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完成したら もういいや病

モノを作るのは
好きだった

絵を描いたり
デザインを考えたり
服を作ったり

手を動かして
形にすることは
とても 楽しかった

でも

同じものを
何度も作るのは

好きじゃない

構造や工程がわかると
さして 興味がなくなる

だから

私は 趣味が続かない
飽きっぽいんだ

そう思っていた

でも
創作欲はある

仕組みを理解したものを

何度も繰り返し作ることに
興味が持てなくなるだけだ


二年前

義母の入院で

暇つぶしになるかなと

キラキラした小さなパーツを
ひたすら貼って
絵を完成させる

ダイヤモンドアートの
コースターをプレゼントした

すると

義母は
どっぷりハマった

退院後も
大作をいくつも完成させ

今も続けている

私も

そんな
細かい作業が
好きな人間だと
思っていた

でも

一枚も
完成させられなかった

途中で
挫折した

同じような作業を
ひたすら繰り返すことが

私には
向いていなかったみたいだ

義母が
あんなにハマっている理由が

今でも
ちょっとわからない

すごいなぁ


モノづくりで
一番ネックに思うのは

完成品
作りかけ
材料なんかが残る

モノが
増えていく

完成品を
人にあげたり
売ったり
処分したり
また素材に戻したり

増えることへの違和感と
反復作業への飽き

モノを作り続けることに
限界を感じてしまっていたんだ



半年前
noteを始めた私は

毎日
文章を書いている

飽きない

昨日とは違うことを
書けるからだろうか

いや 違うな

「作ること」が
好きなのではなく

「新しいものを
見つけて具現化すること」が
好きなのだ

作るのではなく
創りたいのだと

人の魅力を
見つけたら

観察して
理由を知りたくなる

面白い出来事があれば

なぜ面白いのか
掘りたくなる

言葉を見つければ

どう組み合わせたら
面白くなるのか
試したくなる

一つ
理解したら

また次へ行く

文章には

材料の在庫も
完成品の在庫もない

作りかけを
放置しても

場所を圧迫しない

同じものを
作らなくていい

今日見つけたものを
今日の作品にする

明日はまた
別のものを
見つける

飽き症では無かった

創作欲と
反復欲が

最初から
別物だったんだ

【マタギの脳内サバイバル】
作り続けられる場所を
ずっと
探していたのかもしれない


そりゃ

ビーズもマクラメも
向いてないわ

でもバッグ作り欲は
定期的に 来る

美しい縫製を
見つけたら
すぐ作ってみたくなる

なるほど

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