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現場の虎「職長必読!熱中症対策のKY活動──“命を守る”危険予知の実践ポイント」

【職長向け】熱中症対策のKY活動
命を守る準備は万全ですか?

夏の建設現場において、熱中症は最も深刻な災害の一つです。特に高温多湿の日本の夏では、作業員が知らぬ間に体調を崩し、重症化するケースも珍しくありません。職長として、安全配慮義務を果たすためには、日々のKY(危険予知)活動の中で熱中症対策を徹底することが求められます。



熱中症のリスクと症状を正しく理解する

まず重要なのは、熱中症の初期症状を見逃さないことです。
• 軽度: めまい、立ちくらみ、筋肉のけいれん
• 中等度: 頭痛、吐き気、異常な発汗
• 重度: 意識障害、けいれん、高体温

特に「暑さに慣れていない新規入場者」「高齢作業員」「持病のある方」は、熱中症のハイリスク層です。職長はこうした特性を把握し、日々の健康状態に注意を払う必要があります。



KYで確認すべきポイント

熱中症に関するKYでは、以下の項目を毎朝のミーティングで確認しましょう。
• 今日の天気・気温・湿度(WBGT値)
• 各作業員の体調確認
• 水分補給・塩分補給の時間と場所
• 休憩場所の確保とタイミング
• 空調服や冷却グッズの使用状況
• ヘルメット内の通気性確認
• 高所や密閉空間での作業スケジュール調整

これらをリーダーが口頭確認するだけでなく、チェックシート化し、日々の記録として残すことも有効です。



災害事例から学ぶ

実際にあった災害事例をご紹介します。


事例
屋外足場組立作業中の熱中症死亡事故(2022年・東海地方)
35℃を超える猛暑日の午後、40代作業員が空調服を使用せず作業を継続。昼過ぎに突然倒れ、病院搬送後に死亡。
現場ではKYでの熱中症対策の確認がされておらず、水分補給タイムも曖昧だった。
→ 作業前のKYで注意喚起されていれば防げた可能性が高い事故。



職長としての法的責任と役割

労働安全衛生法では、熱中症のような災害に対して、作業環境の整備・体調管理・安全教育を行うことが義務づけられています。

職長は作業指示だけでなく、
• 水分・塩分補給の徹底指示
• 無理な作業工程の是正
• 危険な兆候に気づいたら即中止

といった柔軟な判断を行えるようにしておくことが重要です。



まとめ
今日のKYから現場の命を守る

熱中症は「気づいたときには手遅れ」になるリスクのある災害です。だからこそ、職長が主導して行うKY活動が命を守る第一歩になります。
• 「今日は気温何度?湿度は?」
• 「誰か疲れてそうじゃない?」
• 「冷たいお茶のストックある?」

そんな小さな声かけの積み重ねが、大きな事故を防ぎます。現場での安全文化は、KYから始まるのです。





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