殻ごと人生、アホの小太郎たまごの殻で死にかけるの巻[各務原マッサージ]
◆広告なしの原文はこちら▶︎【殻ごと人生・アホの小太郎】 https://ameblo.jp/momiccotaro/entry-12907641493.html
小太郎、卵の殻で死にかけるの巻
え〜、本日のお話はですねぇ、
「小太郎(こたろう)という、ちょっと不思議な男が、ゆで卵の殻で死にかけた」という、なんともアホらし…いえ、ユニークなお話でございます。
登場人物はただひとり。
小太郎(こたろう)頭は7歳、見た目は還暦ほど。
リラクゼーションサロンの店員さんでして、揉んだり伸ばしたりして人を癒すのが本業でございます。
ですがこの人、どうも“自分のことを癒す”のが下手なようで――
ある日、朝からなんだかムカムカする。
お腹もチクチク痛む。
けれど小太郎、365日無休で働く“昭和の職人魂”を持つ男。
「まあ、こんなのはいつもの腹痛や」と無理を通し、
施術して、筋トレして、庭の木も切って…って、ええ加減にせえよと言いたいくらい働く。
しかもですよ?夜8時半には寝て、朝はプロテインと医療用流動食みたいなのばかり。
なんとも潔癖というか、こだわり強いというか――
挙句の果てに「最近はカルシウムを摂るため、ゆで卵を“殻ごと”食べてます」て…!
※よい子も、よい大人も、決してマネしてはいけません。

で、小太郎、ついに3日目――
お客様にマッサージ中、意識が飛びそうになりましてな。
「うっ、吐くかも…」
「なんか、もう立ってられへん…」
とにかくこれはおかしいと、ようやくスマホで症状検索。
出てきたのは恐ろしい言葉。
「急性虫垂炎(盲腸)」
しかも、「24時間放置で腹膜炎のリスク大」と来たもんだ。
小太郎、思い出します。
そういえば娘が盲腸こじらせて、お腹の中が破裂、3回も手術して大変なことになったっけ…。
「……てことは、ワシ、もう3日我慢しとるやん……」
そのときの小太郎の顔、想像してみてください。
もう、真っ青ですわ。
慌てて近所の二宮医院へ行ったら、先生がCTを見ながら「う〜ん、なんだと思う?」と。
ちょっと軽いノリ。
しかしここで小太郎、勇気を振り絞って言います。
「急性虫垂炎では…」
「おお、たしかにそんな感じやな〜」
と、お医者もなんかゆるい(笑)
ところが、画像の虫垂のあたりに、先生が首をひねる。
「ん?なんやこの白いかたまりは…」

そのとき、小太郎、ピンときた。
「あ……あの、それ…卵の殻かもしれません…」
先生「ええ!?卵の殻!?噛んでへんの?」
小太郎「時間ないときは、蛇みたいにゴックンって…」
その場にいた看護師たち、肩がプルプル震えてます。
もう笑いをこらえるのに必死です。
しかもその殻がですね、なんと虫垂に詰まって炎症を起こしていたという――
はい、殻が原因です。文字どおりの“殻炎”です。
松波総合病院へ回され、再び医者が画像を見て、
「なんやこの白いの?…あ〜、詰まっとるな〜」
「先生、それ…卵の殻です…(二度目)」
医者「お、おお…。すごいな。よく3日も持ったなあ…ほんま奇跡やで」
はい、奇跡の男、小太郎。
その後、手術が決まり、オペ室へ運ばれる前まで、なんと顧客へのメール連絡をしていたという…。
「ちょっと待ってください!メールまだ打ち終わってなくて!」
「もういいから入って!命かメールかどっちやねん!」

手術は無事終了。
しかし、腹は痛い、尿管は痛い、腹筋に力も入らん。
運ばれたのはICUのちょい手前「HCU」つまり重病人!
普通の人なら、ここで休みますわな。
が、小太郎――
術後数時間で、点滴ぶら下げたままスクワットとニートゥーエルボーを始める。

ナースもドン引き。
そして3日後――退院。
入院保険?ちょっとしか出ません。
そう言えば、小太郎が入院した当日、前の前の前の妻の父が亡くなった。
前の前の前の...(舌噛むわ!)妻の父だが昭和の男は義理堅い。
早速、その妻との間の娘に連絡して、「葬儀に行けなくて面目ない...PayPayで香典を送りました...」
とにかく自分を癒すの苦手。
でも彼は笑って最後にこう言いました。
「みなさん、ゆで卵の殻はよく噛んで食べましょう」
(…いや、普通は食べないから!)
いかがでしたか。
“殻ごと人生”を走り抜ける男、小太郎。
どうぞ皆さまも、お腹を大事に。
カルシウムは、せめてサプリでどうぞ。
――おあとがよろしいようで。
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