2025.10.31-11.07 秋の道南旅行 #2
day3 / 2025.11.03
起きたのは6時頃だったと思う。適当に片付けを済ませ、始発列車で比羅夫を発つ。




宿がなければとうの昔に廃止されていたんだろうなと思う。






車内で整理券を取って2駅だけ進む。

朝から函館本線山線区間の駅巡りをしてみる。北海道新幹線の開通とともに廃止予定の区間、熊に気を付けつつまずは昆布駅へ。
朝の澄んだ空気が感じられて、旅行中の早起きは気分がいい。普段の生活でもこれぐらい早起きするのが苦じゃなければいいのになあ。



特に廃駅とかがあるわけじゃないのにニセコが張りなおされてるのは何故なんでしょう。



函館本線の駅巡りに合わせて、廃線巡りもしていく。
1986年に廃止された胆振線(倶知安-伊達紋別)の代替バスに乗って駅跡へ。

バス停から徒歩5分ほど。現在は鉄道記念公園として整備されている六郷駅跡。秋らしい紅葉だとか、雨上がりの雰囲気だとか、ふんわりとかかる虹だとか。まだまだ朝なので人もまばらで静かな街で、とても気持ちの良い場所だった。

手前は ヨ6000形 7900番台 車掌車(wiki情報)。











チーズバーガーを買って食べた(写真は食べかけのやつしかなくて汚らしいので割愛)。

倶知安駅まで歩く道中で見つけた駅前の「お菓子のふじい」さんへ入ってみる。地方の駅前に朝の9時からやっているお菓子屋さんがあるとは思わず驚き。なにやらあの藤井聡太が将棋の対戦中に食べた大福があるお店らしいのだけれど、タイミングが合わずこの時は大福が売っていなかった。なのでその大福がパイ生地に包まれた「餅パイ」というやつを買って食べた。これがとてつもなく美味い。かなり良い店見つけた。調べてみたら、どうも通販もできるらしいのでみなさんぜひ。



ここからは元の予定を変更して蘭越駅へ。なんか朝から気分が良くて駅巡りを増やした。この日はフリーきっぷではないので駅巡りを増やせば増やすほどお金がかかるのだけれど、気にしない。だって気分が良いのだから。

蘭越駅のこ線橋。






蘭越から折り返してニセコへ。ここから元の旅程に帰ってくる。



メルヘンな雰囲気も漂うレトロな駅舎があるのだけれどこの日は工事中で何も見えない。そういうこともある。
数日前がハロウィンだったのでかぼちゃがたくさん。


ニセコでは日帰り温泉に入った。ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯というところ。
とてもいい湯だった。露天風呂もあるし屋内の浴槽も広くて、施設自体も新しくて綺麗なので文句なし。旅行先で入る温泉が一番いい。





ニセコ駅の駅舎に入っているカフェで昼食を食べる。予定を変更したせいで時間がギリギリになってしまいそうだったが、地方のローカル駅舎に入ってる店なんてなかなかないから入りたいという気持ちと、旅程が崩れるかもしれないスリルが逆に良いという気持ちがかなり強かったので、ここで昼食を食べることにした。









常備券があるので購入してみたり。



世間一般にはスキーで有名なニセコを温泉と食の面から満喫して、次の目的地へ。1日5本の長万部行の列車に乗る。
事前に三宮でニセコ駅から森駅までのきっぷを購入しておいたのでそれを使う。
ニセコ12:52→長万部14:11



最初は気づいていなかったのだけれどこれは降りれるぞ?と気づいたので一応走って写真だけ撮ったりしてみた。




結構乗客がいて、黒松内で乗りなおした自分も含めて立ち客も多数。
普通列車で道南を旅行したことがある人なら既知のことかもしれないが、長万部はとにかく普通列車の接続が悪い。特にすることもないのだけれど、次の列車までただただ2時間強を長万部で過ごすことになる。






最初はそんな存在のことが記憶になかったので何が舞ってるんだ?と思っていたが、雪虫の存在を思い出した途端結構気になるようになってしまった。旅行の予定立ててた時はそこまで考えてなかった。

観光案内所で買ったチップスター(うすしお)を待合室で食べていた。



長万部からは本日の宿泊地、森へ向かう。前回ここに来たときはキハ40だったのがキハ150に置き換えられている。










次の日に砂原支線の駅巡りをしてみたいと思っていたので、この日は森で宿泊。駅前のルーストンホテルで宿泊。

以前「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」という番組で六角さんの行った居酒屋で出てきていた料理がかなりおいしそうだったので、その店に行ってみようと思っていた。しかし、目の前まで行ってみると今日はどうもやってないよう。一応店内に暗い明りはついていたが店頭は暗く、ドアもカギがかかっていた。慌ててネット上の営業時間が違うのか?と思い電話をかけてみたが、やはり今日はお休みということで。残念。わざわざ電話に出る手間までかけさせてしまって申し訳ない。
ということでルーストンホテルに併設された居酒屋に行ってみた。チェックイン時にドリンク一杯無料の優待券ももらっていたので丁度よかった。

なんかやたらめったら食べたと思う。
寿司、天ぷら、焼き鳥(豚串とか)、ホッケフライ、だし巻き、茶漬け…
旅行だから散財しよう!と思っていたにしても注文する量を間違えた。

森に泊まる人はみんなここのホテルに泊まるからかなあ。

夜中にインスタ観てたら大学の先輩が同じタイミングで北海道に来ているストーリーをあげていた。小樽・札幌とか行ってて、1日タイミングがズレていたら、遠く離れた異郷の地で遭遇していた可能性ある。すごい。
なんやかんやでホテルのコインランドリーで洗濯・乾燥を済ませて就寝。次の日も早起き。
(ちなみに呑み鉄本線で紹介されていて行きたかったのは「大衆割烹やなぎ」というお店。またいつか。)
2026.03.19 追記
この記事をあげて数日、ルーストンホテルと雅茶一を経営する会社が倒産したらしいという情報を見た。仕方ないのかもしれないけれど悲しい。森には他に大きなホテルもないので、なかなか訪問の難易度が上がってしまった気がする…
day4 / 2025.11.04
まだ日も出ぬうちに起床、出発。結構古そうな駅舎がたくさん残っている函館本線砂原支線の駅巡りに行ってみる。この支線、やはりあまり列車の本数は多くないのだけれど朝方はまとまって本数があるので駅巡りするならこの時間帯だ!と思った。
森駅から前日のうちに購入していた「はこだて旅するパスポート(1日間用)」を使用。



一駅目は尾白内駅。貨車改造駅舎が置いてある。







もともとの予定ではここから鹿部駅に行こうとしていたのだけれど、鹿部駅の近辺で10/31にヒグマの目撃情報があったのことで、安全のために訪問は諦めて、時刻表を見ながら臨機応変に駅巡りしていくことにする。
ということで次は渡島砂原駅に行くことにする。




先述した「六角精児の吞み鉄本線・日本旅」でも渡島砂原駅に来ていた。その時に六角さんが行っていた展望台まで歩いて行ってみる。






渡島砂原07:25→東森07:40
行く予定のなかった東森駅へ。なんか地元のおばあちゃん?に話しかけられたような記憶がある。次の列車の時刻について聞かれたような…








砂原支線の駅巡りを終え、今度は五稜郭駅まで行って道南いさりび鉄道に乗っていく。前回北海道/道南に来た時には乗り損ねていたので乗りに凝れて嬉しい。JR北海道からキハ40が概ね消えた今、この路線に来たら必ずキハ40に乗ることができる。



観光列車「ながまれ海峡号」に使われる車両らしい。
上磯駅止まりの列車だったので下車。近くにラッキーピエロがあるので行ってみようとしたら、まだ開店前だったようで、気づかぬままドアを開けて入ろうとしたら店員にブチギれられた。事前に営業時間を調べ間違えたようで申し訳なかったのでけれど、そんな剣幕でキレなくても…としょげてしまった。まあでもそれはそれとして時間間違えたのは反省、今後は気を付けます。

左に映る階段の出口を出る時に目の前を歩くおばあちゃんが急に倒れて「大丈夫ですか!?」と焦ってしまった。どうも段差でこけただけのようだったので良かった。(ちなみにこの段差、あとで自分もつまづきかけた。)

いさりび鉄道全線の乗り潰しを達成するべく、終点の木古内駅まで行く。





駅前に道の駅があっていろいろ買って食べたりできそうなので、そこで昼食を取ろうかなと思う。







新幹線乗換駅なのでデカい。

木古内から折り返して、五稜郭方面へ戻っていく。
木古内12:51→五稜郭13:50






この旅行の少し前に廃止予定だと発表された無人駅、仁山駅へ向かうべく五稜郭駅から北上する。

五稜郭14:22→新函館北斗14:36
はこだてライナーは新函館北斗止まりだったので、どうせもう一本列車を待っても到着時間は変わらなかったのだけれど、新函館北斗駅に立ち寄ってみてもいいか、と思い行ってみる。


新函館北斗14:51→仁山14:55

帰りの列車まで1時間ほど仁山駅周辺で過ごしたのだけれども、雪虫の発生がピークを迎える時間だったようで、かなり厄介だった。そんなに虫は得意ではない。駅舎の中も各種、虫の亡骸が転がっていて、おお…と思ってしまった。
人気(ひとけ)もあまりなく、クマとかに寄り付かれたくないので、外で一人で大声で歌を歌ったりしていた気がする。

駅のサイズと需要は必ずしも相関関係似ないとはいえ、この大きさの駅が廃止されるのかあ、信じられないなあ、とも。


廃止直前だからなのか以前からなのか、英語だし不思議だなあ…






約1時間の滞在を終え、やっと函館まで向かっていく。
仁山16:02→函館16:32





前回函館に来た時に頭痛で寝込んで行き損ねた谷地頭温泉に向かう。函館の温泉と言えば湯の川温泉だけれど、反対方向、函館中心部の南西方面にもこの谷地頭温泉という日帰り温泉があり、調べた限りこっちの方が自分好みそうだったので行ってみる。路面電車に揺られて谷地頭まで。
函館駅前16:46→谷地頭16:58




結論から言うと最高の湯だった。歴代行った温泉の中で1位の可能性すらある。濁ったお湯は身体を芯から温めてくれる。ここに来る前はなんだか今日は寒いなあと思っていたが、この湯に入ったあとは身体がホカホカで寒さなんて1ミリもない。帰りは路面電車の停留所までスキップで行けそうなぐらい上機嫌だった。
あと風呂上がりの牛乳も最高だった。めっちゃ濃くて美味いジャージー牛乳。これも歴代1位。
年始ぐらいに元TOKIOの松岡くんが正月は地元函館の日帰り温泉に入っていたよなんて話をしていて、ネットではこの温泉なんじゃないか?と言われていたけれど、この温泉ならわかる。一般人から芸能人まで老若男女来てほしい。端から端まで最高の温泉だった。
路面電車で函館市街地の方へ戻っていく。



表記の時刻より10分ほど遅延していた。
函館駅でお土産を購入しようとしたが、郵送等が営業時間外で断念。
このまま函館に泊まるので夕食も函館らしいものを食べてみたいなと思い、函館塩ラーメンを食べる。


日本中意外と塩ラーメンが有名なところって少ない気がする。
夜の函館のメインストリートではWANIMA(たしか曲は「ともに」)が爆音で流れていてかなり元気そうだった。別にそんな雰囲気の場所でもないし、そんな季節でもないし、函館出身でもないし、なんでだったんだろう。
ホテルに移動し宿泊。A-GATE HOTEL 函館駅前というところでドミトリー2900円というかなりの安宿。ベッドの中は歴史を感じる古さだったが全体的に清潔感はあったし、サービスも充実していたので満足。


マインドがガキなのでこんなんが一番嬉しい。



函館には他にもホテルがたくさんあるけれど、良いホテルだったので全然リピートがありえる。ロビーの各種サービスでダラダラしながら時間を潰し、どうでもいいのだけれど、夕方とかに温泉に入っててもホテルに着いたらなんか気になってもう一回入浴してしまう。みんなそういうものなんだろうか。
ということでシャワー浴びて湯船につかって就寝。

