自己紹介|僕は何度でも人生を生きている|noteを描く理由
noteを始めたころに載せた自己紹介記事がありました。
ありがたいことに、多くの方に読んでいただき、コメントまで頂いて、しみじみ、幸せだなあと思っていました。
ところが、2026年3月31日20時。
物語を一本投稿した、そのタイミングで、なぜかその自己紹介記事が、すっと消えました。
えっ、と思いました。
何が起きたのか、すぐにはわからず、しばらく呆然。
とはいえ、「諸行無常」は、僕の座右の銘のひとつでもあります。
消えるものは消えるのだろう、と、ひとまず納得したことにしました。
ところが今日、ふと思い立って、パソコンの下書きフォルダをのぞいてみたら、ちゃんと残っていました。
なんだ、いるじゃないか。
というわけで、せっかくなので、少しだけ加筆修正して、もう一度ここに載せておきます。
1. なぜ書く?
日本の言葉がもつ不思議さや奥行きに惹かれて、俳句、短歌、川柳、琉歌、詩、随筆、エッセイ、短編小説。最近は、小論文のような文体にも少しずつ首を突っ込んでいます。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
私は、何かをきれいにまとめきれた人間ではありません。
わからないことのほうが多く、答えが出ないまま書いていることもたくさんあります。
でも、わからないままでも、立ち止まって考えることには、きっと意味がある。そんなふうに思っています。
ここにある文章は、すぐに役に立つものではないかもしれません。
読めば元気になるとか、前向きになれる保証もありません。
ただ、読んでいる途中で一度でも「んっ」と立ち止まる瞬間があったなら、それで十分だと思っています。
2. なにを描きたい
幼い頃から、少し違った角度でものごとを見る癖があり、気づいたことをずっと書き溜めてきました。
また長いあいだ、お年寄りの方々とご一緒する仕事にも就き、その中で本当に多くのことを教えてもらっています。
ここに書いているのは、その学びの途中経過でもあります。
広く、浅く。でも、楽しみながら。
ちなみに、自分で書いた文章を読み返して「で、結局、何が言いたかったんだっけ」と首をかしげることもよくあります。
そのまま読み進めてひとりで笑い、家族から向けられる痛い視線を、なぜか称賛だと勘違いしたりもします。
3. どんな世界をみてる
今は、「拾眺思考(しゅうちょうしこう)」という、思考法なのか、生き方の癖なのか、よくわからないものをまとめている途中です。
拾って、眺めて、急がずに考える。
思考法というより、たぶん、生き方の癖です。
妄想が趣味です。
想像が膨らんで、空想を通り抜けて、妄想が日常化しています。
そんなことをぼんやり考えながら、どうしたらイケオジになれるのか、その答えもだいたい頭の片隅をよぎったりしています。
noteは、その途中の記録です。
4. こんな人間です
約40年、お年寄りと向き合う仕事を生業にしてきました。
今は沖縄で介護の会社を経営する身でもあります。人と向き合うことが好きなんだと思います。
その一方で、ひとり畑を耕したり、ギターを弾いて歌をつくり、小さな旅に出る時間も大好きです。
沖縄の経営者であり、畑人であり、歌う旅人でもある自分のあいだに落ちてくる出来事を、言葉として拾い上げています。
ほんとに人生ですね。
25歳の時、いわゆる電撃婚でした。
出会って、すぐに結婚。
仕事も辞めて、彼女の住む街へ単身引っ越しました。
当然、身内からも、相手方の家族や親戚からも、
「やめておけ」
という空気の中でのスタートでした。
約20年の結婚生活でしたが、
結果的には、元妻の不倫をきっかけに、
約17年前に家庭内別居を経て別居。
そして13年前、45歳で離婚を経験しました。
それからは、四姉妹をワンオペで育ててきました。
ワンオペを始めた頃、末娘はまだ9ヶ月。
哺乳瓶を片手に、
育児をして、
会社を経営して、
頼まれればPTA会長なんかも引き受けていました。
気づけば、
ずいぶんたくさんの草鞋を履いていた気がします。
でも、
そうやって必死に頑張っていても、
陰では、
「奥さんはDVで出ていったらしい」
なんて噂が立ったりもしました。
正直、
心が折れそうになったこともあります。
何が本当なのかより、
人は「分かりやすい話」のほうを信じるんだな、と、
苦笑いしながら空を見上げた夜もありました。
噂の出どころも、
まあ、だいたい想像はついていました。
でも、
わざわざ説明して回るのも、
火に油を注ぐような気がして、
だんだん地域の集まりなどにも顔を出さなくなっていきました。
当時は、
人と会うことそのものが、
少し怖くなっていたのかもしれません。
睡眠時間は平均3時間。
今思えば、
案外、強靭なお父さんだったのかもしれません(笑)
いちばん下の娘も、いま17歳です。
上の三人は就職し結婚。
かわいい孫にも恵まれました。
振り返れば、
大変だったことも、情けなかったことも、笑うしかなかったことも、本当にたくさんありました。
でも、
だからこそ見えた景色もあった気がしています。
結婚から離婚までの20年を振り返りながら、
その時間を、エッセイとして少しずつ書き始めています。
結婚生活で悩んでいる人や、
人生の途中で立ち止まっている人の、
ほんの小さな参考になればと思いながら、
これからゆっくり公開していく予定です。
そして、ここ note に来た最大の理由は、
たぶん、こんなことじゃないかと思っています。
人生は一度きり、のはずなのに。
なぜか人は、
歩いて、思い出して、書いて、読んで、
何度でも人生を生きてしまう。
僕は、その不思議を味わいながら生きています。
その途中の記録を、ここに書いています。
