神武征討記外伝「人を育て、国を作る。~出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)復活の物語」
こんにちは。
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
弁護士の岡本卓大です。
読者のみなさま、note版、神武征討記。
楽しんでいただけているでしょうか?
神武征討記・第1話はこちら( ・ω・)
神武征討記は、有料記事ですが拡散していただければ全話無料で読めます( ・ω・)
note版で初めて神武征討記を読んで下さった方はご存じないと思いますが、実は、神武征討記には外伝があります。
それぞれ、神武征討記に登場するキャラクターから選んだ主人公視点で描いた物語です。
この度、note版【神武征討記】本編の進行に合わせて、神武征討記外伝も随時、アップしていきたいと思います。
神武征討記外伝は、すべて無料記事。
無料のマガジンも作っています( ・ω・)
一人ひとりが主人公!
神武征討記本編と合わせて、神武征討記外伝も、ぜひお楽しみください( ・ω・)
神武征討記外伝
「人を育て、国を作る。~出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)復活の物語」
ストーリーテラーのアメノウズメでございます。
「一人ひとりが主人公」の『神武征討記』。
今回の外伝は、出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)の再建についての物語です。
かつて、全国から神武様と同年齢の少年・少女60人を集めて3年間の教育を行った出雲大社学宮。
神武様と同級生だった出雲大社学宮の卒業生たちは、いずれも神武勢力の軍事・政治などの各分野で活躍しています。
しかし、出雲大社学宮は神武様が学んだ3年間のみの開校であり、その後は、長らく閉校しておりました。
この物語は、神武軍団が、ヘイケノキヨモリ軍団から安芸(広島県)を奪還し、神武様が政庁を広島に移した神武様30歳の年の4月から始まります。
安芸(広島県)神武王宮・・・

神武「ヒヨシサンノウ、イズモノアキヒメ。よく来てくれた。」

ヒヨシサンノウ「出雲王ヒヨシサンノウ。まかりこしました。」

イズモノアキヒメ「出雲王妃イズモノアキヒメ。参上いたしました。」
神武「先の安芸(広島県)攻略戦では、チチブカネビメに9000もの出雲兵を貸してもらい、助かったよ。
すんなりと安芸(広島県)をヘイケノキヨモリから奪還できたのは、出雲の援軍のおかげだ。ありがとう( ・ω・)」
ヒヨシサンノウ「いえいえ。我らの兵は神武様の兵。必要な時に兵を送るのは臣下として当然のことでございます。
それより、本日、我ら出雲の王夫婦をお呼びになられたのは、いったいどういう御用向きでございましょうか?」
神武「安芸(広島県)を奪還したことで、出雲(島根県)は、大和勢力と隣接しない安全国になった。
それに対して、この安芸(広島県)は、ヘイケノキヨモリ軍団や新たに配置されたトクソウノトキムネ軍団といった大和勢力と隣接する最前線。
この地政学的な状況は、二人なら理解できるかな?」
イズモノアキヒメ「はい。そうでございますね。
おかげさまで、我らの出雲(島根県)はいつ戦場になるかと怯える心配が無くなりました。」
ヒヨシサンノウ「我が出雲は最前線ではなくなったので、これからは、前線への補給・兵站を担うことになるでしょうか。」
神武「実はね。前線でなくなった出雲(島根県)に、子ども達を集めたい。大和勢力との戦争との戦禍を避ける意味と、次世代を担う者達を教育するためだ。つまり、出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)を再開させたい( ・ω・)」
ヒヨシサンノウ「出雲大社学宮を再開!?」
イズモノアキヒメ「まあ!考えてもみませんでしたわ!」

ダザイテンマン「実は、神武様は、九州の筑紫(福岡県)におられたときから出雲大社学宮の再開をお考えだったのだよ。
神武様の長子のタギシミミ様は11歳、キスミミ様は9歳。かつて神武様が出雲大社学宮で我らと共に学ばれたように、タギシミミ様とキスミミ様も同年代の子ども達と共に学び、広い視野を持つように育てたい。
神武様は、そのようにお考えだった。」
神武「まあ、最初は、我が子達のことからだったね。
でも、考えているうちに、タギシミミとキスミミだけでなく、全国各地にいる将来有望な子ども達を出雲大社学宮で教育して、次代を作る人材に育てたいと思うようになった( ・ω・)」
ヒヨシサンノウ「なるほど。それで戦場となる可能性が低くなった出雲で、出雲大社学宮の再開を・・・おおごとですね。」
神武「そう。おおごとだ。戦乱で荒れ果てた地に全国から子ども達を集めた学校を作るわけだからね。
出雲大社学宮の生徒は、王族や有力豪族だけでなく、能力のある民衆にも門戸を開きたい。まあ選抜試験は厳しくなるだろうけどね。
中心となるのは、13歳から15歳の世代が通う中等部。それよりも下の世7歳から12歳の世代にも幼年部を作りたい。
全寮制で出雲で過ごすことになるので、授業だけでなく、子ども達の衣食住も手配することになるから、かなりの大事業になるね( ・ω・)」
イズモノアキヒメ「神武様。ご質問させてください。
出雲大社学宮。学校や寮などの経費はいかがなさるおつもりでしょうか?
我が出雲で全額負担することになるのでしょうか?」
神武「いや。それはさすがに出雲の負担が大きすぎる。
出雲には、校舎や寮に使う土地を提供してもらう。校舎、寮は俺達が過ごした昔のものを改築・増築して使おう。建設費は、神武王宮の国庫でもたせてもらう。
教授陣の給与も神武軍の将校と同待遇で出す。
本当は、生徒たちには無償で学ばせてあげたいが、大和勢力との戦争中で、とても教育無償化ができる状況にない。
学費は、それなりの金額を生徒の保護者から納めてもらうことにする。
まあ、学費の問題で入学をあきらめる優秀な子達も出て来てしまうだろうが、今は戦時で、国作りの序盤だ。やむを得ない。ゆくゆくは、誰もが無償で学べるようにしたいものだね( ・ω・)」
ヒヨシサンノウ「わかりました。開校はいつを目指せばよろしいでしょうか?」
神武「かなり大変だが、来年の4月には開校したい。1年しかないが、できるか?」
ヒヨシサンノウ「できるかどうかではなく、やるということであればやる。それだけです。」
イズモノアキヒメ「神武様!出雲大社学宮の再開。我ら出雲も全力をもって尽力いたします!」
新制出雲大社学宮の開校に向けて、ヒヨシサンノウ・イズモノアキヒメ夫妻は動き出します。
講師となる教員の選定、教材・カリキュラムの作成、学校の運営方針の作成、寮の運営方針の作成と具体的な人員の配置。
全国各地で大和勢力との戦争が続く中、出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)の開校は、出雲をあげての大事業となりました。
年が明けて神武様31歳の年。1月。
開校準備を終えた出雲大社学宮の生徒募集と入学選抜試験の案内が神武勢力内各地に告知されました。
神武様の息子であるタギシミミは12歳、キスミミは10歳。
神武様のお子達は、まずは幼年部で過ごすことになりますが、実質的な新制出雲大社学宮の1期生となるのは、この年、13歳の世代の子達でした。
安芸(広島県)広島の街・・・
ウラワツキノミヤ、ヒムカノナミ、ギオンマツリの3人が出雲大社学宮生徒募集の立札の前で話しています。

ヒムカノナミ「へえ。ママ(サルメノウズメ)から聞いてた出雲の学校って、ホントに始まるんだぁ。」

ウラワツキノミヤ「13歳から15歳が中等部。生徒募集は13歳からだから、僕たちの年代が、1期生ということになるね。」

ギオンマツリ「ウラワツキノミヤ。俺は入学試験を受けようと思う。父ヤサカギオンも、母カグヤツキヒメも、かつて3年間を出雲大社学宮で学び、神武様のご学友となった。俺達は、タギシミミ皇子より1つ上だが、タギシミミ様の忠臣として次代を担うためにも、出雲大社学宮で学ぶことは必須だと思う。」
ヒムカノナミ「ええ~!ギオンマツリ君は、もう将来はタッギー(タギシミミ)の忠臣になるとか決めてるの~!?
私達、まだ今年で13歳よ~。」
ギオンマツリ「なんだよ。ナミ。お前、軍事重臣アチタケル様と政務重臣サルメノウズメ様の娘、三重臣のうちのお二方を両親に持つって、とんでもない家柄なのに、神武軍以外の進路を考えてるのか?」
ヒムカノナミ「だって~。親がどうだからで自分の人生決められたくないじゃない。
私は、ツッキー(ウラワツキノミヤ)と一緒にいられるところにいつでもいるのぉ~。」
ギオンマツリ「やれやれ。ウラワツキノミヤ。お前は、出雲大社学宮で学んで神武軍に入るんだろ?それとも宰相府か?」
ウラワツキノミヤ「まだわからないな。政治や軍事の道じゃなくて、学問研究も面白そうだなと思ってもいるし。まあ、母さん(チチブカネビメ)には相談したこと無いけどね。
まあ、どちらにしても、学費を出してもらえる恵まれた境遇だ。
出雲大社学宮には進学するよ。」
ギオンマツリ「もう試験は合格するの前提だな・・・まあ、いいや。
ナミはどうすんの?」
ヒムカノナミ「ツッキーが行くなら、私も出雲大社学宮に進学するわよ。
まあ、パパ(アチタケル)が、出雲に行ったら毎日会えなくなる~って泣いてるけど、正直、毎日、パパと面会交流ってのもウザいお年頃だし~。」
ウラワツキノミヤ「ギオンマツリこそ、いいのか?
やっとお母さん(カグヤツキヒメ)と一緒に暮らせるようになったんだろ?」
ギオンマツリ「母さんとは2年前までずっと一緒に暮らせなかった。筑紫(福岡県)で2年間一緒に過ごしたから、まあ3年間、出雲で寮生活も寂しくは無いかな。」
出雲大社学宮生徒募集の立札の前から去っていくウラワツキノミヤ、ヒムカノナミ、ギオンマツリの3人。
その後、一人の15歳の少女が立札を見つめています。

「出雲大社学宮か・・・ここで学べば、将来は、神武大王様にお仕えする仕事につけるのかなぁ。
でも、学費・・・はあ、庶民の私には無理かぁ・・・
まあ、生徒募集は13歳から。私は今年15歳。
どっちにしても対象外かぁ。なんか悔しい。」
立札を前にため息をつくアキノカナ。
そこに、安芸太守であるイツクシマオキツシマヒメが巡察に来ます。
アキノカナに目を止めるイツクシマオキツシマヒメ。

イツクシマオキツシマヒメ「そこのあなた。先ほど、出雲大社学宮生徒募集の立札を見ながらため息をついていたように見えたけれど。どうしましたか?」
アキノカナ「あっ、じょ、安芸の女王様。
いえ、年齢的にも学費の面からも、出雲大社学宮にはとても入れないなぁと・・・いえ、私のような庶民の娘は入れなくて当たり前なんですけど。」
イツクシマオキツシマヒメ「あら。あなたは学問がしたいの?」
アキノカナ「はい!学びたいです!
学んで、良い仕事に就きたいです!」
イツクシマオキツシマヒメ「そう。今度、広島の街に、誰でも学べるように図書館を作ることになったの。書物は大事に扱ってもらう必要があるけど、無料で利用できるようにするわ。出雲大社学宮のように教授陣はいないけど、私が街に巡察に来たときに、学んだことについて質問してもらうことはかまわないわよ。」
アキノカナ「ほ、本当ですか!?安芸女王様!」
イツクシマオキツシマヒメ「ええ。あと3年後には、出雲大社学宮の卒業生が神武勢力に仕官してくるだろうけど、それに合わせて神武様は、一般公募もお考えのようだわ。もっとも、希望者が多ければ、競争率はとても高くなるかも知れないけど。
あなたにも、学問を学んで、神武勢力に仕官するチャンスはあるかもしれないわね。がんばってね。」
アキノカナ「は、はい!ありがとうございます!」
アキノカナはこの3年後、一般公募108倍の倍率を突破して、ヒムカノナミら出雲大社学宮一期生と同期で神武勢力に仕官することになる。
アキノカナ
【統率21、武勇12、知力89、政治87、魅力84】
安芸(広島県)の庶民の出身。
出雲大社学宮に通える身分ではなく、独学で必死に勉強し、競争倍率108倍という超難関の一般公募採用試験に合格し、神武勢力に採用される。
ヒムカノナミはタメ口だが、年齢はヒムカノナミ達より2歳上。
人なつっこいヒムカノナミとはすぐに親友になる。
配属は、ヒムカノナミと同じ安芸行政府。

やがて、各地で実施された入学試験も終わり、出雲大社学宮1期生200人が出雲の地に集まってくる。
その中には、後に神武勢力に仕官する以下のメンバーも含まれていた。
ヒムカノナミ(ナミ)
【統率78、武勇77、知力92、政治93、魅力96】
アチタケルとサルメノウズメの娘。
天津神の子孫である神武十将軍という超エリート両親を持つ反面、幼少時に通常の家庭よりも両親と接する時間が少なかったことから、母とは真逆の生き方をしたいと思っている。ツッキーのことが大好き。
『神武征討記後伝タギシミミの乱』では、後宮の総取締となっている。

ウラワツキノミヤ(ツッキー)
【統率84、武勇71、知力97、政治92、魅力94】
サキタマハニマルとチチブカネビメの息子。
母が神武軍総軍師、父が専業主夫の家庭で育つ。
母チチブカネビメに似て頭が良く、父サキタマハニマルに似て心優しい。
『神武征討記後伝タギシミミの乱』では宰相の任を務める。

イズモノオクニ
【統率74、武勇66、知力75、政治70、魅力91】
父はヒヨシサンノウ、母はイズモノアキヒメ。
出雲大社学宮校長夫妻の娘で、一期生の卒業生。
配属は、神武軍軍政局(サルメノウズメの部下)。

ギオンマツリ
【統率74、武勇72、知力92、政治90、魅力84】
父はヤサカギオン、母はカグヤツキヒメ。
出雲大社学宮一期生の3席。ウラワツキノミヤの親友。
配属は、神武軍参謀本部(チチブカネビメの部下)。

ハリマノマオ
【統率82、武勇80、知力61、政治62、魅力78】
父はハリマノヒョウズ。母はハリマノウミヒメ。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武軍軍務局(アチタケルの部下)。

ブンゴノヨシヒメ
【統率49、武勇37、知力73、政治79、魅力78】
父はウサソウリン、母はブンゴノトヨヒメ。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武王宮家政部(アイラの部下)。

リュウゾウジマサ
【統率78、武勇74、知力75、政治78、魅力71】
父はリュウゾウジハチマン、母はブゼンノナツヒメ。
出雲大社学宮一期生。
配属は、筑紫行政府(チクゼンノタマヒメの部下)。

タンバノテツ
【統率82、武勇84、知力64、政治60、魅力76】
父はアタゴタイセイ。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武軍・騎兵団(カムイの部下)。

アワノカズマサ
【統率87、武勇86、知力62、政治61、魅力79】
父はアワノケンザン、母はアワノサケヒメ。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武軍・弓兵団(ツチミカドヒメの部下)。

サヌキノヤスヒメ
【統率71、武勇65、知力82、政治79、魅力75】
父はサヌキノコンピラ、母はサヌキノイケヒメ。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武王宮交易局(ショウリュウキの部下)。

アマノハルカ
【統率82、武勇67、知力80、政治86、魅力85】
アワジミツケメの姪。アマ族出身。
淡路(淡路島)で生まれ、大和勢力の侵攻により、避難生活を経験しアワジミツケメとともに筑紫(福岡県)、安芸(広島県)と転居する。
出雲大社学宮一期生。
宣誓式・入所式の際に見かけたカムイのことをカッコいいと男性と感じている。配属は、神武軍軍政局(サルメノウズメの部下)。

ナイジョノチヨ
【統率64、武勇61、知力89、政治87、魅力89】
山内千代の前世。オウミノアワヒメの姪。
オワリノブヒメ領の近江(滋賀県)で生まれ育った機知に富んだ少女。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武王宮家政部(アイラの部下)。

ミノワノナリモリ
【統率78、武勇75、知力60、政治51、魅力69】
上野(群馬県)出身。エツノケンシン軍団ミノワノナリマサの孫。
子どもの頃から馬に慣れ、馬を巧みに操る。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武軍・騎兵団(カムイの部下)。

ミトノウメ
【統率87、武勇87、知力82、政治80、魅力85】
常陸(茨城県)出身。エツノケンシン軍団ミトナットウの娘。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武軍・弓兵団(ツチミカドヒメの部下)。
ツチミカドヒメからは自らの後継者と目され、『神武征討記後伝タギシミミの乱』では、タギシミミの側近となっている。

ノボウノカイヒメ
【統率87、武勇74、知力74、政治71、魅力92】
成田甲斐の前世。武蔵(埼玉県)出身。
出雲大社学宮一期生。
配属は、神武軍軍務局(アチタケルの部下)。

ナベシマノナオシゲ
【統率88、武勇78、知力90、政治93、魅力78】
鍋島直茂の前世。肥後(佐賀県)出身。
配属は、神武軍参謀本部(チチブカネビメの部下)。

神武様31歳の年の4月。出雲大社学宮第1期生入学式。

ミトノウメ「うわぁ!みんな、立派な着物着てる…頭も良さそうだぁ…」

ヒムカノナミ「私はヒムカノナミ。あなたは?」
ミトノウメ「オ、オラ…じゃない、私は、常陸(茨城県)のミトノウメ。よろしくです。」
ヒムカノナミ「ん?ちょい、なまってる?」
ミトノウメ「えっ、え、いや、なまってっか?」

ウラワツキノミヤ「常陸(茨城県)出身か。
僕は、生まれは武蔵(埼玉県)なんだ。
まあ、生まれてすぐに両親と一緒に九州の高千穂に移ったけどね。」
ミトノウメ「えっ?武蔵(埼玉県)生まれで高千穂に移った?
もしかして、あんたの親って?」
ウラワツキノミヤ「母はチチブカネビメだよ。」
ヒムカノナミ「あっ、私のパパはアチタケル、ママはサルメノウズメよ。」
ミトノウメ「チチブカネビメ様!アチタケル様!サルメノウズメ様!
ひえ~~~!神武軍の三重臣様のご子息様、ご息女様でございますかぁ!?」
ウラワツキノミヤ「まあ、親がどうのとか気にしなくていいよ。」
ヒムカノナミ「ミトノウメちゃん、仲良くしようね。」
ウラワツキノミヤ「もうすぐ入学式が始まるね。
今年の入学式には来賓で神武様がいらっしゃるみたいだね。」
ミトノウメ「じ、神武様!?この国で一番偉い、神武大王様け!?」
ヒムカノナミ「ふ~ん。神武のおじさんって、そんな偉いんだぁ。」
ミトノウメ「や、やっぱ、すごいとこに来ちまっただ…
おっとう…おっかあ…」
入学式が始まる。そして、神武様の来賓あいさつ…

神武「みんな。この国の王・神武だ。
みんなは、再開された出雲大社学宮の第1期生。
入学おめでとう。
この出雲大社学宮で、いや、俺の治める日本(ヒノモト)で一番大切なことを、みんなに教えたいと思う。」
ミトノウメ「(一番大切なこと?やっぱり、お国のために命をかけろってことだか?)」
神武「みんなの生まれた土地、先祖の血筋、能力、それは一人ひとりが違う。同じ人間なんて一人もいない。
だが、それは優劣ではない。
一人ひとりが主人公だ。
君の人生の主人公は、君自身。
その一人ひとりの個人の尊厳は誰にも奪うことはできない。
一方で、一人で生きられる人間もまた誰もいない。
この世は、一人ひとりが主人公の個人が集まってできている。
だから、面白いんだ。
君の人生を、精一杯生きろ。
そして、自分がより輝けるように、仲間たちと磨きあえ。
どこの地方出身だろうが、親の身分がどうだろうが、成績がどうだろうが、そんなことは気にするな!
みんなは、俺たちは、一人ひとりが大切な個人!
一人ひとりが価値ある人間だ!」
ミトノウメ「一人ひとりが主人公…おっとう、おっかあ、私もやるよ!」
出雲大社学宮は大きく規模と体制を変えて再開された。
しかし、入学式の来賓あいさつを終えた神武様に鹿児島での急報が知らされ、神武様は、急ぎ、神武王宮へ戻り、そこから九州に出兵することとなる。
戦乱の中にあっても、人を育て、国を作る。
一人ひとりが主人公という神武様の理想を受けた出雲大社学宮は、多くの人材を輩出していくことになる。
神武征討記外伝
「人を育て、国を作る。~出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)復活の物語」
完
今後も、ぜひ、神武征討記( ・ω・)
よろしくお願いいたします。
歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?
弁護士 岡本卓大の描くかつて無いスペクタルドラマ!
神武征討記
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
にて、絶賛連載中


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