買い物が教室に?算数嫌いな小3を変えた「50円ゲーム」の全貌
「スーパーマーケットでの買い物、子供と行くと余計に疲れませんか?」 「お菓子売り場で『これ買って!』と駄々をこねられて、周りの視線が痛い」
そんな経験、一度はありますよね。 わが家もかつてはそうでした。しかし、ある「ゲーム」を導入してから、スーパーは単なる買い出しの場から、息子(こねこ)にとって最高の「算数教室」であり「社会科見学」の場へと変わりました。
これは、買い物嫌いだったITエンジニアの父が、勉強嫌いの息子を「優秀なアシスタント」へと変貌させ、ついでに消費税計算までマスターさせてしまった記録です。

1. 週3回の買い出しは「苦行」である
4人家族の食料事情と父の限界
僕、お父さん猫(ITエンジニア)は、週に3回(水・土・日です)ほどスーパーへ買い物に行きます。
共働きで4人家族の胃袋を満たす量は半端ではありません。
カゴいっぱいの食材、重たい牛乳パック、かさばるトイレットペーパー。
これを仕事終わりや休日に一人でこなすのは、正直言って重労働です。
「誰か手伝ってくれないか……」
そう思った時、白羽の矢が立ったのが、当時小学3年生だった息子、こねこでした。
彼は勉強(特に読み書きや計算)が苦手で、家でドリルをやらせようとするとすぐに逃げ出します。しかし、じっとしているのが苦手な彼にとって「お出かけ」は魅力的なオファーでした。
お父さん猫:
「こねこ、買い物についてきてくれたら、お父さん助かるんだけどな」
こねこ:
「いいよ! 行く!」
こうして、僕と彼の『スーパーマーケット攻略ミッション』が幕を開けました。

2. 「アシスタント制」でお手伝いをエンタメ化する
・野菜の目利き
最初は戦力外でした。「人参とって」と言っても、どれが良い人参かわからない。「牛乳」と言っても、低脂肪乳を持ってくる。 しかし、回数を重ねるごとに彼は進化しました。
お父さん猫:「今日はカレーだ。必要なものを頼む」
こねこ: 「了解! 玉ねぎと人参とじゃがいもね。あとお肉!」
お父さん猫: 「お、よく分かってるな。じゃあ玉ねぎは3個入りでお得なやつを探してくれ」
こねこ: 「任せて!」
かつては野菜売り場で立ち尽くしていた彼が、今では「こっちの方が安いよ、こっちの方が大きいよ」と教えてくれるまでになりました。子供の吸収力は凄まじいものです。
・お姉ちゃんにはない「圧倒的コミュ力」
ある日、売り場で目当ての商品が見つからないことがありました。僕がスマホでレシピを確認している間に、こねこがいなくなりました。 慌てて探すと、彼は品出しをしている店員さんに話しかけていました。
こねこ: 「すみません、〇〇ってどこにありますか?」
店員さん: 「あっちの棚ですよ」
こねこ: 「ありがとうございます! お父さん、あっちだって!」

この物怖じしない姿勢には驚かされました。 中学生のお姉ちゃん猫なら、恥ずかしがって絶対に自分からは聞きません。
特性なのか、彼自身の気質なのかは分かりませんが、この「誰とでも壁を作らず話せる力」は、社会に出た時に大きな武器になるはずです。

3. 算数ドリルより効く「ランダム50円の法則」
報酬は固定額にしてはいけない
お手伝いの報酬として、僕は彼におやつを買っていい許可を出しました。
しかし、ただ「1つ買っていいよ」では学びがありません。
そこで導入したのが「ランダム予算ゲーム」です。
ルールは簡単です。
今日のおやつ予算を父がその場で決める。
金額は毎回ランダムに変える(例:今日は60円、頑張ったことがある日は100円など)。
消費税込みで、その金額以内に収めること。
なぜランダムにするのか? 金額を固定(例えばいつも50円)にすると、
彼は思考停止して「うまい棒とぷちぷちうらないチョコ」という最適解をルーチン化してしまうからです。
「今日は42円です」と言われた瞬間、彼の頭脳はフル回転を始めます。
・買い物カゴは戦場だ
お父さん猫:
「今日の予算は、税込み45円まで!」
こねこ:
「えー! 45円か……。あれは30円だから、あと15円。でも……」
ここで彼がやるのは、難しい掛け算ではありません。
値札のトラップを見抜くことです。
大きく書いてある「30円」ではなく、下に小さく書いてある「税込32円」の方を見る。そしてそれらを足していくのです。
彼は普段、算数のプリントを見ると「計算めんどくさい」と言って逃げ出します。しかし、この時ばかりは目の色が違います。
1円でもオーバーすれば却下。逆に余らせすぎると損をした気分になる。
いかにギリギリを攻めて、好きなお菓子を組み合わせるか。彼にとってこれは勉強ではなく、勝利条件のある「ゲーム」なのです。
こねこ:
「こっちは税込11円……こっちは税込33円……足して44円! いける!」

以前、ゲーム(ポケモン)を通じて計算力をつけた記事を書きましたが、やはり「強い動機」があれば、子供は勝手に計算をマスターします。
※ゲームで計算力をつけた時の話はこちら
・レジ前の最終監査(コードレビュー)
商品をカゴに入れる前に、必ず私による「計算チェック」が入ります。
お父さん猫:
「ファイナルアンサー?」
こねこ:
「うん! 絶対合ってる!」
お父さん猫:
「……正解。44円だ。合格」
この瞬間、彼は本当に嬉しそうな顔をします。
そして、帰宅後に妻(お母さん猫)に報告するのが日課です。

こねこ: 「お母さん! 今日も計算バッチリだったよ!」
お母さん猫: 「あらすごい。お父さんより買い物上手になったんじゃない? でも、余計なものまでカゴに入れてこないでね(笑)」

【お父さん猫コメント】
最初は全て足し算なのかと心の中で心配して、見守っていましたが掛け算も使うようになり、ほっとしました。
最近は、彼の手際が良すぎて「あっ、これね。任せて」と頼もしすぎるあまり、「友達と遊ぶから買い物行かない」と言われる日が来るのを恐れています。
あとお菓子より魚肉ソーセージを報酬に要求するのはやめてください
(笑、魚肉ソーセージはお菓子より高いのです。子供はなぜ魚肉ソーセージが好きなんでしょうか。)
皆さんのお家では買い物子供たちまだ付き合ってくれていますか?
面白いお買い物方法とか、コメント欄で是非教えてください♪
お金に興味を持ったらこねこが大好きな学校では教えてくれない大切なことシリーズをどうぞ。もちろんマンガです(笑)このシリーズうちはたくさんあります😺
反応がないと寂しくて筆が止まりそうになるので、 『読んだよ』の代わりにスキ❤️を押していってもらえると嬉しいです😺
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