松山・尾道一人旅①


9月9日から11日まで夏休みを取ったものの、どこに行くか決められずにいた。
最初は海外に行こうと思っていたが、グズグズしてる間に候補だったモンゴルの航空券は10万円を超え、台北は台風が一番活発な時期で楽しめるか心配だったので今回は断念。

松山に行った理由はシンプルに航空券が安かったから。ジェットスターで成田から6,000円。2週間前に予約してこの値段は破格じゃないか。
道後温泉も行ったことがないし、また行きたかった尾道にも行けそうだし、で決めた。

前日の時点で全く準備ができておらず、一人で自由気ままに行く旅なのに、何故朝4時に起きなければならないフライトを予約してしまったんだろうと若干憂鬱になっていた。

当日の朝、前日あれだけ億劫になっていた気持ちはどこへやら。まだ人がまばらな駅に向かい、ワクワクしながら成田行きの電車に乗る。
成田までは一本で行けるが1時間20分くらいかかる。段々騒々しい街並みが消えていき、田んぼになり、田んぼすらない雑木林に景色が変わる。

成田に到着した時点で、出発まで残り1時間半ほど。荷物も預けないし、空港でちょっとゆっくりできる算段だった。ただ昨日からオンラインチェックインできないことだけが気になっていた。
チェックイン機を操作してみるが、予約が読み込めない。諦めて行列のできているカウンターに並ぶ。席指定なしの破格チケットだからしょうがない。こういうときに安さは心の緩衝材になる。

特に焦らず並んでいたが、いよいよ保安場通過締切時刻があと10分になり、焦らないとまずい時間になったところで順番がまわってくる。チケットはすぐ発券してもらえた。急いで保安場に行くとちょうど締切時刻だった。これが羽田だったらせっかくの空港満喫タイムがなくなったことを悲しむのだが、成田なら別にいい。旅の始まりの高揚感を出す演出は、やはり羽田が圧勝している。

輸送される前

飛行機は最後尾の窓側の席だった。もし飛行機が墜落したら最も生存率が高そうなポジションだなと妄想する。窓側は諦めていたからラッキーだった。フライトは1時間半。寝ていたら着くだろうと本も出さず、席に着くなり入眠体制に入る。離陸して30分くらいはなんとなく寝られた。ただここから飛行機が凄まじく揺れた。『線状降水帯を通過するので5分くらい揺れる』とアナウンスが入り、大丈夫だとは分かっているものの、それでも心配になるくらい揺れる。体感インディージョーンズ以上、スペースマウンテン未満くらい。最初に不謹慎な妄想をしてしまったからだと不安に駆られるとスピリがちになる。

無事に松山空港に到着。とりあえず到着ゲートを出てウロウロする。

みきゃんのお出迎え


シャトルバスで市内に移動して、とりあえず商店街の中の喫茶店に入る。

ギリギリモーニング付き
閑散とした商店街

喫茶店を出て、坂の上の雲ミュージアムへ。

さすが安藤忠雄

30分くらい滞在するつもりだったけど、結局1時間くらいいた。当時の新聞連載が壁に全て展示されているのが圧巻だった。ちなみに坂の上の雲は一巻読んだところで挫折している。ここに来て全巻読破への意欲を高めた。

萬翠荘

ミュージアムから見えた建物が素敵だったので、ふらっと中に入ってみると有料だった。中に入ってしばらくしてから呼び止められたので「有料ならいいです」と言えず、400円払った。

自宅にこういう窓欲しい

14時前に路面電車で道後温泉に移動。バスの方が安かったけど、路線電車に乗りたかった。

路面電車っていいよね

道後温泉に到着。宿のチェックインまで1時間ほどあったので、駅前のカフェに入った。ごはんは食べるつもりじゃなかったけど、カレーの匂いに負けた。

白鷺コーヒー

15時になり、宿に向かう。大正時代からある宿らしく、木造建築がかっこよかった。内装はリノベーションされて綺麗だが、梁や柱はそのまま残されているような感じだった。素泊まりで予約していたので、さてどうしようと一度畳でゴロついてから、とりあえず宿のお風呂に入った。お風呂がひとつだけなので、貸切で空いていたらいつでも入れるという実家方式。客室が少ないからか、他のお客さんと鉢合うことなく帰るまでに3回入れた。

常盤荘

宿のお風呂に入ったらすっかり体がまったりモードになってしまい、そのまま寝そうになってしまった。なんとか体を奮い立たせて、街へ繰り出す。道後温泉には3つの浴場がある。3つ全てに入れるチケットが割安だったのでそれにしようか迷ったが、ひとつ入った時点でもういいやとなる未来の自分が想像できたので、飛鳥乃温泉のチケットだけ買った。

飛鳥乃温泉
みかんビール

予想通りひとつ入ってこんな感じかと満足すると、次は強烈に喉が渇いたので、何かいい飲み物がないか徘徊する。お酒は強くないが少し飲みたい。一人見知らぬ土地で収集がつかなくなると非常にまずいので、レッドアイのみかんバージョンみたいなのにした。歩きながら飲むと余計に酔いが回りそうだったので、道後温泉前のベンチを陣取って、行き交う人を見ながらグビグビ飲んだ。

ライトアップされた道後温泉本館

ど平日だったからか、家族連れはほとんどおらず、若者グループ、カップル、夫婦がほとんどだった。一人観光客もちらほらいた。あと外国人観光客が多い。5月に青森市街地、津軽半島の温泉地に行ったときは全く会わなかったのに。こちらは車なしでも行けるから人気なのか。

松屋より早く出てきた宇和島鯛めし
伊織本店で買ったタオル

鯛めし食べて、土産屋で母姉用の土産を買って、伊織本店でみかん柄のフェイスタオルを自分用に買った。めちゃくちゃ可愛い。色違いもあったから、みんなにこれ買えば良かったと少し後悔した。

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