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ママの体調管理、全部ママの責任?


「風邪をひくのは自己管理ができていないから」

「体調を崩すのは、プロ意識が足りない」

「成功したければ、仕事に全部突っ込む時期があって当然」

こういう話って、ビジネスとか自己啓発の世界では、割とよく聞きますよね。
私もずっと聞いてきました。

特に経済とかマーケティングを発信されている方って男性が多いですし、今成功されている方のお話を聞くと、皆さんやっぱり若いときにものすごく頑張ってらっしゃる。

「1日何時間も働いた。」

「8時間労働なんて、起業初期はぬるい。」

「すべての優先順位を仕事に突っ込む時期がある。
そういう時期があったからこそ、今がある。」

それ自体、ごもっともだと思います。
実際、何か新しいことを形にしようと思ったら、そこに全てを突っ込まないといけない時期はある。

私自身もそうです。
昔も今も、別にサボってない。

子どもを産んでから、
テレビを見ながらゴロゴロする、みたいなことは、したことないです。

無目的にスマホゲームをしたり、
SNSを延々スクロールして時間を溶かしたり、
みたいなこともないです。

仕事をして、

家事をして、

子どものことをして、

身体のことを研究して、

仕事に必要なことを勉強して、

また仕事をする。

何かしながら常に、耳で何かを聞いてインプットする。

何にもサボってません。


なのに、いつも時間に余白がないんです。

そして、新しいことにチャレンジしようとすると、
いつも最後にぶち当たるのが、
時間的リソースの限界。

「これやってみたらいいよ」

と言われても、
その新しいものを、一体どこに入れたらいいんだ?
ってなります。

最近、改めてそれをものすごく感じる出来事がありました。


それで思ったんです。

「体調を崩すのは自己管理不足」
「プロなら体調管理まで含めて仕事」

この考え方を、子育て中のママにまでそのまま当てはめるのって、
あまりにも無神経じゃないかな?

と。


最近、Instagramがちょいバズりしまして

フォロワーさんが一気に4,000人くらい増えました。

それもあって、

「このアカウントをこれからどうしていこうかな」

と考えていて、マーケティング関係の動画を見たり、経済やビジネスの発信をいつもより集中して聞いたりしていました。

そもそも私は、何かしながら耳で情報を取るということをずっとしているので、割と常に何かを勉強している、インプットしているような状態ではあります。

私は健康とか美容に特化した仕事をしているので、メインで取っている健康や身体の情報なら、先に書いたような発信は出てこないんですけど、

経済とかマーケティングとか自己啓発系の発信を、情報として取っていると、

やっぱり出てくるんですよね。

「若いうちは仕事に全部突っ込め」

「体調を崩す時点で自己管理ができていない」

「プロなら風邪なんてひかない」

みたいな話。

私も健康のプロとして、
プロが体調崩すなんて、と思ってたから、
以前だったら、そのまま聞き流していたと思います。

でも最近、それを聞きながら、

ものすごく引っかかったんです。


最近、次男が発達障害と診断されました


自閉スペクトラム症と知的障害の両方だそうです。
軽度から中度くらい、という診断でした。

「ああ、そっか」

と思いました。

それ自体はもう、あるものはあるので、しょうがない。
じゃあ今、この子に何ができるのかを考えていくしかない。

私は基本的にはそういう考え方です。

でもやっぱり、一瞬、罪悪感も感じたんですよね。

なぜなら私は、妊娠前から元旦那さんの所謂モラハラを受けていました。



結婚して大阪から地方に移り住んだ頃の話


「慣れてないなら乗らない方がいいから」
と、車社会なのに車を持たせてもらえませんでした。

最寄りの駅どころか、1時間に1本あるかないかのバス停に行くにも徒歩20分くらいなので、
車に乗せてもらうとき以外、外に出られませんでした。

そんな生活をしていました。

もともと私は整体師なので、それまでずっと対面での接客業をメインでしていました。

当然、土地を移れば仕事はなくなる。
一から構築し直さないといけない。

しかし、家からほとんど出られない。
仕事を作れる場所はオンライン一択。

自分の仕事を一から構築する。
そこに元旦那さんの仕事も回ってくる。
さらに、元旦那さんが新しく始めた仕事まで回ってくる。

3つの仕事を回しながら育児をしました。

収入は、
国からの児童手当もひとり親手当も、
私の銀行口座には入らなくなったので、

貯金を切り崩しながら生活していました。

その状態で、

夕食の準備が少し遅れたら

「家事ができない嫁だ」
みたいな暴言がちょくちょく降ってきました。

ここで、私が機嫌を損ねるような切り返しをしてしまったら、
人格否定の言葉たちがエンドレスで被さりました。

今思えば、男尊女卑的な価値観が強い方だったんでしょうね。
昭和の亭主関白的な。
というと、昭和生まれの方に失礼ですけど。

あ、私も昭和生まれか(笑)

そんな生活でした。


私自身、「稼がざるもの食うべからず」の価値観で育ってきました。

ですので、毎月の家賃や光熱費、食費にいくらかかったか、いつ払えるようになるのか、と問い続けられると、

妊娠初期には、元旦那さんの希望通り、ご実家での共同生活を受け入れました。

別居は結婚の条件だったんですけどね。
今思えば、法的拘束力のある契約書を作成していれば良かったんでしょうね。


知らない土地で、

自分の仕事もなくなって、

自由に移動することもできなくて、

義実家で暮らして、

元旦那さんがキレないように気を遣いながら。



たぶん、深い呼吸をする場所がなさすぎたんでしょうね。

鬱みたいな状態になって、
一日中、笑うということがなくなりました。

もちろん上の子がいたので、
上の子の前では笑おうとはするんです。

でも、ふっと笑いかけたときに、

自分で、
「あ、今、表情筋動いた」

って気付くんです。

それくらい、普段、表情を動かさないし言葉も発さない生活になっていた。

感情がなかったというか、
360°見えない防御シールドを張って、
「無」を作ってたんですよね。

精神科を受診するという選択肢も、
こういうときほど思いつかないもので、

その後、
悪阻(つわり)を理由に実家に戻って、
ようやく表情筋を動かす生活が戻りました。


とはいえ、私たちの親世代って、

「子どものために親が我慢するもの」
という価値観で生きてきた人も多いんですよね。

しかも離れて暮らしていたら、娘夫婦の内情なんて分からない。

私の場合も、元旦那さんが私の親に、
私が『いかにできない嫁か』を、
告げ口のように何度も話しているのを知っていたので、
私の中の真実は、言えなかったです。

だから、実家に戻ったからといって、
その瞬間に全部が解決したわけではなくて。

精神的には、
少なくとも妊娠中の私にとって、
決して穏やかな環境ではありませんでした。



「あのとき、もっと穏やかに過ごせていたら」


と。

思いの外長い回想になりましたが、

次男が発達障害と診断されたときに、やっぱり考えました。

「あのとき、もっと穏やかな環境で過ごせていたら」

「もっと違う妊娠期間を過ごさせてあげられていたら」

と。



そんなふうに、次男には、

「ごめんね」

と思うところがあります。

もちろん、

「妊娠中のストレスが、この子の発達障害の原因だった」

と断定するわけではありません。

そこは分かりません。

医学的に何がどこまで関係しているのか。

先天的な要因がどのくらいあるのか。

本当のところなんて、今の科学では誰にもわからないです。

医師や専門家からも、

「医学的には証明されていないよ」

「先天的な部分もあるから」

と言われました。

それは分かっています。


でも、

だからといって、
本当のことが誰にも分からないからこそ。

母親って、
分からないなりに可能性を考えるんですよ。

「あのとき、もっとこうしていたら」

「私がもっと何とかできていたら」

って。

それでなのかは断定できませんが、
最近、私自身もちょっと体調を崩しました。

もちろん、それだけが原因ではないと思う。

同じタイミングでInstagramがバズって、

DM対応にも追われたし、

仕事も発信も増やしたから、
睡眠時間も削られていました。

だから、いろいろ重なったんだと思います。


そんなタイミングで、

「体調を崩すのは自己管理不足」

みたいな話を聞いて、

さすがに、

ちょっと待ってよ

と思ったのかもしれません。


女性にとっての妊娠・出産は、自分の身体なのに自分だけのものじゃなくなる話


そもそも妊娠中って、

自分の身体を100%自分だけでコントロールできる状態じゃないんですよね。

「幸せな妊娠期間」

みたいな話もよく聞きますけど、

お腹が大きくなってきたら、身体は普通に重たいです。

だから身体の重心も後ろに倒れやすくなるし、
鼠蹊部が圧迫されて足もむくみやすくなる。

だから、腰が痛くなる人もいる。

いろんな不調が起きます。

私は整体師なので、自分で身体をケアすることができるから、
妊娠中の身体の不調はかなりマシだった方だと思います。

それでも、
妊娠していないときと同じようには動けない。


そして、出産。

これはもう、本当に、
経験しないと分からないと思います。

私も子どもを産む前は分かっていませんでした。

例えば、
産んだ直後、いかに歩けないものか。

でも歩かされる(笑)

私は一人目の出産で会陰切開をしました。
全力で拒否したけど医師の判断で。

産んだ直後、

歩けないんですよ。

本当に歩けない。

でも、歩かされる。

切られて、
縫われているから、
切開部がひたすら痛い。

ドーナツ座布団に座ってもとにかく痛い。
病院のリクライニングベッドに座ることすら痛い。

でも、その状態で授乳が始まります。
おむつ替えも始まります。
もちろんナースステーションに預けることはできるけど、完全母乳育児だから、

傷が治るのを待って、

「じゃあ今日から育児始めましょうか」

じゃないんですよね。

産んだ直後から始まる。



今でもものすごく覚えていることがあります。

二人目を産んだ出産翌日だったかな。

初めて、

「今日からシャワーを浴びていいですよ」

と言われて、
浴室に行ったんです。

そこに全身鏡があったんですけど、
鏡に映った自分の身体を見たときに、

「このお腹、このお尻、何があったの?」

って思うほど、皮膚がだるんだるんだったんです(笑)

もちろん何があったのかは分かってますよ。
前日に出産したんです。

でも、

「何があったの?」ってくらい、別人の自分がそこにいた。

自分の身体なのに、
自分が知っている身体じゃない。

昨日まで妊婦だった身体とも違う。

妊娠前の身体とも全然違う。

本当にびっくりしました。

それくらい、
出産って身体が変わるんですよね。



でも、

「身体が元に戻るまで休ませてください」

なんてできません。

傷が痛くても授乳する。

授乳するたびに子宮収縮ホルモンの影響で
お腹が痛いけど泣き言は言わない。

夜中に子どもが泣けば起きる。

おむつを替える。

抱っこする。

それが毎日続く。

痛みに耐えながら、耐えながら、耐えながら育児をする。


私は自然分娩でした。

一人目は会陰切開しましたが、

二人目はそもそも病院に間に合わなくて、
エレベーターで産んでいるので、
会陰切開はありませんでした。

若干裂けたくらいで、一人目よりはまだマシでした。

でも、会陰切開をしなくても、
赤ちゃんが勢いよく出て自然に裂ける方もいます。

逆に、全然裂けない方もいます。

うちの母の時代なんかは、
慣れた助産師さんにずっと会陰マッサージをしてもらいながら出産して、

時間はかかったけれど、
切れたり裂けたりはしなかったと言っていて、
羨ましく感じたりしました。

帝王切開は未経験だけど、
お腹を切った痛みが、結構長く続くと聞きます。

だから、本当に人によると思います。

でも、

違いはそこだけなんですよ。

産後すぐから育児が始まるという大変さは変わらない。

しかも、それが数日で終わるわけでもない。

1か月、2か月の話でもない。

授乳は数か月続きます。
私は上の子がなかなか離れてくれなくて、3年近く授乳しました(笑)

下の子も1年くらい。

授乳が終わったら全部終わりでもない。

離乳食が始まって、介助が必要になる。

大人と同じ食事が食べられるようになっても、
スプーンとフォークが上手に使えるようになっても、
トイレが一人でできるようになっても、

24時間育児は終わらない。

うちの下の子はもう3歳ですが、
今でも夜中に起こされることはしょっちゅうです。


あと、子どもって、頻繁に体調を崩します。
突然熱を出すんです。

そうやって免疫力が育っていくから、仕方ない。

だから、育児って、

こちらの予定表なんて関係なく、
予期しないことがずっと降ってくるんですよね。


体調を理由に、仕事を休みません。


私の場合は、

シングルマザーで、

自営業で、

仕事も一人で回しています。

多少体調を崩しても、

多少熱が出ても、

多少咳が出ても、

お腹が痛くなっても、

別に仕事を休むことはありません。

お薬なしで熱は一晩で下がるし、
痛いところがあっても、仕事中は動けます。

仕事のクオリティも、意地でも落としません。

これは健康産業に従事するものとして、
プロとして、
当たり前に身につけてきたことです。


食べるものを考える。

身体を動かす。

筋肉のケアする。

姿勢を整える。

歩き方を整える。

その日の体調の理由を考えれば、大体見当がつく。

自分の身体の状態を観察できる。


でもこれ、

全ての女性に、私のこの基準をやれと言える?

と思います。

私は覚悟してシングルマザーになったし、
健康に関する知識は、世の中の大多数の女性に比べたらかなりあるから、

だから自己責任で体調管理できてる。




だけど、そうじゃない女性に向けるには、
ちょっと残酷な言葉です。

そもそも、
『自己管理』『体調管理は基本』って言ってる男性経営者さんだって、
しょっちゅう整体とかメンテナンス系のサービス受けてますからね。

それ以上にフル稼働しているとも言える、
産後の女性は尚更、
もっと、自分の身体のケアに時間とお金を投下すべきだと思います。

もしそれが、
旦那様の都合でできないなら、
その旦那様の器の小ささかもしれませんね。

と、内心、毒舌を吐きたいのが本音です。



いつか、世の中の当たり前が、

必要なときにいつでもベビーシッターを頼めて、
家事代行も使えて、
必要なら丸一日子どもを預けられる。

そういう時代になればいいなと思いますけど。

もちろん、育児を丸投げ、とかじゃなくて。



そうやって、
ママが万全の状態で家族と接することができたら、
家族みんながもっと優しくなれると思います。


女性はもともと、綺麗で可愛くて優しい生き物ですから。




そんなことをいつも考えているから、

だから私は、
忙しいままでも、いつでもどこでも、
無料でできるスキルとして、

姿勢や歩き方、食生活や運動習慣など、
シングルマザーで自営業の私が、
日常のルーティンとして落とし込めていることはすべて、

女性なら誰もが、当たり前に身につけてほしいと思う。

きっと必ず役に立つから。


そう思って発信しています。



私でもできるんだから、
みんなできるから。

と本気で思っていますが、


ただ、それを、
「できて当然」にするのではなく、
できる形で渡していけたらいいなと思っています。



毎日ジムに通う時間なんてなくていい。
整体に通う暇なんてなくていい。

そういう人でもできることってあります。

姿勢。

歩き方。

毎日口に入れるもの。

日々の生活習慣。

その全部を完璧にしなくてもいい。
100%じゃなくていいから。

その人の持っている100のうち、

ほんの5でも10でもいい。

少しだけ、自分の身体の方に意識を向ける。

私は、それだけでも違うと思っています。
そのための知識や方法を渡したい。




私が以前聞いて、
「なるほどな」
と思った、ある住職さんの言葉があります。

「男性の本当の役割は、奥さんを笑顔にすることなんだよ。」

育児を手伝うことよりも、奥さんを大事にすること。
そもそも、生物学的にも、男性は女性と同じレベルで子育てなんてできないから。

「昔話に出てくるオバケは、ほとんど女の人でしょ?
今世に想いを残して亡くなるのは、大概女性なんだよ。」

女性はもっと幸せに、
大事にされて、
自分を大事にして、
生きるべきなのかもしれませんね。

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