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名言は 誰が言うか

夏休み
なんとなくDr.STONEを読み始めた

漫画って
なかなか 名言が多い

そそるぜ!

心に残る言葉って
どうやって生まれるんだろう

Dr.STONEのセリフを見ても
今までなにも 感じなかったのに

名言そのものが
実は すごいのか

それとも

誰が言ったかが
すごいのか

私は後者かな と思っている

たとえば
宇宙兄弟の南波六太

彼は
最初から完璧な人間じゃない

迷うし
嫉妬もするし
格好悪いところもある

それでも
宇宙を諦めきれなくて

何度も考えて
何度も立ち上がる

そんな六太を
ずっと見てきたから

彼がふと口にした言葉に

「ああ
この人が言うなら」

という重さが乗る

鋼の錬金術師の
ロイ・マスタングもそうだ

野心家で
軽口も叩く

でも
仲間を失った痛みも
背負っている

理想を語るだけじゃなく
その理想のために
自分が何を背負うのかも
知っている

だから
彼の言葉には
「この人はここまで来た」
という時間がある

スナフキンも

彼が言うから
刺さる言葉になる

同じ言葉を
スニフが言ったら

「いや
お前それ不安だから
言ってるだけだろ」

となるかもしれない

ミィなら

「それ
あんたが好き勝手したいだけでしょ」

で終わるかもしれない

言葉だけを抜き出したら
似たようなことを言っている人は
いくらでもいる

でも

その人が
どう生きてきたか

何を選んできたか

何に悩んで
何を失って
それでも何を諦めなかったか

そこまで知ると

たった一言が
「名言」になる

逆に

何の前振りもなく
目の前にいるカップルの彼氏が

「人生とは
自分自身との戦いだよ」

なんて言ったら

私はたぶん

「……急にどうした?」

と思う

言葉が悪いんじゃない

背景を知らないからだ

だから
名言って

言葉そのものに
価値があるというより

その言葉の後ろに
積み重なった時間まで含めて
名言なんじゃないだろうか

偉人の名言も
きっと同じだ

その一言だけを
切り取れば

「なるほどね」

で終わるものでも

その人が
どう生きてきたかを
知ると

「この人が
この人生を歩いて
この言葉を言ったのか」

となる

言葉に
人生の重さが加わる

何気なく言ったことを

ずっと後になって誰かが

「あれって
今思えば名言だよね」

なんて言っていたら

それは
ちょっと面白いなと思う

名言は
作るものじゃなく

生きている中で
勝手に発酵していくものなんだろうな

【マタギの脳内サバイバル】
言葉だけでは完成しない
積み重ねた時間まで含めて
名言になるのかもしれない

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