The Bandを聴きながら(2026.07.14.夜)
夜は夜でしかなく
歌詞は歌詞でしかなく
今日は今日しかなく
明日には何もかも
消えていなくなっているだろう。
詞の意味は解らずとも
今、おれは、The Bandを聴いている。
The Bandの「The Weight」という曲を
爆音で流し聴いている。
涙のこぼれそうな夜に助けてくれるのは
私にとっては日本詞の歌だけなのだが
もっと軽く、それでいてしっかりと
自分を癒したい時、
洋楽を聴くことが多い気がする。
こういうときおれは
歌詞の意味を知ってる曲は聴かない。
歌詞の意味がほとんどわからない、
知らない歌しか聴かない。
今日の場合に限れば
おもむろにアコースティックギターの
フォークな音色が流れ出せば
それで、それだけでもういいのだ。
おれの一日は元通りになる。
そして明日になれば
また崩壊の一路をたどるだろう。
それでももう構わない。
おれの人生はデスクの上にない。
おれの人生は仕事道具のそばにない。
それでいながらもおれは
ちゃんとどこにもいけない。
いつかは、いつかは、
と爪を研ぎ続ければ
やがて研ぐための爪すら無くなるのだ。
早くしなければ。
そう思いながら微睡む夜には
たまらない気持ちになるのだ。
どうか、わかってほしい。
