晃華学園小学校の入試対策|「40分の行動観察」と親子面接で見られる”心”の育ち【2027年度】
「晃華学園はペーパーだけ仕上げれば大丈夫?」「行動観察って、うちの子は何を見られているの?」──カトリックの男女共学校・晃華学園小学校の受験で、多くのご家庭が最初につまずくのがこの疑問です。
晃華学園小学校は、東京都調布市にあるカトリック(汚れなきマリア修道会系)の男女共学校です。系列の中学・高校は女子校ですが、小学校は男女共学という点をまず押さえておきましょう。教育目標は「人とともに人のために生きる子ども」。この一言に、晃華の入試が何を見ているかが凝縮されています。
「ペーパーさえ仕上げれば」と思われがちですが、晃華の入試はそう単純ではありません。むしろ、心の育ちや人との関わり方が丁寧に見られるのが特徴です。順番に見ていきましょう。
晃華学園の入試の全体像 ── ペーパー約30分+行動観察約40分
晃華学園の考査は、大きく ペーパーテスト(約30分) と 行動観察(約40分)、そして 面接 で構成されます。
ペーパーの出題は、聞き取り・言語・常識・数量・図形といった幅広い分野。私立小の一般的な傾向として、口頭での指示を聞いて進める形式が中心になります。「解ける」だけでなく、指示を最後まで落ち着いて聞き取る力が土台になります。
そして晃華で特徴的なのが、約40分と長めの行動観察です。ここに、晃華らしさが最も色濃く表れます。
※募集人数・考査日程・出願期間・学費などは年度によって変わります。出願前に最新の募集要項でご確認ください。
要点1:行動観察の「4つの場面」で見られているもの
晃華の行動観察は、次のような要素が組み合わさって進みます。
個人制作(はさみ・のり・折り紙などを使った巧緻性の課題)
共同作業(友だちと一緒に取り組む課題)
個人面接(考査の中で一人ずつ質問される場面)
グループ活動と、簡単な運動
ここで見られているのは、上手にできあがったかどうかではありません。指示を正確に聞き取れるか、丁寧に取り組めるか、片付けまできちんとできるかです。カトリック校である晃華は、友だちへの思いやり・協調性・礼儀を重んじる傾向があり、こうした「人との関わり方」が評価されやすい場面といえます。
なお、以前は「制作テスト」を独立した科目と捉えられることもありましたが、晃華の制作は行動観察の中の個人制作(巧緻性)として位置づけられています。単独の実技試験と身構えるより、「行動観察の一部」として日常の中で丁寧さを育てるのが近道です。
要点2:共同作業で表れる「人とともに」の姿勢
晃華の教育目標「人とともに人のために生きる子ども」は、共同作業やグループ活動の場面でそのまま観察されます。
自分の意見を押し通すのでも、ただ黙って従うのでもなく、友だちと譲り合い、困っている子に自然と声をかけられるか。カトリック校が大切にする「愛と奉仕」の心が、遊びや作業の中の何気ない行動ににじみ出ます。
当社の分析では、晃華で評価されやすいのは「一番になること」ではなく、周りと気持ちよく取り組める子どもの姿です。ご家庭でも、勝ち負けよりも「一緒に楽しくできたか」を大切にする声かけが、そのまま準備につながります。
要点3:第1回と第2回で形が変わる「親子面接」
晃華の面接は親子面接で、子どもにも直接質問があります。特徴的なのは、回によって形が変わる点です。
第1回:親子一緒の面接(考査前の指定日)・各約10分
第2回:親子別の面接(考査当日)・各約10分
両親そろわなくても受験でき、それが合否に関係することはありません。また、カトリックの信者でなくても入学できます。ただし、面接では「なぜ晃華学園なのか」「カトリック教育のどこに共感したのか」といった、建学の精神への理解と共感が問われやすい傾向があります。
信仰について難しく語る必要はありません。「食事の前に感謝する」「困っている人に声をかける」といった、日常の中の思いやりや感謝が、晃華の大切にする価値観と重なることを、家庭の言葉で誠実に伝えられることが重視されます。
子どもへの質問では、名前や家族のこと、幼稚園での様子などを、面接官の目を見て自分の言葉で話せるかが見られます。大きな声である必要はありません。
家庭でできる第一歩
今日から始められることを、3つに絞ってお伝えします。
「今日、幼稚園で何が楽しかった?」を毎日聞く ── 自分の体験を言葉にする習慣が、個人面接や子どもへの質問にそのまま生きます。
お手伝いを一つ、続けて任せる ── 「人の役に立つ喜び」を知っている子どもの姿は、晃華が大切にする心の育ちと重なります。
勝ち負けより「一緒に楽しめたか」を褒める ── 共同作業・グループ活動で表れる協調性は、日々の遊びの中で育ちます。
英語教育に力を入れている(1年生から週3回)ことなど、学校の特色を親子で話しておくと、志望動機も自然な言葉になります。
まとめ:晃華学園が入試で見ているのは「学力」と「心」の両方
ペーパー約30分 → 聞き取り・言語・常識・数量・図形を、落ち着いて
行動観察約40分 → 個人制作・共同作業・個人面接・グループ活動で「取り組む姿勢」と「人との関わり」
親子面接(第1回・第2回で形が異なる) → カトリック教育への理解と、家庭の思いやりの育ち
5つに共通するのは、教育目標「人とともに人のために生きる子ども」という晃華の理念です。晃華の入試で見られているのは、完璧さではなく、その家庭の日常に思いやりと丁寧さが自然に根づいているかです。
晃華学園小学校の入試対策を本格的に始めたい方へ
本記事では入試の全体像をお伝えしましたが、実際の対策には具体的な練習問題・課題・質問集が必要です。
【晃華学園小学校】入試完全攻略ガイド《2027年度版》では:
ペーパーテスト対策 ── 聞き取り・言語・常識・数量・図形の分野別に、解き方の手順とつまずきポイントつき
行動観察シナリオ ── 共同作業・グループ活動を中心に、良い行動・避けたい行動・家庭での声かけを完備
個人制作(巧緻性)課題 ── 手順・よくある失敗と対策・丁寧に取り組む姿勢の育て方つき
親子面接100問(子ども40・父30・母30) ── 回答例・NG例・解説・アドバイスの4点セット
準備のロードマップ ── 願書の考え方・月別準備スケジュール
これ1冊で、晃華学園小学校の入試対策の全体像がつかめる構成です。
免責事項
本記事は学校の公式発表ではなく、公開情報をもとに独自にまとめた参考情報です。入試の出題内容は学校から公式に発表されているものではなく、傾向は一般的な私立小受験情報を含めた総合的な分析に基づきます。募集人数・考査日程・出願期間・学費・面接形態などは年度によって変わる可能性があるため、最新かつ正確な情報は晃華学園小学校の公式発表・最新の募集要項でご確認ください。本記事は合否を保証するものではありません。
