泣いてしまいましたのでやめます
一人称は何を使っていますか?
私は芸人として人前に立つ機会があるので「私」が多くはあるのですが、プライベートでは「あたし」を使うことが多いです。
SHISHAMOの宮崎朝子さんも「あたし」を使っていると認識しております。歌と言葉と存在にずっとずっと元気をもらっています。強くてかっこよくて可愛くて大好きです。
予定と予定の間に空き時間があったとき、久しぶりにひとりでカラオケに行きました。大学生の頃から好きだったSHISHAMOが数日後に観に行くライブで活動休止になってしまうので、歌っておこうと思いました。本人映像のある曲から選んで『明日も』を歌っていたら、等々力陸上競技場で演奏する3人の姿を見て「あ〜、2018年のライブは台風で中止になって、2020年はコロナ禍で中止になって、チケット持ってたのに見られなかったな、週末はここでししゃもちゃんたちはライブがついにやっと出来るのか〜、観に行けるのか〜、色んなことがしんどかった時期、仕事のあとに走って武道館に観に行って泣いたなあ、うわ〜〜」と内心でぐるぐる色んなことを考えて涙が落ちてしまいました。ラストライブ2日目、最後のMCで「冷たいと思わないで欲しいんだけど、きっとこれからの人生でSHISHAMOと同じくらい夢中になれるものがあると思う、人生は意外と希望があるんじゃないかと」と言った朝子ちゃんは、本当に強くてかっこよかったです。
あと、紅しょうがさんが大好きです。熊元さんも稲田さんも、強くてかっこよくて可愛くて面白くて大好きです。おふたりも一人称「あたし」の認識があります。
いつかどこかのタイムラインで流れてきた画面に、男性は「私」「僕」「俺」と使えるものがあるのに、女性は「私」しかない、と書いてありました。実際に小学生のときに私は「私」というのがかしこまっていて何か恥ずかしくて、女の子の友達が使ってた「ボク」を真似したら周りの大人たちから変だと矯正が入り、仲の良いの友達が使ってた「ウチ」を真似しようとしたけど、習い事の先生が「ウチって言い方キライなのよね」と言ってたり、学校の先生や友達に「あなただけ"私"を使っていて素敵」と褒められてしまい、私を使い続けていました。
最上もがさんが数年前にテレビ番組の中で一人称が「僕」の話しをしたときに、MCの方から「アチキにすれば?」となっていたときに、アチキって良いな〜と思って使ったときもあります。
今「あたし」がすごくしっくりきて生きています。あたし、はやっぱり強くてかっこいい面白い存在になりたいので。"強い"は物理的にパワーもあるにこしたことはないけど、見た目や精神的なものから来る強さを主に求めています。なめられたくなさすぎる、本当に。身長が低い、太っている、見た目が垢抜けていない。コンプレックスが芸人としての武器になるとは思うけどひとりの人間として生きていくには舐められすぎている。電車に乗っていて、網棚から見知らぬサラリーマンのパソコンが頭に落ちてきて、まずパソコンの心配をされたことがありますか?
私はあります。
学生時代に夏休みに学校へ夏期講習に行くために駅のホームを歩いていたら、見知らぬおばさんに「あら顔に似合わない制服」と言い捨てられたことがありますか?自分の親ぐらいの女性にすれ違いざまに「ブ〜ス」と言われたことがありますか?ファミレスでひとりでごはんを食べていたら見知らぬおじいさんに「君がこんなところで食事できる身分なはずない!」と怒られたことがありますか?
私はあります。
幼稚園生のときに腕を見てゴリラと言われたこともあるし、中学生のときにあだ名でデブポッターと言われたこともあるし、養成所時代にも同期からライブ中にブスって言われたし、芸人になってからすぐに見知らぬ芸人にもライブ中にブスって言われたし、スタッフさんにデブと言われたこともある。
笑ってください!私も笑っちゃうので!
デブとブスは慣れっこではあるけど、今すぐに変えられないものを指摘して否定するのはやめてほしいかもしれないです。「鼻くそ出てるよ!」とか「洋服が裏返しだよ!」とかなら直せるので良いんですけど。
他にも、肌の色を指摘されたり笑われたことが何度か何人かにあります。肌がご自身とは違うことについて笑われたことが本当に悔しくて悲しくて、デブとかブスと言われたくらいで吐いたことない弱音を、親にこぼしたことがあります。すぐに変えられないものを、人と比べるものではないものを、可笑しいとされるのが本当に辛いです。悔しい。それぞれの人に自分にとっての"普通"というものさしがあるので、あなたにとって私は"異常"だったのですね。「そうかな〜」「へへへ〜」で終わらせたかったのに、なんでずっと指摘してくるんですか?面白くないですよ?あなたも笑われて苦い思いしてきたんじゃないの?とか思ってたけど、我慢した。帰り道にすっっごくもやもやしてくよくよした。あたしがもっと強ければ、あたしが苦しまなかったのに。悔しい。悲しい。病気だと心配してくれたならありがとう。糖分とかビタミンの取りすぎ?の可能性とかもあるもんね、ありがとう。
↑ここまで書いてるときに涙が出てしまいました。なのでもう書くのをやめたいと思います。「あたし」と言うことで少しでも自分を強くするからこれからもあたしはあたしでいきたいです。
