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言葉にどんな気持ちを込めているだろう

朝会った時、『ずっと会いたかったこの人にやっと会えた』という気持ちで元気よくあいさつしてみてください。

大西泰斗

出典)
読売中高生新聞 第613号
発行 2026年8月28日

 お盆休みのころには気温が下がり、「このまま秋になるのかな?」と思ったのですが、今週はまた夏の暑さが戻ってきてしまいました。
 暑さに慣れたはずの身体ですが、一回気を緩めてしまったため、元のようには戻れず、今週の暑さは身体に堪えました。

 今年のお盆休み期間は、家の片付けをしたり、溜まっていた新聞や本を読んだりと、どこへ行くでもなくのんびりと過ごすことができました。
 疲れているとなかなか新聞や本を読むことができないのですが、一旦読み始めると次から次へと読みたくなるから不思議です。
 冒頭の言葉は、NHKの英会話番組の講師などをされている大西泰斗(英語教師、言語学者 )さんがインタビュー記事の中で中高生に向けて、以下の文脈で語ったものです。

 人から好かれるコツとして、僕が実践していることを一つお教えします。朝会った時、『ずっと会いたかったこの人にやっと会えた』という気持ちで元気よくあいさつしてみてください。すると、自分の表情が変わってくるはずです。

 大西さんは『自分の能力を磨くことと同じくらい、周りから好かれることは大切』だと言います。
 上記は、その『好かれる』ための方法の一つです。
 そして、このようにも言っています『人におもねることではなくて、自分が自分らしくあれば、自然と人は寄ってくるものです』と。

 とはいえ、『自分が自分らしくある』のはなかなか難しいものです。『自分らしさ』は、なかなか自分では気付きにくく、言語化しにくいものです。
 しかし『(気持ちを込めて)元気よくあいさつをする』は、意識をすれば今からできることではないでしょうか。
 必ずしも万人から好かれる必要はないと思いますが、嫌われるよりは好かれた方が良いに越したことはないと、私は思います。
 あいさつだけに限らず、他者と言葉を交わす場面は多くあります。その交わした言葉のうち、どれだけの言葉に気持ちを込めていたか。そんなことを考えさせられました。

 言葉にどんな気持ちを込めているだろう 
 一緒にゆっくり考えてみませんか ? 


 読売中高生新聞
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