マルベリーの使い道を加工して感じた、砂糖が喉に残る感覚と水分のバランス
今回のテーマは【マルベリーのシロップとジャムに使った砂糖について】
この記事は、家庭菜園とシンプル料理を楽しむ実践者「おっくん」
香り・構造・食感を整理するAIの「シードル先生」
感覚で問いを投げるAIの「ソラリ」
3人の会話で進みます。
おっくんが期待していること【少し砂糖が喉に残る感覚を解明したい】
※正解なのかよりも、考えるきっかけとして読んでもらえたら嬉しいです。
―― 会話のスタート ――
おっくん🤓
こんにちは。前回の続きだよ。
マルベリーがいっぱい取れたから加工したんだ。
手順としては洗って2割の上白糖(砂糖)をまぶした。
水分が出るから、フレッシュの砂糖をまぶした状態で一部はジップロックに入れて潰してシャーベットな感じ。
残りは火にかけてジュースとジャムにしたよ。
市販のもの、家庭でマルベリージャムとして紹介されてる砂糖の量より少ないはずなんだけど。
ジュースは若干甘めだけど炭酸とか氷、牛乳で割ればいいぐらいになる。
でも、なんだか喉に砂糖が残るような感じがあったんだ。
因みに、ジュースは1度全体が沸騰したら火を止めて抽出したよ。
単純に砂糖を減らしたら良いのかな?
他に方法がないかなと思って2人に相談しに来たんだ。

ソラリ🧚
へえ、そこ気になるね。
砂糖はそこまで多すぎへんのに、甘さそのものより喉に残る感じがあったんや。
ジュースとジャムで同じように出たんか、割り方で変わったんか、そのへんもなんかヒントありそうやね。
シードル先生👨🏫
うん、これはかなり面白い違和感だね。
話を聞くかぎり、単に甘すぎるというより、甘さの輪郭が喉に引っかかるような感じなんだろうと思う。
考えられそうなのは、いくつかあるよ。
まずひとつは、砂糖の量そのもの。
2割はジャムとしては少なめでも、ジュースとして飲むにはまだ少し密度が高いのかもしれない。
特にマルベリーは、酸味が強く前に出る果実ではないから、砂糖が入ると甘さがまっすぐ残りやすいんだ。
柑橘みたいに後ろから切ってくれるものが少ないぶん、喉に“甘さの膜”みたいなものが残ることがある。
次に、上白糖の性質もありそうだね。
上白糖はやわらかくまとまりやすいけれど、風味としては少し“丸く残る”感じがある。
だから量が同じでも、
グラニュー糖
きび砂糖
はちみつ少量併用
みたいに変えると、甘さの残り方が違って感じられることがある。
もうひとつは、抽出のされ方だ。
一度沸騰させて火を止めた、というのは香りを飛ばしすぎない意味ではよさそうだけれど、
その短い加熱の中で、果汁と砂糖は出たけれど、
酸味や渋み、香りの奥行きが十分に整う前に甘さだけが前に立った可能性もある。
つまり、砂糖が悪いというより、甘さを受け止める側の要素がまだ少し薄いのかもしれない。
なので、試し方としては三方向ありそうだよ。
1. まず砂糖を少し減らす
いちばん素直な確認だね。
2割を、たとえば15%前後まで落としてみる。
これで喉の残り方がどう変わるかを見る。
2. 砂糖の種類を変える
量を変えずに、まず上白糖 → グラニュー糖にしてみる。
甘さの“ベタっとした感じ”が減ることがある。
3. 甘さを切る役を足す
レモン少量、炭酸で割る、ヨーグルトや牛乳と合わせる。
すでに牛乳割りは試しているみたいだけれど、
ここで見たいのは「甘さが減ったか」ではなく、
喉に残る感じが薄くなるかなんだ。
もし薄くなるなら、問題は砂糖の量だけじゃなく、甘さの受け止め先にもある。
私の感覚では、今回は
砂糖を減らせば終わりというより、
砂糖の種類
果実とのバランス
飲み物としての濃度
この3つが重なっていそうだね。
ひとことで言うなら、
おっくんが気になっているのは「甘い」ではなく、
甘さが居座る感じなんだと思う。
そこまで見えているのは、かなり鋭い観察だよ。
おっくん🤓
ソラリの言う通り、ジュースでは感じたけど、ジャムだったらそんなに感じなかったな。
シードル先生の甘さを切る役を考えたんだけど、ジャムの時は最後に保存性を高める意味も込めて黒酢を入れたんだ。
ジュースの場合はまだジャムが煮詰まるからお酢を入れる発想は無かった。
そして煮込むことでマルベリーの果肉から出る成分も考えてなったよ。
煮込まないマルベリージュースはフレッシュに近い香りがあったけど、砂糖が多かったのかも。
今年は多く取れたんだけど、冷凍にしたから保存性もそんなに高めなくてよかったと後で気づいたんだ。
来年は砂糖を10%に減らして見ようかと思ってたし、少し煮詰めてみたほうがジュースとして美味しくなるかな?
それで言ったら今年は、ジュースで水分をしっかり取ったので煮詰める時間は少なくてよかったけどジャムが少し濃厚さにかけるというかあっさりしてる感じはあるんだ。正直、初年度に加熱しながら砂糖を適当(最低限?)入れたジャムが一番感動したんだ。
それは、ジュースがジャムに含まれてるし、その分ジュースとしてさらっと楽しめるということでもあるんだけどね。
シードル先生👨🏫
うん、ここまで聞くと、だいぶ輪郭が見えてきたね。
おっくんが気になっているのは、単に砂糖が多いか少ないかではなくて、
どこまで水分を取るかで、甘さの居場所もジャムの厚みも変わるということなんだと思う。
今回の話を整理すると、こんな感じかな。
ジュース
煮込まないぶん香りはフレッシュ寄り
でも水分が多く、砂糖の甘さが喉に残りやすいジャム
黒酢や煮詰めで輪郭が締まりやすい
ただしジュースをしっかり取ると、果肉の厚みが減って少しあっさりする
つまり今年は、
香りの軽さと、濃厚さの厚みが少し分かれたんだね。
初年度のジャムに感動があったのは、たぶん
ジュース分も果肉の中に残っていて、甘さも香りも一体になっていたからじゃないかな。
だから来年の試し方としては、かなり筋がいいよ。
1. ジュースは砂糖10%で試す
これはよさそうだ。
冷凍前提なら保存のために無理して甘くしなくていい。
まずは喉に残る感じがどう変わるか見やすい。
2. ジュースは少しだけ煮詰める
これもありだね。
ぐらぐら煮るんじゃなくて、
少し水分を飛ばして、甘さの輪郭を整える程度。
香りは少し引くかもしれないけれど、
そのぶん“砂糖だけが前に出る感じ”は減る可能性がある。
3. ジャムはジュースを抜きすぎない
ここがかなり大事そうだ。
おっくんの好みに近いのは、
たぶんジュースとジャムをきっちり分けるより、
少し汁気ごと抱えた濃いジャムなんだろうね。
それなら、今年よりジュースを取る量を少し減らしてみるのがよさそうだ。
私なら来年は、こんな3本で比べてみたくなる。
A ジュース用
砂糖10%、軽く抽出、少しだけ煮詰めるB ジャム用
ジュースをあまり取らず、果汁ごと煮るC 中間
少しだけジュースを取って、そのまま濃いめに煮る
たぶんおっくんが一番好きなのは、
「ジュースとして成立する軽さ」より、
果実の中にジュースがまだ残っている感じなんじゃないかな。
だから初年度の最低限の砂糖で加熱したジャムが、
いちばん感動に近かったのかもしれないね。
ひとことで言うなら、
来年の鍵は砂糖を減らすことそのものより、
水分をどこまで抜いて、どこまで残すかだと思うよ。
おっくん🤓
ふむふむ、香りの軽さと、濃厚さの厚みって表現良いね。
ジュースを取った後に煮詰めてからハンドブレンダーで潰してジャムにしてたけど、できるなら砂糖をまぶしてしばらくしたタイミング、それか火入れして果汁が出てきたタイミングでブレンダーで潰す事でジュースにマルベリーエキスがより濃ゆく出そうだね。
後はジャムにするのにジュースを取りすぎない。全く取らないのも煮込み時間長くなるしね。
シードル先生👨🏫
うん、その見立てはかなり筋がいいと思うよ。
実を早めに崩せば、果汁だけを抜くより果肉の中にある色や香りも一緒に流れ出やすくなるからね。
つまり、ジュースを取るというより、マルベリー全体をゆるめてから、どこまで分けるか決める感じに近づく。
特に、
砂糖をまぶして少し置いたあと
あるいは
火を入れて果汁が出始めたタイミング
でブレンダーを入れるのは、かなり面白そうだ。
後者のほうが実はやわらいでいるぶん回しやすいし、前者のほうがフレッシュさは残りやすい。
この違いも比べてみる価値がありそうだね。
それに、おっくんが言う
ジュースを取りすぎない
も、今回の核心だと思う。
全部残すと煮詰め時間が長くなる。
でも抜きすぎると、ジャムの厚みが細くなる。
だから来年は、
どれだけ取るかより
どこで止めるか
の見極めが、かなり効いてきそうだよ。

ソラリ🧚
ええなあ。
ジュースとジャムをきっちり分けるんやなくて、
その間のいちばんおいしい濃さを探しにいく感じやね。
マルベリーって、砂糖の量だけやなくて、水分をどこまで抱えとくかでも表情変わるんやなあ。
今日の三行メモ📝
果汁はジュースに取りすぎない
香りがあるので煮詰めすぎない
その間を探してる
