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くせ毛を活かす髪型は誰でもできる?向いているクセ・髪の長さと縮毛矯正の選び方

どーも、ばなです。

くせ毛で悩んでいる方から、

「縮毛矯正をかけずに、クセを活かした髪型にできませんか?」

と相談されることがあります。

最近はSNSや雑誌でも、自然なウェーブやクセを活かした素敵なヘアスタイルをよく見かけます。

それを見ると、

「自分のクセも、無理に伸ばさず活かせるのでは?」

と思いますよね。

先に結論からお伝えすると、くせ毛を活かした髪型はできます。

ただし、すべてのクセが同じように活かしやすいわけではありません。

・クセの出方
・髪の長さ
・パサつきや広がり
・使えるスタイリング剤
・朝のセットにかけられる時間
・どのような質感をきれいだと感じるか

このあたりによって、クセを活かした方がいいのか、縮毛矯正でベースを整えた方がいいのかは変わります。

今回は「くせ毛を活かす」ということについて、もう少し現実的に考えてみます。

活かしやすいクセと、活かしにくいクセがある


くせ毛といっても、出方は人によって違います。

例えば、毛束になってカールやウェーブが出るクセ。

このようなクセは、スタイリング剤をつけたときに動きがまとまりやすく、ヘアスタイルとして活かしやすい傾向があります。

一方で、

・表面に細かく出るパヤパヤ毛
・一本ずつ不規則に動くクセ
・ツヤが出にくく、乾くと膨らむクセ
・部分によって方向がバラバラなクセ

などは、カールとして見せるのが難しい場合があります。

「髪が傷んでパサついている」と思っていたものが、実際にはダメージだけではなく、もともとのクセによってパサついて見えていることもあります。

この場合、トリートメントで手触りを整えたり、髪を保護したりすることはできます。

ただし、トリートメントによって髪の形そのものが変わるわけではありません。

そのため、栄養補給を続ければパヤパヤしたクセがなくなる、とは限らないんですよね。


「活かしにくい」は「絶対に活かせない」ではない

ここは誤解してほしくないのですが、活かしにくいクセだからといって、絶対に活かせないという意味ではありません。

どのような質感を好むかは人それぞれです。

しっかりスタイリング剤をつけたウェットな質感が好きな方なら、細かいクセやボリュームを含めてデザインとして楽しめることもあります。

反対に、

・サラサラした質感が好き
・髪を触ったときにベタつくのが苦手
・毎朝スタイリング剤をつけたくない
・乾かすだけでツヤのある状態にしたい

という方にとっては、クセを活かすスタイルが生活に合わない可能性があります。

大事なのは、クセの種類だけではありません。

そのスタイルを作るために必要なセットを、毎日続けられるかどうかです。

くせ毛を活かす髪型が短めになりやすい理由

くせ毛を活かしたヘアスタイルを探すと、ショートやボブなど、比較的短い髪型が多く出てくると思います。

これには理由があります。

髪が短い方が、ムースやワックスなどのスタイリング剤を全体になじませやすく、クセの動きを毛束として見せやすいからです。

一方、髪が長くなるほど、クセをきれいなウェーブとして見せるために、使用するスタイリング剤の量も増えやすくなります。

カールを出しながらパサつきを抑えようとすると、ある程度しっかりと濡れたような質感を作る必要があります。

その質感が好きなら問題ありません。

ただ、ロングヘア全体にスタイリング剤をたくさんつけると、

・ベタつきが気になる
・乾いていないように見える
・髪を洗っていないように感じる
・スタイリングに時間がかかる

と感じることもあります。

だから、美容師が「クセを活かすなら短くしましょう」と提案することが多いんですよね。

もちろん、ロングのくせ毛を活かすことができないわけではありません。

長さを残したい場合は、ウェットな質感や毎日のスタイリングを受け入れられるかどうかが、ひとつの判断材料になります。


雑誌やSNSのウェーブヘアは、基本的にセットされている

雑誌やSNSで見る、自然に揺れるロングウェーブ。

「あの人は、自分のクセだけであの髪型になっているのかな?」

と思うかもしれませんが、基本的にはスタイリングされていると考えた方がいいと思います。

美容師がブローやアイロンを使い、必要なところに動きをつけ、スタイリング剤で質感を整えています。

モデルさん自身の髪質が扱いやすい場合もありますが、それでも撮影時の仕上がりが、朝起きて手ぐしを通しただけで完成しているわけではありません。

雑誌のヘアスタイルを、何もせずに再現しようとするのは、少し乱暴に例えるなら、

プロにメイクしてもらったモデルさんを、すっぴんで再現しようとする

ようなものです。

比べる土俵が違うんですよね。

だから、美容室で理想の画像を見せることは大切ですが、同時に、

「この髪型は、家で何をすれば再現できますか?」

まで確認した方がいいと思います。

理想の髪型より、家でできることから考える

僕はヘアスタイルを考えるとき、お料理に例えることがあります。

作れる料理は、持っている調理器具と、料理にかけられる時間によって変わります。

フライパンを持っていなければ、焼き料理はできません。

包丁も火も使わないなら、作れるメニューはかなり限られます。

髪型も同じです。

・ドライヤーだけなら使える
・アイロンは毛先だけならできる
・ムースならつけられる
・朝は5分しか使えない
・スタイリング剤は使いたくない

できることによって、無理なく再現できる髪型は変わります。

理想の画像だけを見て髪型を決めるのではなく、

自宅でできるスタイリングから逆算して、髪型を考える。

この順番が大切です。

縮毛矯正は、朝の調理を減らすための下準備

アイロンを使わないと髪がまとまらない方が、

「朝は何もせず、乾かすだけでまとまりたい」

と希望される場合。

そのゴールに対しては、クセを活かすよりも、縮毛矯正で髪の形を整える方が合っている可能性があります。

縮毛矯正をすると、クセを活かす自由度は下がります。

その代わり、乾かすだけでまとまりやすいベースを作れます。

お料理でいうなら、美容室である程度の下準備を終わらせておくようなものです。

朝は乾かして、必要であれば毛先だけアイロンを通す。

それだけでも、ヘアスタイルは大きく変わります。

逆に、クセを残す場合は素材の自由度が高い分、自宅での調理が必要です。

ムースをつけたり、濡れた状態からクセを出したり、部分的にアイロンを使ったり。

どちらが正しいという話ではありません。

・自由度を残して自分でスタイリングするのか
・自由度を少し下げて、毎日の扱いやすさを優先するのか

この違いだと思います。

縮毛矯正は「傷まない施術」ではない

ここまで読むと、

「それなら縮毛矯正をすればいいのでは?」

と思うかもしれません。

ただし、縮毛矯正は薬剤と熱を使い、髪の形を変える施術です。

一切ダメージしない施術ではありません。

髪が太い、クセが強い、過去の施術履歴が複雑など、髪の状態によって必要な薬剤や難易度も変わります。

一方で、縮毛矯正の薬剤や施術方法、アイロン技術などは昔より進化しています。

昔のように、ただ強い薬剤で真っすぐ伸ばせばいいという施術ばかりではありません。

僕はよく、昔と今のサッカーに例えます。

昔も今も、ボールを蹴ってゴールに入れるという大枠は同じです。

でも、選手の技術も戦術もトレーニング方法も、大きく進化しています。

縮毛矯正も似ています。

やっていることの大枠は同じですが、薬剤や技術、仕上がりのクオリティは変わっています。

だから、

「縮毛矯正は傷む」

という質問に対しては、薬剤を使う以上はイエスです。

ただし、髪の状態を見極めて適切に施術できれば、ダメージを強く感じさせず、扱いやすい状態を作れる場合もあります。

トリートメントと縮毛矯正の役割は違う

トリートメントにも大切な役割があります。

僕は髪の毛を、革のお財布のようなものだと考えています。

革のお財布は、使っていくうちに少しずつ変化します。

新品に戻すことはできませんが、適切にメンテナンスすれば、きれいな状態を長く保つことはできます。

髪も同じです。

髪は一度生えてきた後、切り落とされるまで少しずつダメージが蓄積していきます。

トリートメントや日々のケアによって、状態を整えたり、手触りを良くしたり、著しいダメージを防いだりすることは大切です。

ただ、メンテナンスと形を変えることは別です。

・髪を保護して、状態を整えるのがトリートメント
・クセの形を変えて、まとまりやすくするのが縮毛矯正

大まかには、このように役割を分けて考えると分かりやすいと思います。

くせ毛を活かすか、縮毛矯正するかの判断基準

くせ毛を活かす方法が向いている可能性が高いのは、次のような方です。

・ウェーブやカールの動きが好き
・短めの髪型も選択肢に入る
・ムースやワックスを使える
・濡れたような質感が苦手ではない
・毎朝ある程度スタイリングできる
・少しラフな質感も含めて楽しめる

反対に、縮毛矯正が向いている可能性が高いのは、次のような方です。

・パヤパヤした毛を抑えたい
・サラサラした質感が好き
・ロングヘアを保ちたい
・スタイリング剤をあまり使いたくない
・毎朝のアイロンを減らしたい
・乾かすだけでまとまる状態を目指したい

もちろん、実際には髪質やダメージ履歴によって変わります。

「当てはまったから絶対にこちら」という話ではありません。

ただ、自分が何を優先したいのかを整理する材料にはなると思います。

まとめ|なりたい髪型と、続けられるセットを一緒に考える

くせ毛を活かすことはできます。

ただし、クセの出方によって活かしやすさが違い、髪の長さや必要なスタイリングも変わります。

大切なのは、

「くせ毛だから活かす」
「広がるから縮毛矯正する」

と、施術だけで決めないことです。

・どんな質感が好きなのか
・今の長さを保ちたいのか
・朝に何分使えるのか
・アイロンやスタイリング剤を使えるのか
・乾かすだけで、どこまで仕上げたいのか

ここまで考えて、初めて自分に合う選択肢が見えてきます。

理想のヘアスタイルと、自宅でできるスタイリング。

その間にある落としどころを、美容師さんと一緒に探してみてください。


・朝のスタイリング時間を短縮するヘアスタイルとは?!
https://note.com/orebana/n/na6c5561c37ec

・今日あなたが美容室でオーダーしたヘアスタイルは、どんなスタイリングで作られたデザインでしたか?
https://note.com/orebana/n/n488cf1b6c68f

・髪質改善美容室に行く前に注意するべき事
https://note.com/orebana/n/n88ff68931d87

髪のうねりやパヤパヤ毛について、

「クセを活かした方がいいのか」

「縮毛矯正をした方がいいのか」

迷っている方は、現在の髪の状態と、普段どこまでスタイリングできるのかを含めてご相談ください。


くせ毛や縮毛矯正、髪質改善について、ほかにも80記事以上書いています。

プロフィールのトップページから、気になる記事もぜひ読んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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