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習慣化は小さく始める!三日坊主を防ぐ「最小行動」の作り方|継続力コース 講義03|オールアカデミー / All Academy

何かを始めるとき、私たちは大きな決意をします。

「明日から毎日一時間勉強する」 「毎朝五キロ走る」 「一日二千文字ずつ書く」 「毎日欠かさず動画を投稿する」

目標を決めた直後は、やる気があります。

そのため、「これくらいならできる」「本気なら、もっと頑張らなければ」と考え、最初から大きな行動を選びやすくなります。

けれど、その行動は、疲れている日にも始められる大きさでしょうか。

忙しい日、気分が乗らない日、予定が崩れた日にも、同じように実行できるでしょうか。

前回の講義では、継続できない原因の一つに「最初から行動が大きすぎること」があると学びました。

今回考えるのは、その反対です。

続けたいなら、最初の一歩を「失敗するほうが難しい大きさ」まで小さくする。

小さく始めることは、大きな目標を諦めることではありません。

大きな目標へ何度でも入り直せる、小さな入口をつくることです。

講師は、オール・ドメディア / Owl Dmedia。 生徒は、雨脳ネコネコ / Unou Neconecoです。

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今日できるようになること

  • 小さく始めることが継続につながる理由を説明できる

  • 「目指す目標」と「今日始める行動」を分けて考えられる

  • 自分の行動を、疲れた日にもできる大きさまで小さくできる

  • 続けたいことの「最小行動」を一つ決められる


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今回の問い

大きな目標を叶えたいのに、本当に小さく始めてよいのでしょうか?

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大きく始めたほうが、早く成長できる?

雨脳ネコネコ 「オール先生。続けたいことは小さく始めるといいって聞くけど、一分や一回だけでは、ほとんど成長できないんじゃない?」

オール・ドメディア 「ネコネコは、何を始めようとしているの?」

雨脳ネコネコ 「毎日一時間の勉強! 早く成長したいから、最初から本気でやりたいんだ」

オール・ドメディア 「その一時間は、元気な日だけでなく、疲れた日にも始められそう?」

雨脳ネコネコ 「疲れている日は……たぶん、始める前から嫌になりそう」

オール・ドメディア 「それなら、目標が悪いのではなく、毎日の入口が大きすぎるのかもしれないね」

大きな行動には、大きな効果が期待できます。

一時間勉強すれば、五分より多くの内容を学べるでしょう。五キロ走れば、百メートル歩くより多く体を動かせます。

しかし、それは実際に始められた場合の話です。

「一時間やらなければ意味がない」と考えた結果、机へ向かえなかったなら、その日の行動はゼロになります。

反対に、「問題を一問だけ解く」と決めていれば、疲れていても始められるかもしれません。

そして、一問解いたあとに余力があれば、二問目、三問目へ進むこともできます。

大切なのは、大きく行うことを禁止することではありません。

最初から、大きくやることを参加条件にしない。

これが、小さく始めるという考え方です。

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小さくするのは「夢」ではなく「入口」

小さく始めると聞くと、「目標まで小さくしなければならない」と感じる人もいます。

けれど、目指す場所と、今日の入口は別のものです。

たとえば、本を一冊書きたいという目標を持っているとします。

目標は、「一冊の本を完成させる」のままで構いません。

ただし、今日の入口は、

  • 文書ファイルを開く

  • 見出しを一つ書く

  • 五十文字だけ書く

という大きさまで小さくできます。

山頂を目指すからといって、最初の一歩まで大きくする必要はありません。

むしろ、遠い場所へ向かうからこそ、何度でも踏み出せる一歩が必要です。

目指す目標

小さな入口

資格試験に合格する

問題を一問解く

体力をつける

一分だけ歩く

本を一冊読む

一ページ読む

作品を完成させる

五十文字書く

動画を投稿する

台本の項目を一つ書く

部屋をきれいにする

目の前の物を一つ片づける

雨脳ネコネコ 「目標まで小さくするんじゃなくて、目標へ入る扉を小さくするんだね」

オール・ドメディア 「そのとおり。大きな夢と、小さな一歩は矛盾しないんだ」

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なぜ、小さな行動は続けやすいのか

小さく始めることには、主に三つの意味があります。

1.始める前の負担が小さくなる

「これから一時間勉強する」と考えると、時間、集中力、準備が必要に感じられます。

すると、まだ何も始めていないのに、頭の中では大きな負担が生まれます。

一方、「問題を一問だけ解く」なら、必要な時間も力も少なく見えます。

始める前に感じる重さが小さくなれば、最初の動作を選びやすくなります。

継続では、始めたあとの頑張りだけでなく、始めるまでの距離を短くすることが大切です。

2.調子が悪い日にもゼロを避けやすい

元気な日だけを基準にすると、疲れた日に行動できなくなります。

しかし、最初から小さな行動を用意しておけば、調子に合わせて量を変えられます。

元気な日は三十分。 普通の日は十分。 疲れた日は一分。

行う量は違っても、「今日も始めた」という事実は残ります。

毎日同じ量をこなすことよりも、状態が変わっても完全なゼロを避けられることが、長い継続を支えます。

3.「できた」という経験を積みやすい

達成するのが難しい約束を毎日置くと、できなかった経験が増えていきます。

すると、「今日もできなかった」「自分には無理だ」という印象が強くなります。

小さな約束なら、達成する回数を増やせます。

一問解けた。 一ページ読めた。 一分歩けた。 一行書けた。

その一回は小さくても、「自分で決めたことを実行した」という経験です。

小さな達成を繰り返すことで、行動だけでなく、「自分は始められる」という自分への信頼も育っていきます。

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最小行動とは何か

この講義では、疲れた日にも実行できる最小単位を「最小行動」と呼びます。

最小行動には、三つの条件があります。

条件1|短い時間で終えられる

目安は、一分から二分程度です。

ただし、必ず二分以内でなければならないわけではありません。

自分が「これなら今からでも始められる」と感じる短さになっていることが大切です。

条件2|何をするかが目で見て分かる

「勉強を頑張る」では、終わったかどうかが分かりません。

「英単語を一つ見る」なら、何を行うのかが具体的です。

最小行動は、考え方ではなく、実際に確認できる動作にします。

条件3|調子が悪い日にもできる

時間があり、元気な日だけできる量では、最低ラインになりません。

眠い日、忙しい日、気分が乗らない日を想像しても、「これくらいならできそう」と思える大きさまで下げます。

少なすぎると感じるくらいで構いません。

最小行動の役割は、一日で大きく成長することではなく、次の一回を始めるための入口を守ることだからです。

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行動を小さくする三つの方法

「小さくしよう」と思っても、どのように変えればよいか迷うことがあります。

そのときは、次の三つを順番に試してみましょう。

方法1|時間を短くする

  • 一時間勉強する → 一分だけ勉強する

  • 三十分運動する → 一分だけ体を動かす

  • 一時間片づける → 二分だけ片づける

時間を短くすると、予定の中へ入れやすくなります。

方法2|量を減らす

  • 問題集を一章進める → 一問解く

  • 本を十ページ読む → 一ページ読む

  • 千文字書く → 一文書く

  • 部屋全体を掃除する → 物を一つ戻す

数えられる行動は、最低量を一回、一個、一ページまで減らせます。

方法3|準備だけにする

行動そのものが難しい日は、始める準備を最小行動にできます。

  • 教材を机に置く

  • 運動着へ着替える

  • 文書ファイルを開く

  • 読みたい本を枕元に置く

準備だけでは足りないように見えるかもしれません。

けれど、行動までの距離を一つ縮めています。

準備をしたことで、そのまま本来の行動へ進める日もあります。

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「小さすぎて意味がない」と感じたら

雨脳ネコネコ 「でも、一問だけで終わったら、やっぱり少なすぎない?」

オール・ドメディア 「一問で終わってもいいし、続けられそうなら二問目へ進んでもいい。ただし、二問目から先は追加分だよ」

雨脳ネコネコ 「追加分?」

オール・ドメディア 「うん。一問できた時点で、今日の約束は達成。多くできた日があっても、それを明日からの義務にしないんだ」

小さく始めたあと、気分が乗って多くできる日があります。

それは、とてもよいことです。

ただし、昨日三十分できたからといって、今日から「三十分やらなければ失敗」に変えてはいけません。

最低ラインを、調子のよかった日の実績に合わせて引き上げると、入口は再び大きくなってしまいます。

次のルールを覚えておきましょう。

最低ラインは小さいまま。できる日は、自由に追加する。

一問で終えても成功。 十問できても成功。 大切なのは、最初の一問を達成条件として守ることです。

小さな行動は、成長の上限ではありません。

始めるための下限です。

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小さく始めるときの三つの落とし穴

1.小さな行動を、すぐ大きくする

数日続くと、「もう少し増やさなければ」と思うことがあります。

しかし、増やした量が負担になれば、また始めにくくなります。

まずは、小さな入口から自然に始められる状態をつくることを優先します。

2.小さな行動を、価値がないと判断する

一回の効果だけを見ると、一分や一問は小さく見えます。

けれど、その一回には「ゼロを一へ変える」「次の日も戻りやすくする」という役割があります。

結果だけでなく、行動とのつながりを保ったことにも価値があります。

3.できなかった日に、自分を責める

最小行動を決めても、できない日はあります。

その日は、最小行動が今の生活に対してまだ大きかったのかもしれません。行う時間や場所が合っていなかったのかもしれません。

失敗と決める前に、さらに小さくできないかを考えます。

一ページが難しければ、本を開くだけ。 一分歩くことが難しければ、靴を出すだけ。

続け方は、自分に合わせて調整してよいのです。

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三段階の行動を用意しよう

毎日の状態に合わせるために、行動を三段階に分ける方法があります。

状態

行動の基準

勉強の例

疲れている日

最小行動

問題を一問解く

普通の日

基本行動

十分勉強する

余裕がある日

追加行動

三十分以上進める

この三段階で最も重要なのは、最小行動です。

最小行動を行えば、その日の継続は成功とします。

基本行動と追加行動は、できる日に選べる上乗せです。

毎日同じ自分であることを求めず、その日の自分に合う入口を選べるようにしておきましょう。

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1分ワーク|自分の「最小行動」をつくろう

続けたいことを一つ選び、最小行動へ変えてみましょう。

1.これから続けたいこと

__________________

2.理想の日に行いたい量

__________________

3.疲れた日にもできる最小行動

__________________

4.その行動は、次の三つを満たしていますか?

  • 短い時間で終えられる

  • 何をするかが具体的である

  • 調子が悪い日にもできそうである

一つでも迷ったら、もう一段階小さくします。

たとえば、

  • 「三十分勉強する」→「問題を一問解く」

  • 「筋力トレーニングをする」→「スクワットを一回する」

  • 「本を読む」→「一ページ読む」

  • 「記事を書く」→「見出しを一つ書く」

  • 「動画を作る」→「伝えたいことを一行メモする」

決めた最小行動を、できればこの記事を閉じたあとに一度だけ実行してみてください。

小さく決めるだけでなく、実際の一回へ変えたとき、継続が始まります。

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今日のまとめ

  • 大きな行動は効果も大きいが、始められなければゼロになる

  • 小さくするのは目標ではなく、目標へ入るための入口

  • 最小行動は「短い・具体的・調子が悪い日にもできる」の三条件でつくる

  • 行動は、時間を短くする、量を減らす、準備だけにすることで小さくできる

  • 最低ラインを達成したあとの追加は自由に行ってよい

  • 多くできた日の量を、翌日からの義務にしない

  • 最小行動さえできれば、その日の継続は成功と考える

雨脳ネコネコ 「私は、毎日一時間勉強することを入口にしていたから、始める前から重かったんだね。まずは一問だけにしてみる!」

オール・ドメディア 「いいね。一問で終えても成功。もっとできる日は、自由に続ければいい。大切なのは、明日も入り直せる入口を残すことだよ」

大きな目標を持つことは、悪いことではありません。

叶えたい未来が大きいからこそ、今日の一歩は小さくてよいのです。

小さな一歩を軽く見ず、実際に踏み出す。

その一回が、次の一回を呼び、少しずつ未来の成果へ変わっていきます。

大きな夢ほど、小さな一歩から始めよう。

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次回予告|講義04「目標を決めよう」

小さな一歩をつくれても、どこへ向かうのかが分からなければ、行動を選びにくくなります。

次回は、「頑張る」「成長する」といった曖昧な願いを、自分が進む方向を示す目標へ変えていきます。

大きすぎて苦しくならず、小さすぎて目的を見失わない、自分に合った目標の決め方を一緒に考えましょう。

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オールアカデミー / All Academyについて

オールアカデミーでは、生活、創作、発信などに役立つ学びを、キャラクターたちとの会話を通して分かりやすく届けています。

この「継続力コース」は全22講義です。

noteでは一講義ずつ公開し、すべての講義を完成させたあと、書き込みワークや復習問題を加えた保存版教材をBOOTHで制作する予定です。

YouTubeでも、オールアカデミーの講義や活動を発信しています。 よかったら、遊びに来てください。


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ハッシュタグ

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