"ヒット"のたまご 「象が踏んでも壊れない」 漆工房 前田貝揃案 漆と螺鈿の可能性発信

「漆工房 前田貝揃案(かいぞろえあん)」の前田彬(アキ)代表は2022年、父と妹の3人で工房を設立しました。父・比呂也さんが日本人学校の美術教師をしていたため、彬さんは幼少期を香港・シンガポールで過ごしました。幼い頃から漆芸が身近にあり、沖展に2度入選しています。大学はアメリカに留学しアートを専攻。帰国後はWebデザイナーとして活躍し、漆芸のルーツを探るべく琉球大学大学院でも学びました。
漆や螺(ら)鈿(でん)といった琉球漆器の伝統技術を正しく継承しながら異文化の中で育まれた「感性」。彬さんは、漆業界の概念を超えて「漆は塗料、螺鈿は柄」だと主張します。他業種、多業種のクリエーターたちと連携し、鉄やガラス、革に漆を塗ることで新たな漆工芸の在り方を模索。難しいと言われたプラスチックにも塗れる技術を開発しました。
26日まで開催中の沖縄の産業まつり内のありんくりん市に出展しています。出品する「象が踏んでも壊れない」は、100円均一の「象さんジョーロ」を5万5千円で販売し、漆と螺鈿で価値の変革が起こせることを提案します。
12月16~21日には、県立美術館で展示会「GATEWAY」を開催予定。使えば使うほど美しく艶やかになっていく漆と螺鈿の可能性をカッコ良く発信していく前田彬さんに期待です。
【メモ】詳細はこちらhttp://invest-okinawa.biz/
