【手鍋焙煎】焼肉プレート活用で「遠火」のエチオピア・マンデリン焙煎
前回試した「弱火・蓋なし」というスタイルから一歩踏み出し、「遠火・蓋あり」という新条件で焙煎に挑戦した記録をシェアさせてください。
エチオピア カッファ ジナブ農園 ゲイシャG3 N の再挑戦
これまでは手鍋を左手で保持して高さをキープしていましたが、焼肉用プレートを導入したことで、強制的に五徳からの距離を約25mm広げることが可能になりました。


エチオピアゲイシャ前回プロファイル準備
まずは、前回の焙煎データを基にプロファイルを準備します。 私はデータの自動化に興味があるので、Roast Recordのグラフ画像をコピーして、自作の「手鍋焙煎プロファイルjsonファイル作成くん」に貼り付けて送信。 グラフを読み取って実測温度を基にプロファイルを作成してもらいました。その記事はこちら
このプロファイルを「手鍋焙煎アシストくん」に読み込ませれば、準備完了です!
手鍋焙煎アシストくんはこちらのURLでお試しいただけます。
👉https://hand-pan-roasting-assist-test.streamlit.app/

エチオピアゲイシャ焙煎の記録
G3品質ということで、まずは丁寧なハンドピックから。欠点豆が数粒見つかりました。


今回は焼肉プレートに焼き網をのせて、五徳からの距離を約2.5cm高くしています。 火加減は焼き網の一部が赤くなる程度。 遠火にしているので、ゼロ距離の時よりも3秒ぐらい置いておいても焦げにくさを感じ、操作がとても楽になりました。

表面温度を測定する時以外は鍋の蓋は閉めた状態です。 8分を過ぎた頃、200度で音強めの1ハゼが始まりました。 ただ、ここで違和感が……。 実は、読み込んでいたのが「ブラジルサントスNo.2」のプロファイルだったんです(笑)。
そのまま温度上昇を続け、2ハゼに入った頃に煎り止め。 結果としてシティーローストぐらいになりました。


生豆140g → 116g(焙煎指数1.21)
(前回は140g → 120g 焙煎指数1.17)
少し深くなりましたが、この焙煎度でもエチオピアの華やかな感じが残っているか、飲むのが楽しみです。

インドネシア マンデリンでのリベンジと「100g」の発見
続けて、同じく焼肉プレートを使った状態でマンデリンを焙煎してみました。 いつもは140gですが、まだ3回目の焙煎豆が残っているため今回は100gに減らしてみることに。
ブラジルサントスNo.2のプロファイル温度を狙っていきましたが、この火加減で100gだと、調整なしで自然とプロファイル通りに進んでいきました。
鍋素材、鍋底までの距離と火力、この設定が決まれば誰でも再現しやすいかもしれません。
「本当は150gぐらいで焼きたいけれど、100gのほうが適正なのかも」という、やり方を変えて体感する最適解のような気づきがありました。

インドネシア マンデリン焙煎の記録
8分200度:元気な1ハゼ
10分半:2ハゼ開始(215度ぐらい)
2ハゼピーク手前、豆表面が油でテカテカしてきた頃合いで煎り止め。
生豆100g → 81g(焙煎指数 1.23)

前回のマンデリン1回目の時と同じような仕上がりになり、あの時の味を期待しています。


最後に:物理的な距離がもたらす「余裕」
今回の検証を通じて、手鍋焙煎において「物理的な距離」を一定に保つことは、再現性を高める上で非常に有効であると確信しました。 感覚に頼っていた部分を少しずつ環境や数値に置き換えていく過程は、より理想の1杯に近づいている実感を与えてくれます。
次は今回のデータを踏まえ、投入量と火力のバランスをさらに追い込んでいきたいと考えています。
皆さんは、焙煎の「再現性」を高めるために、どのような工夫をされていますか?
【皆さんに質問です!】 今回の焙煎記録、どの部分が一番気になりましたか?
焼肉プレートでの「物理的距離」の確保
jsonファイルを使った「プロファイル管理」
豆の量(140g vs 100g)による挙動の違い
ついうっかり違うプロファイルを読み込んじゃう失敗談(笑)
ぜひ、コメントで教えていただけると嬉しいです!
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