白髪ぼかしと縮毛矯正の関係性について。
「白髪ぼかしって最近よく見るけど、縮毛矯正してたら無理なんですか?」
この質問、本当に多いです。
そして正直に言うと、答えはかなりややこしい。
今日はそのややこしさを、できるだけ現場目線で整理してみます。
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白髪ぼかしについて明確な定義ではなく、様々な技術を用いて白髪をぼかすと言う結果を得るのが、白髪ぼかしなので、美容師さんや施術されるお客様によって前提条件が異なってしまう事はまずご了承ください。
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そもそも白髪ぼかしって何?
まず大前提として。
白髪ぼかしには、これといった明確な定義がありません。
ハイライトを入れる人もいれば、
明るめのカラーでなじませる人もいる。
使う薬剤も、ブリーチだったり、ライトナーだったり。
つまり白髪ぼかしというのは、
「白髪を目立たなくする“結果”を作るための手段の総称」
という認識が一番近いです。
大事なのが、白髪をぼかしたいと考える方の多くは、
すでに白髪染めをしているということ。
白髪染めをしている髪に対して、
白髪をぼかすために明るさやコントラストをつけようと思うと、
一度はその白髪染めを剥がす工程が必要になります。
つまり現実的には、
白髪染めをしている人が
白髪ぼかしをしようと思った場合、
基本的に一度はブリーチを使う可能性が高い
ここは、ぜひ念頭に置いておいてほしいところです。

さらに言うと、
白髪の割合が少ない場合、
「1回ブリーチして終わり」
というよりも、
継続的にブリーチを使い続ける必要が出てくるケース
これも正直かなり多いです。
縮毛矯正×白髪ぼかしに興味を持つ流れ、あるあるです

今回のケースも、よくある流れでした。
・4ヶ月前後に1回の縮毛矯正
・月に1回の白髪染め
・加齢によるパサつきや、うねりが気になっている
縮毛矯正でクセを抑えつつ、
白髪は定期的に染めていく。
そんな中でSNSを見ていると、
「白髪ぼかし」という魅力的なワードが目に入る。
「これなら、もっと自然に白髪を目立たなくできるんじゃ…?」
そう思ってページを開いてみたら、
「縮毛矯正をされている方は、施術できない場合があります。まずはご相談ください。」
……できるの?できないの?
どっち?
この流れ、本当によくあります。
美容師によって「可能」の幅は、驚くほど違う
ここは、何回でも言いたいところです。
美容師によって、できる・できないの幅は全然違います。
技術、経験、考え方、リスクの取り方。
すべて違う。
だから、
Aの美容師さんには断られたけど、
Bの美容師さんには「できますよ」と言われた。
こういうことは、普通に起こります。
ただし。
白髪ぼかし(ブリーチ)と縮毛矯正を、並行して何度も繰り返すこと
これに関しては、多くの美容師さんが正直かなり怖いと思っています。
だからこそ、
・「縮毛矯正をされている方はご相談ください」
・「髪の状態によっては施術できません」
こういった注意書きが、
SNSや予約ページに書かれているわけです。
「1回できる」と「続けられる」は、意味が全然違う
これも、すごく重要です。
「今回はできます」
と、
「この先もずっと続けられます」
この2つは、
意味がまったく違います。
1回だけ耐えられる髪と、
何年も施術を重ねられる髪。
ここを混同すると、
あとで確実にしんどくなります。(お客様のなりたい!を、再現するのが美容師。という考えもありますし、異論は認めます。お気持ち分かります。)
という事で、美容師業界の多角的な捉え方はご了承くださいませ。
前置きが長くなりましたが、再度実際のビフォーの状態です。

8ヶ月前に最後のハイライト施術をして、それからはカラーリタッチのみの施術です。
髪の毛のクセは大きなうねりもあるし、チリチリとした広がりもある。中間・毛先はクセに加えてブリーチのダメージもあります。
しかしこれは来店時の状態です。シャンプーをしてドライヤーで乾かし『髪本来の状態』を見ていくと、今の本当の状態がわかってきます。

縮毛矯正を続けてきた人が、白髪ぼかしをすると起きやすいこと
今まで縮毛矯正を定期的にかけてきた、ということは、
もともとクセがしっかりある髪質である可能性が高いです。
そこに白髪ぼかし=ブリーチが入ると、
・髪の内部がスカスカになる
・髪の体力が落ちる
・結果、クセがより強調されて見える
こういった現象が起きやすくなります。
実際にはクセが増えたというより、
ダメージによってクセが増幅して見える
というイメージの方が近いです。
その結果、
・色はいいけど、パサついて見える
・色はいいけど、扱いづらい
・ツヤがなくて老けて見える
こうなりがちです。

縮毛矯正をやめて白髪ぼかしをするなら、覚悟も必要
もし、
「縮毛矯正はやめて、白髪ぼかしを優先したい」
となった場合。
多くのケースで、
スタイリングは必須になります。
・毎日のアイロン
・スタイリング剤の使用
・仕上げ方の工夫
これをやらないと、
「色はいいけど、傷んで見える」
「なんかいつもボサっとする」
と、なりやすいです。
美容師さんと必ずカウンセリングして、今回だけじゃなくて未来どうしていきたいか??を、一緒に考えてみてくださいね!
今回のアフターです!


今回のケースのお客様のご意向は、
「白髪ぼかしをしたけど、ダメージとクセが気になるから、白髪ぼかしを辞めてストレートの髪にしていきたい」というご要望。
また、髪の毛の体力的になんとかストレートも施術ができると判断したので対応させて頂きました!

個人的におすすめしたい、もう一つの選択肢
あくまで個人的な意見ですが。
白髪ぼかしを
「ブリーチを使ったハイライト」まで振り切るのではなく、
明るめの白髪染めで、白髪を薄く染めながらなじませていく
このくらいの距離感が、
髪の毛的には一番バランスがいいんじゃないかなと思っています。
理由はシンプルで、
・ブリーチを使わなくていい
・髪の体力を大きく削らずに済む
・縮毛矯正との相性も、まだ現実的
白髪は「完全に消す」のではなく、
薄く染めて、主張を弱める。いかがでしょうか??
白髪ぼかしを優先なら長さとスタイリングは重要
現代の毛髪科学では、
・縮毛矯正(ストレート)を続けていきたい
・ブリーチを使った白髪ぼかしも続けていきたい
という場合だと、どちらかの施術はお断りせざるを得ません。
(繰り返しますが、可能と仰る美容師さんもいらっしゃるとは思いますが、、)
それでも白髪ぼかしを優先したい場合、
個人的には、
バッサリ短くする選択は、かなりアリ
だと思っています。
ショートや短めのスタイルなら、
・ダメージしてもすぐ切れる
・ツヤ不足や動きはスタイリングでカバーしやすい
・クセとも付き合いやすい
髪のサイクル的にも、かなり現実的です。
また、
・毎日のアイロン
・スタイリング剤の使用
・仕上げ方の工夫
これをやらないと、
「色はいいけど、傷んで見える」
「なんかいつもボサっとする」
となりがちです。
結局は、何を優先するか
白髪ぼかしを優先するのか。
縮毛矯正を優先するのか。
もしくは、
年齢やライフスタイルの変化に合わせて
優先順位を変えていくのか。
ここを整理しておくことが、いちばん大事です。
どれが正解、という話ではなく、
どう付き合っていくか。
この視点を持っているかどうかで、
あとからの後悔はかなり変わってきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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