涙のメカニズム
私かなり涙もろいです。
なぜ人は泣くのでしょう。
涙が流れるのは感情が高ぶった時に気持ちのバランスを整えるための自然な反応で、涙によってストレスホルモンを体外に排出するデトックス効果もあるそうです。
脳科学的にみて「涙が出る」ということはどのようなメカニズムが働いているのかというと
悲しいことがあったり、感動したことがあると、まず共感や直観の役割を担う前頭前野の血流が増えて、前頭前野からの刺激が脳幹に届き、泣き顔を作りなさい、涙をいっぱい流しなさい、声を出しなさいと指令をします。
このメカニズムで前頭前野が興奮してから大体10~30秒後に人は泣き始めるそうです。
また前頭前野からの指令は自律神経にも達し、涙腺を刺激することも涙が流れる一因のようです。
泣いた後には副交感神経が優位に働いていることもわかっていて、リラックスした状態になるそうです。
泣くことはデトックス効果になっているわけですね。
涙には3種類あって
1)目の表面を保護する「基礎分泌の涙」
2)異物が入った時の「反応性の涙」
3)悲しい時、感動した時の「情動性の涙」
があるそうです。
3つの涙の種類のうち「情動の涙」は人間だけが流す涙のようです。
では動物は悲しくて泣くことはないのでしょうか。
答えはYESです。
「基礎分泌の涙」と「反応性の涙」は動物にもありますが、悲しかったり、感動して泣くことはないそうです。
ただ動物にも脳波検査などによって、情動は人間と同じようにあることは証明されています。
ですが、情動で涙を流すことはないというだけで、感じていることは確かなのです。
涙を流さない代わりに動作や表情でその気持ちを表しているのです。
私のような涙もろい人の特徴は
・ストレートな性格
・感情移入しやすい
・マイナス思考
・気分が揺れ動きやすい
などがあるといわれています。
うーん、私の場合感情移入しやすい性格かもしれません。
泣きたいときの対処法には
・思い切り泣く
・呼吸法…呼吸に意識を向ける
・気持ちを誰かに伝える。ノートに書きだすのも一つの方法。
だそうです。
一方、笑い過ぎて涙が出ることもありますよね。
これは大脳辺縁系に「笑う」と「泣く」の共通の回路があるのですが、その回路が混線した状態になると笑い過ぎて涙が出るそうです。
要は脳の誤作動みたいです。
いろいろ調べると人の脳はよくできているけれど、完全ではなく、いい加減なところもあるんだな…て思うと「かわいい…」って思っちゃいますよね。
ただ、悲しみが強く感情の揺れが大き過ぎるような場合、もしかするとうつ病が隠れていることもあります。
辛すぎて日常生活を送れないようであれば、専門医の受診をお勧めします。
