日本語おもろい
普段使ってる日本語、実は刀から生まれてました。
日本語って面白いですよね。
普段何気なく使っている言葉が、実は昔の侍や日本刀から生まれているものがたくさんあります。
知ると「なるほど!」ってなったので紹介します。
■ 鎬(しのぎ)を削る
激しい勝負や競争のこと。
刀には「鎬(しのぎ)」という刃と峰(背)の間の盛り上がった部分があります。
激しい斬り合いでは、その鎬が削れるほど刀をぶつけ合ったことから、「鎬を削る」という表現になりました。
■ 鍔迫り合い(つばぜりあい)
互いに一歩も譲らない状態。
刀の鍔(つば)同士がぶつかり、押し合う状態のことです。
そこから現在では、互角の勝負や意地のぶつかり合いを表す言葉になりました。
■ 抜き打ち
突然行うこと。
どんな体勢でも、刀を鞘から抜くと同時に斬りつける技が「抜き打ち」。
予告なしに行うテストや検査を「抜き打ち」と呼ぶのはここからです。
■ 切羽詰まる
どうにも逃げ場がない状態。
刀の鍔を固定する金具を「切羽(せっぱ)」といいます。
これが詰まってしまうと刀が抜けません。
そこから「追い込まれた状態」を「切羽詰まる」と言うようになりました。
■ 身から出た錆
自分の行いが原因で苦しむこと。
刀は手入れを怠ると、自分自身(身)から錆が出てしまいます。
その錆で刀が使えなくなることから、自業自得という意味になりました。
■ 反りが合わない
どうしても相性が悪いこと。
刀には一本一本、それぞれに合った鞘があります。
反りの形が違えば、きれいに収まりません。
人間同士でも性格や考え方が合わないことを「反りが合わない」と言います。
■ 元の鞘に収まる
一度別れた人が元に戻ること。
刀が本来の鞘へ戻るように、離れていた夫婦や恋人が復縁することを表す言葉です。
昔の人は、生活の中心に刀がありました。
だからこそ、日本語には刀から生まれた表現が今でもたくさん残っています。
何百年も前の文化が、こうして日常会話の中で生き続けている。
そう考えると、日本語って本当に奥が深くて面白いですよね。
