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studiomoonnote
速度の 合う部屋
最近
ゆったり喋る人と過ごす時間が好きだ
別に
のんびりしているわけではない
むしろ手際はいい
移動もするし
お店も何軒も回る
昨日もかなり動いていたのに
え まだこんなに時間に余裕あるのか
となった
逆に
早口の人といると楽しい
情報量が多くて
テンポも良くて
どんどん世界が開いていく
でも気づくと
一日が一瞬で終わっている
たぶん私は最近
「何をするか」より
「どんな速度で時間が流れるか」
の方が好きみたいだ
ゆっくり喋る人は
即決しない
ちゃんと迷うし
ちゃんと選ぶ
だから
せっかちな人から見ると
少し面倒に映るかもしれない
でもその人たちは
自分の速度を
あまり他人に乱されない
そういう人の家は
大抵おしゃれだ
いや
正しく言うと
時間の流れ方が綺麗なのだ
植物の置き方も
食器の選び方も
余白の残し方も
急いで決めていない
感じがする
昔の私は
早い人たちと
たくさんの場所へ行き
たくさんの情報を浴びるのが好きだった
それはそれで楽しかった
でも最近は
植物を見たり
食器を吟味したり
好きなものを
ちゃんと選ぶ時間が心地いい
おしゃれな部屋というのは
高い家具がある部屋ではなく
その人の速度で
整えられた部屋なのかもしれない
【マタギの脳内サバイバル】
紡ぐ時間にも それぞれの美意識は滲む
今 私は
ちゃんと味わうフェーズのようだ
