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結果か、プロセスか――「選ばれる理由」は、つくれる

こんにちは、岡山トヨタシステムサービスです。

社会に新しい価値を創造し続ける会社へ――。

当社はいま、「Brand New Value」というキーワードのもとで変わろうとしています。
その実現の鍵を握るのは、社員一人ひとりが、自分自身の価値をどう “つくるか” を考え、磨き続けることだと思っています。

ただ、新しい価値は決してゼロから湧いて出るものではありません。
日々の仕事の積み重ね、うまくいったこと、うまくいかなかったこと――そのすべてが材料になります。

では、「自分の価値」はどうやってつくられるのか。
その入り口で、私たちは必ずひとつの問いにぶつかります。
「結果か、プロセスか」という問いです。

最後まで読んでいただけると嬉しいです…!


▼結果か、プロセスか


 これは、多くの人が人生やキャリアの中で直面する永遠のテーマではないでしょうか。
 
有名な漫画『はじめの一歩』に象徴的なシーンがあります。
主人公・幕之内一歩の師である鴨川会長が、世界タイトルマッチに挑む鷹村守へ贈った言葉です。

「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし!成功した者は皆 すべからく努力しておる!!」

『はじめの一歩』@森川ジョージ/講談社

この言葉は、努力の重要性をまっすぐに伝えています。

社会や職場では、ある時期から必ず成果を求められるようになります。
その目標を達成するためには、知識を深め、スキルを磨き、人間関係を築くといった、さまざまな努力が欠かせません。
しかし、努力したからといって、必ずしも成功するとは限りません。
むしろ、失敗することの方が多いかもしれません。
それでも、積み重ねた努力も、失敗した経験さえも、次なる成功への――そして、「自分の価値」をつくるための大切なステップになります。

▼「パフォーマンス目標」と「マスタリー目標」


ここで、目標の立て方に目を向けてみましょう。
私たちが目標を設定するとき、結果を重視する「パフォーマンス目標」と、プロセスを大切にする「マスタリー目標」のどちらに重きを置くかで、努力に対する姿勢は大きく変わります。

パフォーマンス目標:自分の成果を他者に証明し、評価されるための目標
マスタリー目標:日々の努力や能力・知識そのものの向上に向けた目標

この2つは、「努力」の捉え方が大きく異なります。
マスタリー目標を持つ人は「努力すること自体に価値がある」と考えますが、パフォーマンス目標を持つ人は「できるだけ努力せずに結果を出すこと」を目指します。
面白いのは、パフォーマンス目標を持つ人ほど、努力する姿を隠そうとすることです。
なぜなら、努力せずに結果を出す方が "有能に見える” からです。

しかし、この「有能に見せたい」という思いは、裏を返せば「無能だと思われたくない」という不安の表れでもあります。
そして、パフォーマンス目標が「無能さを隠すため」に働き始めると、人は失敗を恐れて挑戦を避け、成長の機会を逃してしまいます。
見た目の評価は守れても、自分の価値そのものは、そこで止まってしまうのです。

対照的に、マスタリー目標を持つ人は、失敗すらも成長の一部として受け入れます。
失敗から学び、試行錯誤を重ねることで、新しい道を開いていくのです。

誰しも、苦手なことや経験が足りない分野はあるはずです。
そんな場面でこそ「マスタリー目標」の視点を大事にし、「失敗から学べることは何か」「これは成長の機会だ」という捉え直す。
そうすることで、モチベーションを失わずに歩み続けることができるのではないでしょうか。

▼努力は誰にでもできる


 ここで少し考えたいのは、「努力できること自体が才能だ」という言葉についてです。
この考え方に少し違和感があります。
たしかに、努力を続けられるかどうかは、置かれた環境や人間関係、ときには運にも大きく左右されるかもしれません。
それでも、「努力」は「才能」とは違い、「誰にでもできること」です。
たとえ、思うようにいかない日があっても諦めず、がむしゃらに取り組み、続けてみる。
それこそが「努力の本質」です。
決して簡単なことではありません。
それでも「努力」とは、変わりたいと願うすべての人に開かれた可能性です。

▼努力論とは


 どれだけ努力しても結果が報われないことがあるのも、事実です。
しかし、だからといってその努力を否定する権利は誰にもありません。

努力した経験は、必ず人生の財産になります。
これまで挑戦を重ねてきたなかには、報われなかったこともあれば、成功を収めたこともあり、さまざまです。
けれど、一つだけ言えるのは「どの経験も、ひとつとして無駄ではなかった」ということです。

成功には、時に「運」「人との出会い」など、自分ではコントロールできない要素も大きく影響します。
だからこそ、同じ努力を重ねても、結果が分かれることはいくらでもあるでしょう。
それでも、「努力を続けた」という事実は変わりません。
その積み重ねこそが、次の自分をつくる、そして新しい価値を生み出すための大切な材料になります。

新しい価値がゼロから生まれないのは、私たち一人ひとりの人生においても、同じことが言えるのだと思います。
だからこそ人は、何度でも立ち上がり、また努力しようと思えるのではないでしょうか。

努力は、必ず報われるとは限りません。
けれど、「努力した」という経験そのものは、あなたの人生を――そして「あなた自身の価値」を――どこまでも豊かにしてくれる一生の財産になるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。

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