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「ブリーチ毛でも縮毛矯正できますか?」という質問に、美容師として真剣に向き合ってみた話

こんな質問をいただきました。
「1年ほど前にメッシュ(ブリーチ)を入れました。最近パヤパヤする毛が気になってきて…縮毛矯正ってできますか?」

こういったご相談、実は少なくありません。

結論から言うと――
できる可能性はあります。ただし、“状態による”が正直な答えです。


【前提条件がシンプルなら、難易度はそこまで高くない】

たとえば「1年前にメッシュを1回だけ」「その後は頻繁にカラーをしていない」「癖によるパヤパヤを少し抑えたいだけ」という条件であれば、
薬剤のパワーもそこまで必要ないため、技術者が適切に判断すればそこまで難易度は高くないケースが多いです。

ただし、ここで忘れてはいけないポイントがあります。

パヤパヤする髪=細毛である可能性が高く、実は薬剤に対して繊細な反応をしやすい髪質である可能性が高いこと。「ブリーチ歴×細毛」になると、縮毛矯正の難易度は一気に上がります。


【縮毛矯正の成功を左右する要素】

この場合施術の成否は、以下のような要素に左右されると思います。

  • 履歴の複雑さ

    • ホームカラーを繰り返していないか

    • 黒染め→脱染→カラーなどの工程を経ていないか

    • デジタルパーマや以前の縮毛矯正が残っていないか

    • ハイライトやブリーチが複数回にわたって入っていないか

  • 髪の状態で

    • 髪の細さ、乾燥、エイジング(年齢による髪質変化)

    • 内側のクセの強さ(パワーのある薬剤が必要になる)

    • 毎月のカラー習慣があるか

このような履歴・状態が重なると、難易度が高くなる=美容室によっては断られることもある、というのが現実です。


【美容師選びで結果が変わる】

縮毛矯正は「薬剤選定」だけでなく「髪の見極め」と「塗布技術」「放置時間の管理」など、全ての工程で精密な判断が必要。
だからこそ、
髪の状態と履歴をしっかり聞き取ってくれて、必要なら無理はしない美容師さんを選ぶことが何より重要です。

あとは、取り扱っている薬剤の種類とその熟練度も大事ですね。
ここは言語にするのが難しいですが、分かりやすく言うと、酸性から中性、アルカリ性の様々な還元剤の種類の特性を熟知していて、その中から髪の毛の状態に合わせて適切なチョイスができて、過不足なく使用できる。そんな感じです。


【縮毛矯正=ゴールではない】

ブリーチと縮毛矯正、どちらも強い化学処理。
一度うまくいっても、またブリーチ→また縮毛…というループに入ると、髪の体力はどんどん削られていきます。

しかも、ストレートヘアにしたとしてもハイライトの良さって“巻いてこそ”引き立つ部分も多い。

ハイライトも今後追加する予定があり、「毎日巻く」のであれば、そのダメージも加味して、矯正の有無を含めた設計が必要になるわけです。


【まとめ】

  • 理論上は可能。でも「細毛+ブリーチ」の時点で慎重に。

  • 履歴や髪の状態次第では、施術を断られる or 仕上がりに妥協が必要なケースも。

  • 無理せず、でも理想は捨てず。信頼できる美容師とよく相談して、将来のスタイルも含めて戦略的に決めるのがベスト。

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