髪質改善サロンがブリーチをやらない理由
髪質改善サロンで「絶対にやらない施術」について
現在僕は髪質改善サロンで働いているんですけど、「絶対にやらない施術」というものがあります。
まずひとつは、男性のヘアカットや男性の施術。これはもう全然やっていません。理由はいろいろあって、ブランディングやマーケティング的な観点もあるので、賛否はあると思いますがそこは今回の話題では置いておきます。
そしてもうひとつやらない施術が「ブリーチワーク」です。つまり、ブリーチを使って髪を明るくして、その後に色を入れて表現するカラーリング。その一切をうちではやらない方針です。
ブリーチをやらない理由
まず第一に、ブリーチをすると「髪をきれいにしていく」という方向性から外れてしまうんですよね。
おしゃれさやデザイン性と、髪のきれいさ・まとまり・美しさというのは相反する部分があって、特にブリーチをすると広がりやパサつきにつながることが多い。だから、基本的にやらない。
もうひとつは単純に「難しい」からです。
髪質改善をやっている以上、ストレート施術をされる方が非常に多い。
そうなると、「ストレートをしている髪にブリーチをする」「ブリーチしている髪にストレートをする」というケースが必然的に増えるわけですが、これが本当に難しい。
思い通りに明るくならなかったり、負担が怖くてできなかったりする。
さらに言うと、僕自身がブリーチをやらないキャリアを積んできたこともあって、ブリーチに対する経験値は高くない。そもそも日本人の総人口あたるでブリーチをやる人の割合は少ないから、いろんな地域柄や客層の場所で勤めてる美容師全員が高度にできるわけでもない。ブリーチは「特殊施術」だと考えています。
ブリーチ履歴の複雑さ
あと、ブリーチと一口に言っても、お客様ごとに前提条件がまるで違います。
1回だけの人もいれば、何度も繰り返している人、セルフでやっている人、明るくしたけどまた暗くした人…。履歴が複雑であればあるほど、難易度は一気に上がるんです。だから僕は「誰でも(どんな履歴の)ブリーチ毛に縮毛矯正できます」なんて口が裂けても言えない。
もちろん履歴が浅ければきれいにできるケースもあるけれど、複雑になればなるほどリスクが跳ね上がる。これが「やらない」と決めている大きな理由です。
ブリーチと縮毛矯正は絶対に避けたい組み合わせ
何より僕が考えるのは、ブリーチありきのヘアスタイルやカラーにしてしまうと、色の褪色が必ず起きるということ。結果、毎回フルカラーを提案することになる。そうなると毛先には何度も薬剤が重なり、長ければ長いほどダメージが蓄積して扱いづらくなる。
もちろん「おしゃれは我慢」とは言うけれど、綺麗な髪を第一に考えるなら、ブリーチや縮毛矯正との組み合わせは避けるのがベター。
実際うちでは「ブリーチも縮毛矯正もやりたい」という希望に対しては基本的にお勧めしていません(そもそもブリーチ置いてない)。そこは正直に「うちでは難しい」と伝えています。
カウンセリングで大切にしていること
普通の美容室なら「せっかく来てくださったのに、うちではできません」なんてなかなか言わないと思います。でも、うちは言います。なぜなら、美容室とお客様は二人三脚でヘアスタイルを作っていくものだと思っているから。
方向性がバラバラのまま施術しても、いい結果は絶対に出ない。だからこそ、最初のカウンセリングでしっかり枠組みをつくり、「この優先順位ならうちじゃないかも」と伝えることも大切だと思っています。
まとめ
個人的に絶対にやらない施術の組み合わせは「縮毛矯正 × ブリーチ」。
できる美容師さんもいるとは思うけど、やり続ければ必ずどこかで髪は壊れる可能性が高い。だから僕はやらないし、お客様にも正直に伝える。
もし「それでも両方やりたい」と思うなら、しっかり対応できる美容室を探すのが一番だと思います!
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