データセンター夜勤シフトの一日
はじめまして。私は入社2年目のエンジニアです。
データセンターでサーバーやネットワーク機器の監視、障害対応、日次締め作業などを担当しており、今回は夜勤シフトの一日をご紹介します。
出勤前
情報資産の安全を最優先に考えているセキュリティ体制になっているため、職場に入るには、本人確認のための複数の認証手続きが毎日あります。
認証には顔認証に対応したセキュリティーカードを使い、カードは敷地外への持ち出しができないルールなので毎日発行手続きをします。
また、施設の安全管理を徹底するため、バッグの中の確認などいくつかのチェックを実施し、セキュリティゲートを通過することで職場に入ります。
17:15 出勤
出勤後は、前シフトからの引き継ぎとともに、ランプ監視に必要な資料の仕分けを行います。
オペレーション室には、10台以上の大型モニターが並び、常にシステムの状態を確認できる環境が整っています。
18:00 ランプ監視(1回目)
サーバーやネットワーク機器に備え付けられたインジケーターランプを、目視で確認します。
マシン室への入室には専用のサークルゲートを利用し、必ず静電靴を着用する必要があります。また、ランプの色や点灯状況の微細な変化を見逃さないよう、決められた時間内に複数回チェックを行います。
マシン室は複数あり、各部屋を巡回しながら、万が一新たな障害が発見された場合はダブルチェックを実施し、その後、電話やメールでの連絡に移ります。
19:00 休憩
業務の合間には、クリームパンやメロンパン、さらには「たべっこ動物」などの食事を取りながら、集中力を保つためのリフレッシュ休憩を取ります。
夜勤では休憩室が静かで、私が配属されているデータセンター周辺には飲食店が少ないため、出勤前にスーパーマーケットなどで軽食を調達しておくことが重要です。
20:00 ランプ監視(2回目・3回目)
時間を前後半に分け、ランプ監視を実施します。
前半は、電話待機の体制に入り、トラブルや問い合わせに迅速に対応できるよう準備を整えます。
2回目のチェック時には、特殊な資料作成が必要で資料の記載ミスがあると全て書き直しとなるとても大変な作業です。
22:00 仮眠
深夜業務に備え、休憩室にあるソファーで仮眠をとります。
23:00 電話待機
この時間帯は、何かあった際にすぐ対応できるよう電話待機を続け、緊急時に迅速な対応が可能な状態を維持します。
26:00 ランプ監視(4回目)
深夜帯のランプ監視では、慎重さが求められます。100台以上の機器の状態を確認するため、複数の部屋を移動しながら点検を行います。
27:00 電話待機
4回目のランプ監視中に障害が発生した場合、作業終了後すぐに再び電話待機となります。電話が鳴ったら、先輩に連絡して対応策を確認します。
30:00 ランプ監視(5回目)
最終回のランプ監視では、気を抜かず、状態をチェックします。中には踏み台に上がらなければ状態が確認できないランプもあるため、必要な準備を整えて作業に臨みます。
31:00 締め作業
次シフトへの引き継ぎ用資料を作成します。記載ミスが発生すると資料全体を書き直す必要があるため、細心の注意を払って作業を進めます。
32:00 引継ぎ
次シフトのメンバーとしっかりコミュニケーションを取り、業務の引継ぎを完了させます。
32:35 退勤
夜勤を終えて退勤する瞬間は、日勤時以上の高揚感を覚えます。帰宅前にコンビニで買うコーラとLチキレッドが、いつも以上に格別に感じられるのです。
総括
夜勤は長時間にわたるものの、システムの安定運用を守るためには、早期の障害発見が不可欠です。また、チーム全体での連携や、日々の細やかな確認作業がとても大切です。
日々の厳しい作業の中で、仲間との信頼関係やコミュニケーションの重要性を実感するとともに、先輩たちの経験や知識から多くの刺激を受け、業務に対するやりがいを感じます。
