今日できそうなことはなんだろう
『何でもいいから、まずはとにかくスタートさせてみる』
元バレーボール選手 大林 素子
2025年2月28日
11面「わたしの中高生時代」
今年の大型連休はカレンダーどおりだと前半は飛び石、後半は4連休という祝日の並びでした。有休を取って長い連休にされた方、大型連休中は忙しく働いていた方、祝日に影響されることなく淡々と過ごした方、色々な方がいらっしゃることでしょう。
私は今年の大型連休中、家族と過ごしたり、仕事をしたり、ライブを見に行ったり、掃除をしたり、たまっていた本や新聞を読んだり、積極的にぼーっとしたりと、活動的に過ごしました。
たまっていた新聞の中には2月の日付のものもあり、だいぶ長く新聞を読まずにいたなと、少々反省もしていました。
冒頭の文言は、そんな2月発行の新聞を読んでいるときに目に留まったものです。
元バレーボール選手で日本代表として3度のオリンピックにも出場した大林素子さんのインタビュー記事です。
中学の部活時代は練習がしんどく、部活をサボるようになっていた大林さんが、縁あって実業団チームの練習に参加するようになった頃、練習に対する考え方を大きく切り替えたとのことです。
私はこの記事を読んで、「経験を積むこと」の大切さと難しさを思いました。
人は、とくに大人になると、何かを始める前に『続けられるだろうか』『この年になってみっともない』『いまから始めても周りに追いつけるわけないし』など、「始めない理由」を考えてしまいがちです。
本当は興味があったり、やってみたかったりすることでも、そのように自分の気持ちに蓋をしてしまう。
恥ずかしかったり、失敗を恐れたり、世間の目を気にしたりなど、理由は様々でしょう。
しかし、何事も体験してみないとわからないことが多いものです。思いのほか同年代の仲間がいたり、楽しくて周りの目が気にならなくなったり。
たとえ、実際にやってみたら思っていたものと違った場合でも、『実際に行動をした』『頭で考えるだけではなく、実際に体験をしてみた』という経験は自分の中に積み上がっていきます。
また、将来「あのときやっておけば・・・」という後悔をしなくて済むことでしょう。
命に関わったり、人間関係を破綻させてしまうような失敗は避けなければなりませんが、そうでないのであれば、どんな小さなことでも『何かを始める』という行為は大切な経験になると私は思います。
今日できそうなことはなんだろう
何かを始めてみたいけれど一歩を踏み出すのが怖い方
何をやってみたいのかがわからなくなってしまった方
そんな方に寄り添える人でありたいです
読売中高生新聞
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