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歩行者と自転車を守ろう|横断歩道の一時停止と安全な間隔を身につけよう!|オール・アカデミー 運転免許⑧

こんにちは!

オール・アカデミー / All Academyです。

「運転免許コース」では、これから運転免許を取る人や、交通ルールを基礎から学び直したい人に向けて、安全運転の知識をやさしく届けています。

第8講義のテーマは、「歩行者と自転車を守ろう」です!

横断歩道の近くに人がいたら、必ず止まる?

渡る人がいないように見えたら、そのままの速度で進んでいい?

横断歩道の手前で車が止まっているとき、その横を通っても大丈夫?

自転車のそばを通るとき、安全な間隔は何メートル?

子どもや高齢者を見かけたら、どのように運転する?

今回は、車よりも傷つきやすい道路利用者を守るための判断を、オール先生とえんだ・円舵と一緒に学んでいきましょう!

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前回のおさらい|優先でも油断せず、すぐ止まれる準備をする

前回の講義⑦では、優先道路と徐行について学びました。

  • 優先は、確認せず先に進める特権ではない

  • 優先関係は、相手の進行を妨げないためのルール

  • 優先道路は、標識や交差点を通る中央線・車両通行帯などから判断する

  • 交差道路が優先道路または明らかに広い場合、狭い側は徐行する

  • 道幅が同じような場合は、左方から来る車などの進行を妨げない

  • 一時停止では車輪を完全に止める

  • 徐行とは、すぐ停止できる速度で進むこと

  • 優先道路を走っていても、安全確認は続ける

優先関係を知る目的は、相手より早く進むことではありません。

道路を使う人たちが、ぶつからずに通れるようにすることです。

今回の主役は、歩行者と自転車です。

歩行者には車体がなく、自転車にも運転者の身体を守る囲いがありません。

同じ速度、同じ接触でも、自動車と比べて大きな被害を受けやすい道路利用者です。

だからこそ今回は、相手が見えてから避けるのではなく、見えない段階から止まれる準備をする運転を身につけます!

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今日できるようになること

この講義を読み終えるころには、次のことを説明できるようになります。

  • 横断歩道へ近づくときの減速義務

  • 横断中・横断しようとする歩行者がいるときの停止方法

  • 横断する人がいるか明らかでないときの判断

  • 横断歩道の手前で止まっている車があるときのルール

  • 横断歩道のない交差点で歩行者を守る方法

  • 子ども・高齢者・身体の不自由な人に対する配慮

  • 自転車の特性と、安全な間隔を取れないときの対応

  • 駐車車両や交差点の死角から危険を予測する方法

今日の合言葉は、こちら!

見えないなら減速。渡るなら停止。間隔が取れないなら待つ!

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今日の問い|歩行者がこちらを見ていなければ、進んでいい?

えんだ・円舵

「横断歩道の前に人がいるけど、こっちを見てない! 渡らないみたいだから進んじゃおう!」

オール・ドメディア

「待って、えんだ! こちらを見ているかどうかだけで、渡らないと決めつけてはいけないよ!」

えんだ

「でも、手も上げていないし、立っているだけかもしれないよ?」

オール

「横断する人がいないことが明らかでないなら、横断歩道の手前で止まれる速度まで落とす必要があるんだ」

歩行者の意思は、いつも分かりやすく表れるとは限りません。

  • 横断歩道の前で左右を確認している

  • 車が止まるのを待っている

  • 子どもの手を引いている

  • 杖や荷物があり、動き始めるまで時間がかかる

  • 車が止まってくれるか不安で、一歩を踏み出せない

  • 駐車車両や植え込みの陰にいて、身体の一部しか見えない

このような場面で、運転者が「渡らないだろう」と決めつけて速度を保つと、歩行者は安全に横断できません。

また、歩行者がこちらを見たことと、車の動きを正確に把握できていることも同じではありません。

大切なのは、視線や手の動き一つだけで判断することではなく、

横断する可能性が残っているなら、止まれる状態を先につくる

ことです。

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1|歩行者優先|親切ではなく、運転者が守る交通ルール

横断歩道では、歩行者が優先です。

これは、「余裕があれば譲る」というマナーだけの話ではありません。

運転者が守らなければならない交通ルールです。

横断歩道へ近づくとき

横断する歩行者や自転車がいないことが明らかな場合を除き、車は横断歩道や自転車横断帯の直前で停止できる速度まで落として進みます。

ここでのポイントは、人を見つけてから急ブレーキを踏むのでは遅いということです。

横断歩道の標識や、道路上のひし形の標示などを早めに見つけ、横断歩道の左右を確認できる速度へ整えます。

横断中・横断しようとしている人がいるとき

歩行者や自転車が横断している、または横断しようとしているときは、横断歩道などの直前で一時停止し、その通行を妨げてはいけません。

停止線がある場合は、停止線の直前で止まります。

横断者が自分の車線を通り過ぎた直後も、すぐに発進しないようにしましょう。

  • その人が安全に横断を続けられるか

  • 後ろから別の歩行者や自転車が来ていないか

  • 対向車線側から横断者が現れないか

  • 横断歩道の先に取り残された人がいないか

まで確認してから進みます。

横断歩道がない交差点でも、歩行者を妨げない

横断歩道のない交差点やそのすぐ近くを歩行者が横断しているときも、その通行を妨げてはいけません。

「横断歩道がないから車が絶対に先」と考えるのは危険です。

歩行者側にも守るべき交通ルールはあります。

しかし、相手の違反や判断ミスが予想される場面でも、運転者が衝突を避ける行動をやめてよいわけではありません。

えんだ

「歩行者優先って、やさしい人だけがするサービスじゃないんだね」

オール

「そう! 横断者が安全に通れるように、車が減速・停止する交通ルールなんだよ!」

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2|横断者がいるか分からない|「明らか」の意味を間違えない

横断歩道へ近づくときの判断は、次の3つに分けると整理しやすくなります。

状況

車の基本行動

横断する人や自転車がいないことが明らか

周囲を確認しながら進行する

いるかどうか、横断するかどうかが明らかでない

横断歩道の直前で停止できる速度まで落とす

横断中または横断しようとしている

直前で一時停止し、通行を妨げない

「見えない」は「いない」ではない

次のような場所では、横断者がいないことを確認できていません。

  • 植え込みや看板で歩道が隠れている

  • 駐車車両や停車車両で横断歩道の端が見えない

  • 対向車や大型車の陰がある

  • 夜間・雨・逆光で人の姿が見えにくい

  • カーブの先や坂の頂上付近に横断歩道がある

  • 横断歩道の一方だけしか見えていない

見えない部分が残っているなら、そこから人が現れても横断歩道の手前で停止できる速度にします。

「止まるか迷う人」を急かさない

歩行者が車の接近を見て、横断をためらっていることがあります。

その人が一歩下がったからといって、必ず横断をやめたとは限りません。

運転者は、車を停止させて横断できる状況をつくり、歩行者の動きを落ち着いて確認します。

手で合図をする場合も、「安全はすべて確認した」と保証する合図にはしないようにしましょう。

対向車、後続車、自転車など、運転者から見えない危険が残る場合があります。

後続車にも早めに伝える

横断歩道の直前で急停止すると、後続車が対応できないことがあります。

横断歩道の予告標示や歩道上の人を早めに見つけ、アクセルを戻して徐々に減速します。

早めの減速は、

  • 自分が安全に止まる

  • 歩行者へ「止まる意思」を伝える

  • 後続車へ減速を知らせる

という3つの意味を持ちます。

えんだ

「人が見えないから進むんじゃなくて、見えないからこそ止まれる速度にするんだ!」

オール

「大正解! “いないことが明らか”と、“見えていないだけ”を分けて考えよう!」

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3|止まっている車の陰|横を抜ける前に一時停止

横断歩道や自転車横断帯、その手前で止まっている車があるときは、特に注意が必要です。

前の車は、なぜ止まっているのでしょうか。

  • 歩行者へ道を譲っている

  • 自転車が横断している

  • 子どもが車の陰にいる

  • 横断を終えるのが遅い人を待っている

  • 危険を見つけて停止している

自分から理由が見えなくても、前の車には危険が見えているかもしれません。

そのため、止まっている車の側方を通って前へ出ようとするときは、その前方へ出る前に一時停止します。

「前の車が遅いから追い抜く」は危険

横断歩道の手前で停止した車を、何も確認せず横から抜けると、車の陰から出てきた歩行者と衝突するおそれがあります。

さらに、横断歩道や自転車横断帯と、その手前30メートル以内では、原則として前を走るほかの車を追い越したり、追い抜いたりしてはいけません。

横断歩道の前で車列の動きが止まったら、

渋滞かな?

だけで終わらず、

横断者を守るために止まっているかもしれない

と考えましょう。

対向車が止まっている場合も死角を考える

自分の車線が空いていても、対向車線の車が横断歩道の前で止まっていることがあります。

対向車の陰から歩行者や自転車が現れる可能性を考え、横断歩道の両端と道路中央へ視線を動かします。

横断者が自分の車線へ入る前に発見できるよう、早めに速度を落とします。

えんだ

「前の車が止まっていたら、“ラッキー、横から行ける!”じゃないんだね」

オール

「むしろ危険の合図かもしれないよ。見えない前方へ出る前に、一時停止して確かめよう!」

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4|歩行者のそばを通る|間隔を空けるか、徐行する

横断歩道以外でも、車が歩行者の近くを通る場面はあります。

  • 歩道と車道の区別がない生活道路

  • 路側帯の近く

  • 駐車車両を避けて歩行者が車道側へ出ている場所

  • 雨の日に傘を差して歩いている人のそば

  • 狭い道路ですれ違う場面

  • 店舗や住宅の出入口付近

歩行者のそばを通るときは、歩行者との間に安全な間隔を空けるか、徐行しなければなりません。

安全な間隔は、一律の数字だけで決めない

必要な間隔は、道路と歩行者の状況によって変わります。

  • 歩行者がふらつく可能性はあるか

  • 傘や大きな荷物で車に気づきにくくないか

  • 子どもが急に進路を変えそうではないか

  • 路面が滑りやすくないか

  • 対向車が来ていないか

  • 車の速度が高くないか

安全な間隔を保てない狭い道路なら、無理に速度を保って通過せず、徐行します。

それでも安全に通れない場合は停止し、対向車や歩行者が通り過ぎるのを待ちましょう。

水たまりでも速度を落とす

ぬかるみや水たまりの近くを通るときは、歩行者へ泥や水をかけないよう、徐行するなどの注意が必要です。

「接触しなければ安全」ではありません。

驚かせない、転倒させない、衣服を汚さないことも、道路を共有する運転者の配慮です。

駐車車両の横は、ドアと飛び出しを予測する

止まっている車のそばでは、

  • 運転席や後部座席のドアが開く

  • 車の前後から人が出る

  • 小さな子どもが陰から走り出す

  • 自転車が駐車車両を避けて右へ寄る

といった動きを予測します。

車内に人影が見える、ブレーキ灯が消えた、タイヤの向きが変わったなどの小さな変化にも注意しましょう。

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5|子ども・高齢者・身体の不自由な人を守る

道路を利用する人は、同じ速さで歩き、同じように危険を発見できるわけではありません。

相手の特性に合わせて、車側が時間と空間の余裕を増やす必要があります。

子ども

子どもが一人で歩いている場合は、一時停止または徐行をして、安全に通れるようにします。

子どもは、

  • 興味を引くものへ突然走り出す

  • 車との距離や速度を正確に判断しにくい

  • 友達を追いかけて周囲が見えなくなる

  • 駐車車両の陰に隠れて見えにくい

  • 一人が渡ると、後ろの子も続いて渡る

ことがあります。

学校・幼稚園・公園・遊園地の付近、通学路では、子どもの姿が見えなくても飛び出しを予測します。

停止している通学・通園バスのそばを通るときは、徐行して安全を確かめます。

高齢者

杖や歩行補助車を使っているなど、通行に支障のある高齢者がいる場合も、一時停止または徐行をして、安全に通れるようにします。

歩く速度や、危険を見つけてから動くまでの時間には個人差があります。

横断に時間がかかっていても、クラクションや急な接近で急かしてはいけません。

横断を終え、歩道上の安全な位置へ移るまで待ちます。

身体の不自由な人

車椅子など身体障害者用の車を利用している人、白または黄の杖を持つ人、盲導犬を連れている人が通行している場合は、一時停止または徐行をして、安全に通れるようにします。

車の音や接近に気づいていると決めつけず、十分な間隔を取り、進路をふさがないようにします。

「相手が避けるだろう」にしない

歩行者が車を避けることを前提にすると、道路の端や段差へ追い込んでしまうことがあります。

保護とは、

相手に急な回避行動をさせない速度・間隔・停止を選ぶこと

です。

えんだ

「みんなに同じ動きを求めるんじゃなくて、必要な時間と間隔を車側がつくるんだね」

オール

「そのとおり! 待つ数秒が、相手の安全を守る大きな余裕になるんだよ!」

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6|自転車を守る|ふらつきを予測し、安全な間隔を空ける

自転車は、道路交通法では軽車両に位置づけられる「車のなかま」です。

原則として車道の左側を通行するため、自動車と同じ道路を走ります。

一方で、自転車には次のような特徴があります。

  • 二輪で、バランスを崩しやすい

  • 運転者の身体を守る車体がない

  • 低速時や発進時にふらつきやすい

  • 風、段差、排水溝、落ち葉などの影響を受けやすい

  • 後方の車へ気づいても、急に進路を変えられないことがある

  • 子どもを乗せていたり、荷物を積んでいたりすると動きが変わる

自転車の交通ルールを知ることは大切です。

しかし、自転車側がルールを守るはずだと決めつけたり、違反しているから保護しなくてよいと考えたりしてはいけません。

そばを通るときは「間隔」か「徐行」

追い越しなどで自転車のそばを通るときは、ふらつきなどを予測し、自転車との間に安全な間隔を空けるか、徐行します。

ここでも、「必ず何メートル」という一つの数字だけで判断するのではありません。

  • 自転車の速度と安定性

  • 道路の幅

  • 路面の段差や穴

  • 横風や大型車の風圧

  • 駐車車両の有無

  • 対向車との距離

  • 自転車の前方にある障害物

を見て、突然の進路変化があっても接触しない余裕を取ります。

間隔を取れないなら、追い越さない

対向車が来ている狭い道路で、自転車との間隔を確保できないことがあります。

その場合は、自転車と対向車の間を無理に通り抜けません。

自転車の後方で速度を落とし、安全に側方間隔を取れる場所まで待ちます。

後続車が近づいていても、危険な追い越しを選ぶ理由にはなりません。

駐車車両を避ける動きを予測する

自転車の前に駐車車両がある場合、自転車は右側へ進路を変える可能性があります。

運転者が後ろを振り返っていないように見えても、進路が変わらないとは限りません。

自転車だけを見るのではなく、その前方にある車、段差、工事、歩行者まで見て、次の動きを予測します。

交差点と左折時は、巻き込みに注意する

左折するときは、左後方から来る自転車と進路が重なります。

交差点へ近づく前からミラーと目視で確認し、左折中も横断歩道・自転車横断帯と左側の死角を確認します。

「一度見たから大丈夫」ではなく、自転車の位置を確認し続けます。

道路外へ出入りするとき

店舗、駐車場、住宅などへ出入りするために歩道・路側帯・自転車道を横切る場合は、その直前で一時停止します。

歩行者だけでなく、左右から来る自転車や特定小型原動機付自転車も確認してから進みます。

えんだ

「追い越せそうに見えても、間隔が足りないなら後ろで待つ!」

オール

「そう! 数秒早く進むことより、自転車が転ばず通れる空間を守ることが大切だよ!」

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7|2026年の自転車ルール|「車のなかま」として責任もある

2026年4月1日から、16歳以上の自転車運転者にも交通反則通告制度、いわゆる「青切符」が適用されています。

自転車にも、

  • 信号を守る

  • 一時停止をする

  • 原則として車道の左側を通行する

  • 夜間はライトを点灯する

  • 飲酒運転をしない

  • 運転中にスマートフォンを使用しない

などの交通ルールがあります。

自転車が「守られるだけの存在」という意味ではありません。

道路を利用する一人として、安全運転の責任があります。

ただし、自転車に責任があることと、自動車が安全への配慮を減らしてよいことは別です。

自転車は自動車より不安定で、事故の際に身体へ直接大きな衝撃を受けます。

自動車の運転者は、

自転車にもルールがある。だからこそ、その動きを理解して事故を避ける

と考えましょう。

また、自転車の基本ルールを知っていると、

  • どの位置を走る可能性が高いか

  • 交差点でどの方向へ進むか

  • 歩道から車道へ出る可能性があるか

  • 一時停止や信号を見落としていないか

を予測しやすくなります。

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8|歩行者と自転車を守る7ステップ

歩行者や自転車が多い道路では、一人だけを見続けるのではなく、次の順番で視線を動かします。

ステップ1|道路の先を見る

横断歩道の標識、ひし形の標示、通学路、停留所、店舗、公園、駐車車両など、人が現れやすい場所を早めに見つけます。

ステップ2|歩道と道路の端を見る

横断歩道の左右だけでなく、路側帯、歩道、自転車道、建物の出入口を確認します。

ステップ3|死角を見る

駐車車両、対向車、大型車、植え込み、看板、電柱の陰から人や自転車が現れる可能性を考えます。

ステップ4|相手の前方を見る

歩行者や自転車だけでなく、その進路上にある段差、水たまり、駐車車両、工事、ほかの人を見ます。

障害物があれば、急に進路を変える可能性があります。

ステップ5|速度と間隔を整える

見えない部分があれば減速し、横断者がいれば一時停止します。

歩行者・自転車との間隔が取れないなら徐行し、それでも危険なら停止します。

ステップ6|後方と対向方向を見る

停止・進路変更・追い越しの前に、後続車、対向車、右後方・左後方の二輪車や自転車を確認します。

ステップ7|通過中も確認を更新する

横断歩道を通り過ぎるまで、左折を終えるまで、自転車の前方へ安全に出るまで、相手の位置と周囲の状況を確認し続けます。

短くまとめると、

先を見る → 端を見る → 陰を見る → 相手の先を見る → 速度と間隔 → 前後左右 → 通過まで更新

です。

えんだ

「人や自転車だけじゃなくて、“その人の前に何があるか”まで見るんだね!」

オール

「そう! 次の動きを予測できれば、急な飛び出しやふらつきにも早く備えられるよ!」

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よくある勘違い|この判断は危険!

「歩行者が手を上げていないから進める」

手を上げているかどうかだけで、横断意思を決めることはできません。

横断する人がいないことが明らかでなければ、停止できる速度まで落とします。

「歩行者がこちらを見たから、車を認識している」

視線が合っても、車の速度や距離を正確に判断しているとは限りません。

こちらを見たことだけを、安全の根拠にしないようにします。

「前の車が止まったので、横から抜ける」

横断者へ道を譲っている可能性があります。

横断歩道などの手前で止まっている車の側方を通って前へ出る前には、一時停止が必要です。

「自転車がまっすぐ走っているから、ふらつかない」

段差、風、駐車車両、排水溝などによって、突然進路が変わることがあります。

安全な間隔を空けるか、徐行します。

「対向車が来ていても、自転車との間を通れそう」

「車体が入る幅」と「安全な間隔がある幅」は違います。

間隔を確保できないなら、追い越さず後方で待ちます。

「歩行者や自転車が違反しているなら、車が優先」

相手にルール違反があっても、衝突を避ける行動は必要です。

危険を見つけたら、減速・停止して事故を防ぎます。

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1分ワーク|危険が現れる場所を探そう

自宅の近くや、よく通る道路を一つ思い浮かべてください。

地図やストリートビューを見る場合は、安全な場所で行いましょう。

※運転中や歩行中にスマートフォンを操作しないでください。

次の7項目を確認します。

  1. 横断歩道と、その予告標示はどこにある?

  2. 横断歩道の左右に、植え込みや駐車車両の死角はある?

  3. 子どもや高齢者が現れやすい施設はある?

  4. 自転車は、道路のどの位置を通りそう?

  5. 自転車が避けそうな段差・駐車車両・工事はある?

  6. 歩行者や自転車との間隔が取れない狭い場所はある?

  7. 自分なら、どの地点でアクセルを戻し、ブレーキへ備える?

最後に、

見えない場所から人や自転車が現れたとき、横断歩道の手前や危険の手前で止まれるか

を考えてみてください。

例:

公園の出口が駐車車両で隠れているため、子どもの飛び出しを予測し、手前から徐行する。

自転車の前方に駐車車両があるため、右への進路変更を予測し、追い越さず間隔を取る。

答えを出すだけでなく、どの死角・道路状況・相手の特性を根拠に判断したかを言葉にすることが大切です。

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今日のまとめ

第8講義では、歩行者と自転車を守る運転について学びました。

  • 横断歩道では歩行者が優先

  • 横断する人や自転車がいないことが明らかでなければ、直前で停止できる速度まで落とす

  • 横断中・横断しようとしている人がいるときは、直前で一時停止して通行を妨げない

  • 「見えない」は「いない」ではない

  • 横断歩道などの手前で止まっている車の側方を通って前へ出る前には、一時停止する

  • 横断歩道などと、その手前30メートル以内では、原則として追い越し・追い抜きをしない

  • 横断歩道のない交差点付近でも、横断中の歩行者を妨げない

  • 歩行者のそばでは、安全な間隔を空けるか徐行する

  • 子ども・通行に支障のある高齢者・身体の不自由な人には、一時停止や徐行で安全な通行を確保する

  • 自転車は不安定で身体を守る車体がないため、ふらつきを予測する

  • 自転車との安全な間隔を取れないときは、徐行または追い越さずに待つ

  • 道路外へ出入りするため歩道などを横切る前には一時停止する

  • 相手の姿だけでなく、その前方の障害物と死角を見る

えんだ

「歩行者と自転車を守るって、見つけてから急に止まることじゃないんだね!」

オール

「そのとおり! 見えない場所を予測して、相手に急な回避をさせない運転をすることだよ!」

今日の一番大切なポイントは、こちらです。

車が先へ進めるかではなく、相手が安全に通れるかを判断する。

歩行者や自転車を見かけたら、急がせず、驚かせず、十分な時間と間隔を渡しましょう。

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確認クイズ

第1問

横断歩道へ近づいたとき、横断する歩行者がいないことが明らかでなければ、横断歩道の直前で停止できる速度まで落とす必要がある。

○か×か?

第2問

横断歩道の手前で車が止まっています。その側方を通って前へ出ようとするときの行動はどれでしょう?

A. 前方へ出る前に一時停止する B. クラクションを鳴らして、そのまま通過する C. 対向車がいなければ加速して追い抜く

第3問

歩行者が横断歩道の前にいても、手を上げていなければ、車は速度を落とさず進んでよい。

○か×か?

第4問

自転車のそばを通るとき、安全な側方間隔を取れない場合の適切な行動はどれでしょう?

A. 車体が通れそうなら、速度を保って通過する B. 徐行するか、安全に追い越せるまで後方で待つ C. 自転車へ近づき、クラクションで道路端へ寄せる

第5問

次のうち、正しいものはどれでしょう?

A. 横断歩道がない交差点では、横断中の歩行者を妨げてもよい B. 子どもが一人で歩いている場合は、一時停止や徐行で安全な通行を確保する C. 歩行者側に違反があれば、車は衝突を避けなくてよい

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クイズの答え

第1問:○

横断する人がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道や自転車横断帯の直前で停止できる速度まで落として進みます。

第2問:A. 前方へ出る前に一時停止する

停止車両の陰に横断中の歩行者や自転車がいる可能性があります。前方へ出る前に一時停止し、安全を確認します。

第3問:×

手を上げているかどうかだけでは、横断意思を判断できません。横断する人がいないことが明らかでなければ、停止できる速度まで落とします。

第4問:B. 徐行するか、安全に追い越せるまで後方で待つ

自転車のふらつきや進路変更を予測し、安全な間隔を空けます。間隔を確保できなければ、無理に追い越しません。

第5問:B. 子どもが一人で歩いている場合は、一時停止や徐行で安全な通行を確保する

横断歩道がない交差点付近でも横断中の歩行者を妨げてはいけません。相手に違反があっても、事故を避ける行動は必要です。

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あなたへの問い

あなたがよく通る道路で、歩行者や自転車が見えにくくなる場所はありますか?

そこには、

  • 駐車車両

  • 植え込み

  • 看板や電柱

  • カーブや坂

  • 店舗・住宅の出入口

  • 学校や公園

  • 横断歩道

  • 自転車が避ける段差や障害物

のうち、何があるでしょうか。

そして、

危険が見えてから止まるのではなく、どの地点から速度を落とせば安全か

を考えてみてください。

歩行者や自転車に「気をつけてもらう」のではなく、車側が先に余裕をつくる。

その数秒と数メートルが、道路を共有する人の未来を守ります。

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YouTube、はじめました!

えんだ

「オール先生、YouTubeでも授業を始めたんだよね?」

オール

「始めてみました! オール・アカデミーの“学びの種”を、動画でも楽しく届けていくよ!」

オール・アカデミーでは、noteだけでなく、YouTubeでの発信も始めました。

noteでは、文章や画像を使って、自分のペースでじっくり学べる講義を。

YouTubeでは、動画だからこそ伝えられる内容や、見て聞いて楽しめる学びを届けていく予定です。

まだ始まったばかりのチャンネルですが、少しずつ動画を増やしながら、一緒に育てていきます。

よかったら、気軽に遊びに来てね!

▼ オール・アカデミー / All Academy 公式YouTubeチャンネル


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次回予告|講義⑨「駐車・停車のルール」

歩行者と自転車を守る運転が分かったら、次は道路上で車を止めるときのルールを学びます。

次回は、

  • 駐車と停車は、何が違う?

  • 5分以内なら、どこでも駐車にならない?

  • 駐車も停車も禁止される場所はどこ?

  • 交差点・横断歩道・踏切から何メートル空ける?

  • 路側帯がある道路では、どの位置に止める?

  • 車から離れるときは、どんな措置が必要?

といった、駐停車禁止場所と正しい止め方を整理します。

えんだ

「短い時間なら、どこに止めても“停車”になるのかな?」

オール

「実は、時間だけでは決まらないんだ! 次回は、駐車と停車の違いから順番に学ぼう!」

次回も、オール先生と一緒に楽しく学びましょう!

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教材版について

オール・アカデミーでは、全22講義を順番に学び、書き込みや復習もできる教材版の制作を進めています。

全22講義の解説に加え、書き込み式ワーク、ミニクイズ、解答解説を収録する予定です。

noteで気軽に学びながら、もっと体系的に学びたい人へ届けられる形を目指しています。完成まで、楽しみに待っていてください!

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参考資料

※本記事は、普通自動車の運転を中心に、歩行者と自転車を保護するための基本を学ぶ入門教材です。実際の道路では、信号、警察官の指示、標識・標示、道路形状、車種などを確認し、教習所の指導と現行法令に従ってください。

※横断歩道付近の状況や、自転車との安全な間隔は、道路幅、見通し、相手の動き、天候、路面などによって変わります。判断に迷うときは無理に進まず、停止できる速度と十分な間隔を確保してください。

※内容は2026年7月28日時点の公開情報をもとに作成しています。

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#オールアカデミー #AllAcademy #運転免許 #歩行者優先 #横断歩道 #自転車 #交通ルール #交通安全 #安全運転 #学科試験 #初心者ドライバー

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