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忍者って何だろう?――「かっこいい忍者」のイメージから、本当の姿を見つけにいこう【講義1】


こんしは!

こんしは!
**AllA / All Atelier(オールアトリエ)**へようこそ!

今回から始まるのは、忍者の歴史・技・知恵・文化を楽しく学んでいく「忍者」の講義です。

生徒は、オール・ドメディア / Owl Dmedia
そして講師を担当するのは、赤い と金 / Akai Tokinです。

オール・ドメディア
「忍者って聞くと、黒い服を着て、手裏剣を投げて、屋根の上をシュシュッと走っているイメージがあります!」

赤い と金
「うんうん。たぶん、多くの人が最初に思い浮かべる忍者もそんな感じだね。でも忍者を学び始めると、そのイメージだけでは見えてこない、とても面白い世界があるんだよ」

忍者は映画、漫画、アニメ、ゲームなどでも世界的に人気の存在です。

けれど、本当に昔の忍者たちは毎日手裏剣を投げていたのでしょうか?

いつも黒装束だったのでしょうか?

そもそも――

「忍者って、何をする人だったんだろう?」

今回の講義では、ここから忍者の世界への第一歩を踏み出していきます!


今回の講義

講義1|忍者って何だろう?

忍者という言葉を聞くと、まず「戦う人」というイメージを持つかもしれません。

しかし忍者を知るときに大切なのは、

忍者=強い戦士

と、いきなり決めつけないことです。

忍者に求められた役割には、相手と正面から戦うことだけではなく、

情報を集めること、周囲を観察すること、気づかれないように行動すること、得た情報を持ち帰ること

などもありました。

オール・ドメディア
「えっ、敵をバンバン倒す人というより、情報を集める人でもあったんですか?」

赤い と金
「そう。だから忍者について学ぶなら、“どう戦ったか”だけじゃなくて、“どう考えていたか”を見ることも大事なんだ」

忍者の面白さは、派手な必殺技だけではありません。

何を見るか。

何を聞くか。

どうやって相手に気づかれないようにするか。

危険な場所でどう判断するか。

そして、どうやって生きて帰ってくるか。

そんな観察・工夫・判断の積み重ねにも、忍者らしさがあります。


今回できるようになること

今回の講義が終わるころには、

・忍者について自分が持っているイメージに気づける
・忍者が「戦うだけの存在」ではないことがわかる
・忍者にとって情報や観察が大切だった理由を考えられる
・これから忍者について学ぶときの視点を持てる

ようになることを目指します。

最初から細かい名前や年号を全部覚える必要はありません。

まずは、

「忍者って、思っていたより奥が深そう!」

と感じられれば大成功です。


重要ポイント

① 忍者のイメージと実際の役割は、同じとは限らない

現代の忍者には、とても強いイメージがあります。

黒い服。

刀。

手裏剣。

煙とともに消える。

ものすごく高く跳ぶ。

忍術を使う。

こうした姿は、忍者文化を楽しむうえではとても魅力的です。

ただし、忍者を「歴史」として考える場合には、

作品の中の忍者と、昔の忍者の姿をいったん分けて考える

ことが重要になります。

オール・ドメディア
「忍者の作品が間違いということですか?」

赤い と金
「そういうことじゃないよ。物語の忍者には物語の面白さがある。歴史の忍者には歴史の面白さがある。この二つを分けて楽しめると、忍者がもっと好きになるんだ」

「忍者といえばこれ!」というイメージを否定する必要はありません。

むしろ、

自分のイメージと本当の歴史を比べること

そのものが、忍者を学ぶ楽しさになります。


② 忍者にとって「情報」は大きな武器

戦いでは、力が強ければ必ず勝てるわけではありません。

相手が何人いるのか。

どこにいるのか。

どんな場所なのか。

何をしようとしているのか。

どの道なら移動しやすいのか。

そうした情報を先に知っているだけで、判断は大きく変わります。

赤い と金
「オール。知らない場所を歩くとき、地図がある場合とない場合、どっちが安心?」

オール・ドメディア
「もちろん地図があるほうです!」

赤い と金
「それと似ているね。情報を持っているということは、次の行動を考える材料を持っているということなんだ」

忍者を学ぶときには、

情報を集める → 判断する → 行動する

という流れにも注目してみましょう。

現代でもこれは使える考え方です。

すぐに行動する前に、まず周りを見る。

必要な情報を確認する。

そして、自分なりに考える。

忍者の知恵は、意外と私たちの日常にもつながっています。


③ 「見つからないこと」も立派な技

強さというと、「相手を倒す力」を想像しやすいですよね。

しかし忍者について考えると、違った強さも見えてきます。

たとえば、

危険を避ける。
目立たない。
必要以上に争わない。
任務を終えて無事に帰る。

これらも、とても重要な能力です。

オール・ドメディア
「戦わずに帰ってきても成功なんですか?」

赤い と金
「目的が情報を持ち帰ることなら、無事に帰ってこなければ情報を伝えられないからね」

ここが忍者を見るときの面白いポイント。

強さとは、いつでも派手に戦うことだけではありません。

目的に合わせて行動を変えること。

これも一つの強さなんです。


④ 忍者の力は「超能力」だけではなく工夫の積み重ね

忍術と聞くと、不思議な力を想像したくなります。

でも、このコースで特に注目してほしいのは、

人間が工夫して身につけた知恵や技

です。

どう歩けば音が出にくい?

どうすれば目立ちにくい?

相手の動きをどう観察する?

道具はどう使う?

自然の中では何に注意する?

食事や体づくりは?

どんな心構えが必要?

これからの講義では、そんな疑問を一つずつ見ていきます。

オール・ドメディア
「なんか忍者って、力より頭をすごく使いそうですね!」

赤い と金
「そこに気づいたら、もう忍者を見る目が少し変わってきたね」


今回のまとめ

今回は最初の講義として、**「忍者って何だろう?」**という大きな問いからスタートしました。

覚えておきたいのは、

忍者は、ただ派手に戦うだけの存在として見るのではなく、情報・観察・工夫・判断という視点から見ると、もっと面白くなる

ということです。

忍者と聞いて思い浮かぶ、

手裏剣。

黒装束。

忍術。

素早い動き。

こうしたイメージも、もちろん忍者文化の大切な魅力です。

でも、これからはそこにもう一つ、

「なぜ、その行動をするのだろう?」

という視点を加えてみましょう。

忍者の世界は、見た目の派手さだけではありません。

見つからないために考える。

情報を得るために観察する。

危険を避けるために工夫する。

そして、自分の役割を果たす。

そんな「考える忍者」の姿を知ることで、忍者という存在がぐっと立体的に見えてきます。

オール・ドメディア
「最初は手裏剣の人だと思っていたけど、情報を集めたり観察したりすることも大事だったんですね!」

赤い と金
「その発見が今回の一番の収穫だね。忍者を見る目は、ここからどんどん変わっていくよ」


1分ワーク

紙やスマートフォンのメモを用意して、

「忍者と聞いて思い浮かぶもの」

を1分間でできるだけ書いてみましょう。

たとえば、

「手裏剣」
「黒い服」
「素早い」
「隠れる」
「刀」
「忍術」

など、何でもOKです。

書き終わったら、その中から一つ選び、

「これは本当の忍者にも当てはまるのかな?」

と疑問を書き足してみてください。

その疑問が、これから忍者を学ぶための入口になります。


ミニクイズ

Q. 忍者について学ぶときに大切な視点として、今回もっとも近いものはどれでしょう?

A. 忍者は必ず正面から戦う人だった
B. 忍者は手裏剣だけを使う人だった
C. 情報・観察・工夫などにも注目する
D. 忍者はすべて超能力を使えた

正解は……

C. 情報・観察・工夫などにも注目する!

忍者の魅力は、派手な戦いだけではありません。

「見つからないためには?」
「どう情報を集める?」
「どう判断する?」

そんな問いを持ちながら、これから一緒に忍者の世界を探検していきましょう!


次回予告

次回は、

講義2|忍者の歴史を知ろう

です!

忍者はいったい、どんな時代に活躍していたのでしょうか?

昔からずっと「忍者」と呼ばれていたのか。

どんな背景から忍者のような存在が必要とされたのか。

次回は時間をさかのぼりながら、忍者の歴史への入口を見ていきます。

オール・ドメディア
「ついに忍者の歴史!どこから始まったのか気になります!」

赤い と金
「歴史を知ると、今日話した“なぜ忍者が情報を集めたのか”も、さらに見えてくるよ」

それでは次回も、忍者の世界を一緒に探っていきましょう!

隠れる。見抜く。考える。

忍者の知恵から、未来を生きるヒントを見つけよう!

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