【父の育児強化月間 Day17】叱るより効く。「できた!」を増やす承認のコツ
家にいる時間が短い父ほど、こうなりやすいです。
目に入るのは“できてないこと”
時間がないから、注意が増える
子どもは反発する
家の空気がピリつく
父は自己嫌悪になる
「また怒ってしまった…」
「俺、家だと嫌われ役だ…」
これ、父の性格じゃありません。
“声をかける仕組み”が、注意寄りになっているだけです。
今日はここを変えます。
叱る回数を減らして、子どもの行動が動く。
家庭の空気も軽くなる。
その鍵は「承認」です。
承認は“ほめる”ことじゃない
多くの父がつまずくのがここ。
「ほめろって言われても、わざとらしい」
「毎回ほめるの無理」
「そもそも褒めるの苦手」
大丈夫。承認は、ほめ言葉大会ではありません。
承認=見た事実を、言葉にして返すこと
たとえば
「靴そろってるね」
「泣かずに待てたね」
「自分でコップ持てたね」
「“イヤ”って言葉で言えたね」
これなら、嘘じゃない。
そして子どもにとっては、“親が見てくれている”のサインになります。
父がラクになる「承認の3段階」
承認は、段階を踏むと簡単です。
① 事実承認
「やったね」じゃなく、見たまま。
「片付けが進んでる」
「手を洗えてる」
「着替え、途中までできてる」
② 努力承認
結果じゃなく、過程を拾う。
「やろうとしてたの、見てたよ」
「切り替えようとしたね」
「自分で戻ってこれたね」
③ 感情承認
気持ちを言語化して返す。
「悔しかったんだね」
「イヤだったね」
「怖かったんだね」
Day16の癇癪後は、ここが効きます。
「承認→お願い」で行動が変わる
ここが今日の核心です。
承認だけだと、動かない時もある。
叱ると反発する。
そこで最強なのが、
承認 → お願い(具体)
です。
例:片付けない
×「片付けて!」
○「ここまで片付けできてるね。次はブロックだけ箱に入れて」
例:着替えない
×「早く着替えなさい」
○「ズボン持ってきたね。次は足だけ入れよう」
例:歯みがき拒否
×「いい加減にして」
○「口を開けられたね。10秒だけやらせて」
“お願い”は、1アクションに小さくするのがコツです。
小さいほど、成功します。
父が今日から使える「承認フレーズ辞典」
すぐ使えるように、場面別に置きます。
①朝の支度
「起きられたね」
「靴下までいけたね」
「カバン持てたね。次は帽子お願い」
②帰宅後〜夕方
「ただいま言えたね」
「手、洗おうとしたね」
「ここまでできた。次はタオルで拭こう」
③お風呂
「服脱げたね」
「浴室まで来れたね」
「次は頭だけ洗おう」
④ごはん
「座れたね」
「一口いけたね」
「次はお茶飲もう」
⑤寝る前
「寝室まで来れたね」
「絵本聞けたね」
「次は布団に入ろう」
叱る回数が減る家庭は「注目の置き場所」が違う
子どもは、親の注目で動きます。
注目されないと、悪目立ちで取りに行くことがあります。
だから父がやることは、たったこれ。
“できてない”を見つける前に、
できてる途中を見つける
0→100は難しい。
でも0→10、10→20ならいける。
父が拾うのは、いつも“途中”でOKです。
よくある失敗:承認が“評価”になる
承認は褒めることじゃない、と言いましたが
もう一つ注意があります。
×「えらいね(だけ)」
×「すごいね(だけ)」
→ これだと、何が良かったか分かりにくい。
○「自分で靴そろえたね」
○「泣きたいのに待てたね」
具体が入ると、子どもは再現できます。
今日のミッション(3分)
✅ “承認→お願い”を1回だけ使う
今日、どの場面でもOK。
コピペして使ってください。
承認(事実):____(例:靴下はけたね)
お願い(1アクション):____(例:次は靴を持ってきて)
成功条件はこれでOK。
1回できたら勝ち
最後に:父の言葉は、子どもの“安心基地”になる
父が家にいる時間が短いほど、
子どもは「父に見てほしい」を持っています。
その時、叱られるより
見つけてもらえる方が、子どもは落ち着きます。
承認は、甘やかしじゃありません。
家庭を回す“技術”です。
今日、たった1回。
「できた途中」を見つけて、言葉にしてみてください。
次回予告(Day18)
【Day18】“お願い”が通る父になる:頼み方で夫婦ゲンカが減る(家庭で効く依頼テンプレ)
子どもだけじゃなく、夫婦の会話もラクにします。
コメント欄で教えてください(短くてOK)
お子さんの年齢(ざっくり)
一番困る場面(朝/風呂/寝る前など)
今日使った「承認→お願い」の一言
書いてくれたら、あなたの場面に合わせて
“刺さりやすい承認フレーズ”を追加で提案します。
