり、思想云々ではなく、戦争も攻撃も止めてほしいという、ただそれだけなのですが。

ここで、Sly Stoneさんの訃報を知りました(享年82歳)。この前も出しましたが、また1曲。
Sly & The Family Stone『Thank You』
いいMVですね。ベースがブンブン。
やっぱりカッコいいです。
ご冥福をお祈りします。
今日の一本目はそのような感じです。
お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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