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【悪者になりきれなかった自分への違和感】全部相手のせいにできたら、どれだけ楽??

妻との距離を縮めたくて、ひとりでジタバタしてる中年モンスター・・・オットモンです。

本編に入る前にこちらもご覧ください。
オットモンはこんな記事を書いています👇

それでは本編はこちらです👇


無音期は「悪者」を探したくなる

無音期に入ると、
人は自然と悪者を探し始める

これはもう、本能に近い。

話してくれない、目を合わせない、必要なことしか言わない、感情の気配がない。

これだけ材料が揃えば、
ストーリーは簡単に作れる。

「妻が冷たい」「妻が拒絶している」「妻が壊した」

・・・うん。
そう思えたら、どれだけ楽だっただろう。

でも、
僕はどうしても悪者にしきれなかった

そこに、
最初の違和感があった。


怒っていいはずなのに、怒り切れなかった

正直に言えば、
怒ってもいい状況だったと思う。

・話しかけても反応が薄い
・気遣っても返ってこない
・距離を詰めると警戒される

普通なら、
「なんなんだよ!」って
爆発してもおかしくない。

なのに。

怒りは出てこなかった。
出てきてもすぐに萎んだ。

代わりに出てきたのは、
「まぁ…そうなるかもな」という
変な納得感。

これ、
自分でも気持ち悪かった。

なんで僕、
そんなに冷静なん?


悪者にしてしまえば、考えなくて済むのに

無音の時期って、
考えることが多すぎる。

自分の言動
過去の空気
積み重なった疲労
タイミングの悪さ

全部を見直すのは、
正直しんどい。

だからこそ、
「相手が悪い」で完結できると楽になる。

自分は被害者で、相手が加害者で、原因は向こう・・・

これなら、
これ以上考えなくていい。

でも僕は、
そのカードを切れなかった。

切ろうとすると、
胸の奥でブレーキがかかった。

「いや、全部向こうのせいじゃないだろ」

はい、
自分で自分を殴りにいってます。


「あのときの自分」を知ってしまっていた

悪者にしきれなかった最大の理由は、
過去の自分を知っていたからだと思う。

・忙しさを理由に会話を減らした
・雑談を後回しにした
・疲れている妻を察したつもりで放置した
・問題が起きない=大丈夫と勘違いした

無音になってから
急に思い出すんだよね。

「あ、あのとき…」
「そういえば、あれ…」

全部が致命傷じゃない。
でも、小さな鈍器を毎日振り下ろしてた感覚

これを知ってしまうと、
「全面的に相手が悪い」とは言えなくなる。

自分、
結構やらかしてた。


被害者になれない自分が、余計に苦しかった

ここが一番しんどかった。

完全な被害者になれないと、
気持ちの置き場がなくなる。

怒れない
責められない
でも苦しい

この状態、
かなり削られる。

誰にもぶつけられない
自分の中でグルグルする
出口がない

「もう全部相手のせいにしちゃえば?」

頭では何度もそう思った。

でも、
心がそれを許さなかった。

結果、
一番ダメージを受けるのは自分。

こういう地味な削り方をしてくる。


「悪者になれなかった」のは弱さじゃなかった

時間が経って、
ようやく分かってきた。

悪者になれなかったのは、
優しさでも正義感でもなく。

関係を本気で終わらせたくなかったから

悪者にしてしまうと、
関係は切り捨てやすくなる。

「だからダメだった」「もう無理だ」「仕方ない」

そうやって
自分を納得させられる。

でも僕は、
どこかで終わらせたくなかった。

だから、
都合よく相手を悪者にできなかった。

これは、
未練でもあるし、
執着でもある。

でも同時に、
再構築の種でもあった。


無音期は「自分の本心」を隠せなくなる

無音期って、
相手の気持ちを知る期間じゃない。

自分の本心が
逃げ場を失う期間だ。

・本当はどうしたいのか
・何を守りたいのか
・何を失いたくないのか

悪者になりきれなかった違和感は、
その答えの一部だった。

「まだ、夫婦でいたい」
「簡単に切り捨てたくない」

その気持ちが、
行動を縛っていた。

苦しいけど、
嘘じゃなかった。


悪者になれない自分を、否定しなくていい

無音期に
「全部相手のせいにできない自分」に
違和感を覚えたなら。

それは、
自分を責める材料じゃない。

むしろ、
ちゃんと向き合っている。

楽なストーリーを選ばず、
しんどい現実を見ているということ。

当時は
そんな立派な自覚はなくて。

ただただ
モヤモヤして、
眠れなくて、
一人で天井を見てましたけど。

今日も、
悪者になれなかった自分を連れて、
少しずつ前に進んでいます。

それが正解かは、
まだ分かりません。

でも少なくとも、
逃げてはいない。

そう思いながら、
静かに踏ん張っていく。

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