【オール・アカデミー / All Academy|YouTube動画コース講義10】BGMと効果音を使おう|音で動画の雰囲気を整える方法
こんしは!
オール・アカデミー / All Academyです。
このコースでは、YouTubeをゼロから学びながら、全22講義を通して、自分だけの「発信の種」を育てていきます。
今回の講義は、
BGMと効果音を使おう
です。
動画をカットして、テロップも入れた。
内容は伝わるはずなのに、完成した動画を見返してみると、
「なんだか少し寂しい」
「場面の盛り上がりが伝わりにくい」
「動画全体が平らに感じる」
そんなことがあります。
そこで活躍するのが、BGMと効果音です。
音を上手に使うことで、映像だけでは伝えにくい雰囲気や感情を、視聴者へ届けられるようになります。

今日できるようになること
今回の講義では、次のことを学びます。
BGMの役割が分かる
効果音の役割が分かる
動画に合った音を選べる
声・BGM・効果音の音量を調整できる
音源を使うときの注意点が分かる
音をたくさん入れることが目的ではありません。
動画に必要な音を選び、内容を伝わりやすくすることが今回のゴールです。
音を入れたら、動画はもっと良くなる?
編集を終えた動画を見ながら、雨森子犬が首をかしげています。
雨森子犬 / Amamori Coinu
「オール先生、カットもテロップも入れました。でも、なんだか動画が寂しく感じます」
オール・ドメディア / Owl Dmedia
「映像と声だけでも動画は作れるけれど、BGMを入れると雰囲気が伝わりやすくなるよ」
雨森子犬
「音楽を入れれば、どんな曲でもいいんですか?」
オール・ドメディア
「大切なのは、好きな曲を入れることだけじゃない。動画を見た人に、どんな気持ちになってほしいかを考えることなんだ」
明るく楽しい動画にしたいのか。
落ち着いて話を聞いてほしいのか。
緊張感を出したいのか。
感動的な雰囲気にしたいのか。
同じ映像でも、流れている音楽によって、視聴者が受け取る印象は変わります。
1.BGMとは?
BGMとは、動画の背景で流れている音楽のことです。
「バックグラウンド・ミュージック」の略で、映像や会話を支える役割があります。
BGMには、主に次のような働きがあります。
動画全体の雰囲気をつくる
無音の時間を自然に埋める
場面の変化を分かりやすくする
視聴者の感情を動かす
動画のテンポを整える
例えば、同じ散歩の映像でも、BGMによって印象が変わります。
明るく軽快な曲なら、楽しいお出かけ動画に見えます。
静かでゆっくりした曲なら、落ち着いた日常Vlogに見えます。
緊張感のある曲なら、何かが起こりそうな映像に感じられます。
つまりBGMは、動画の後ろで流れるだけの飾りではありません。
視聴者に、どのような気持ちで動画を見てほしいかを伝える演出です。
2.動画に合ったBGMを選ぼう
BGMを選ぶときは、まず動画の内容を確認します。
明るい動画
日常Vlog、旅行、商品紹介、楽しい企画などには、明るく軽快な音楽が使いやすいです。
落ち着いた動画
勉強、読書、解説、作業風景などには、静かで主張の強すぎない音楽が向いています。
緊張感のある動画
結果発表、対決、チャレンジ企画などでは、少し緊張感のある音楽が使えます。
感動的な動画
振り返り、成長記録、思い出を語る場面などでは、ゆっくりとした感情的な音楽が合うことがあります。
雨森子犬
「私は元気な曲が好きなので、全部の動画に同じ曲を使いたいです!」
オール・ドメディア
「好きな曲を使うことも大切だよ。でも、静かな説明をしている場面で元気すぎる曲が流れると、話に集中しにくくなるかもしれないね」
BGMは、自分の好みだけでなく、動画の目的や視聴者の見やすさから選びます。
迷ったときは、
この場面を見た人に、どんな気持ちになってほしいだろう?
と考えてみましょう。
3.効果音とは?
効果音は、特定の場面で短く鳴らす音です。
動画編集では「SE」と書かれることもあります。
例えば、次のような音があります。
ポン
ピコン
キラキラ
ドン
パチパチ
ブブー
正解音
不正解音
ページをめくる音
ボタンを押す音
効果音を使うと、画面の変化や大切なポイントに気づいてもらいやすくなります。
4.効果音を入れる場面
効果音は、次のような場面で使えます。
テロップを強調するとき
重要な言葉が表示された瞬間に短い効果音を入れると、視聴者の注意を集められます。
場面が切り替わるとき
次の話題へ移る瞬間に音を入れると、動画の区切りが分かりやすくなります。
驚きや失敗を表現するとき
出演者のリアクションに合わせて音を入れると、感情が伝わりやすくなります。
正解や結果を発表するとき
クイズやランキング動画では、答えを見せる場面に効果音を入れられます。
アイコンや画像を表示するとき
画面に新しい情報が登場する瞬間に音を合わせると、変化に気づいてもらえます。
雨森子犬
「大切なテロップが出るたびに、全部『ドン!』と鳴らしてみます!」
オール・ドメディア
「全部に入れると、どれが本当に大切なのか分からなくなってしまうよ」
効果音は、目立たせたい場面に絞って使いましょう。
5.音を入れすぎない
BGMや効果音を覚えると、いろいろな音を使いたくなります。
しかし、音を入れすぎると、動画が騒がしくなってしまいます。
例えば、
数秒ごとに効果音が鳴る
場面が変わるたびにBGMも変わる
声よりBGMが目立っている
同時に複数の音が鳴っている
このような状態では、視聴者が動画の内容に集中しにくくなります。
音を追加するときは、
この音がなくても、内容は伝わるだろうか?
と考えてみましょう。
なくても伝わる場面では、無理に音を入れる必要はありません。
静かな時間も演出になる
音を入れることだけが演出ではありません。
あえてBGMを止めて、静かな時間をつくることもできます。
例えば、大切な言葉を伝える直前にBGMを止めると、その言葉へ注意を集められます。
結果を発表する前に一瞬静かにすると、緊張感が生まれます。
悲しい場面や真剣な場面では、音を減らすことで感情が伝わる場合もあります。
雨森子犬
「音を入れないことも、音の使い方なんですね」
オール・ドメディア
「そう。ずっと音を鳴らすのではなく、鳴らす場所と止める場所を選ぶことが演出なんだ」
6.一番大切なのは声が聞こえること
会話やナレーションがある動画では、人の声が一番大切です。
どれだけ良いBGMを選んでも、声が聞こえなければ内容が伝わりません。
基本的な音の優先順位は、次のように考えます。
話している声
必要な効果音
背景のBGM
BGMは、声の後ろで小さく流れているくらいが基本です。
効果音も、驚くほど大きくする必要はありません。
視聴者が音にびっくりするのではなく、自然に画面へ注目できる音量を目指します。
音量を確認する方法
編集画面では問題なく聞こえていても、再生する機器によって印象が変わることがあります。
書き出す前に、次の方法で確認してみましょう。
イヤホンで聞く
パソコンのスピーカーで聞く
スマートフォンで聞く
音量を少し小さくして聞く
動画の最初から最後まで再生する
特に確認したいのは、次のポイントです。
声がはっきり聞こえるか
BGMが急に大きくなっていないか
効果音だけが飛び出して聞こえないか
音が突然途切れていないか
場面とBGMの雰囲気が合っているか
7.フェードインとフェードアウト
BGMをそのまま配置すると、突然音楽が始まったり、不自然に切れたりすることがあります。
そこで使えるのが、フェードインとフェードアウトです。
フェードイン
音量を少しずつ大きくし、自然にBGMを始める方法です。
動画の冒頭や、新しい場面が始まるときに使えます。
フェードアウト
音量を少しずつ小さくし、自然にBGMを終わらせる方法です。
動画の最後や、別の場面へ移るときに使えます。
BGMの始まりと終わりを整えるだけでも、動画全体が丁寧な印象になります。
8.著作権を確認しよう
インターネットで見つけた音楽を、自由にYouTube動画へ使えるとは限りません。
音楽や効果音にも、著作権があります。
好きなアーティストの曲や、市販されている音楽を許可なく使うと、動画の公開や収益化に影響する可能性があります。
音源を使う前に、次の項目を確認しましょう。
YouTube動画で使えるか
商用利用できるか
クレジット表記が必要か
音源を編集・加工してよいか
利用できない用途がないか
利用規約が変更されていないか
「無料」と書かれていても、どのような動画にも自由に使えるとは限りません。
音源を配布しているサイトの利用規約を読み、ルールを守って使いましょう。
初心者は少ない音から始めよう
最初からたくさんのBGMや効果音を使う必要はありません。
初めて音を入れる場合は、次の三つから始めてみましょう。
動画全体に合うBGMを1曲
大切なテロップに短い効果音を1種類
動画の最後に区切りとなる効果音を1回
まずは少ない音で動画を完成させ、見返しながら調整します。
慣れてきたら、場面転換や感情の変化に合わせて、少しずつ音の種類を増やしていきましょう。
今日の1分ワーク
普段見ているYouTube動画を1本開き、今回は映像ではなく「音」に注目してみましょう。
次の三つをメモしてください。
① どんなBGMが流れている?
明るい、静か、速い、ゆっくり、楽しいなど、感じた印象を書きます。
② 効果音はどこで使われている?
テロップ、場面転換、リアクションなど、音が鳴った瞬間を探します。
③ 音が止まる場面はある?
途中でBGMがなくなる場面があれば、なぜ静かにしたのかを考えてみましょう。
ただ動画を見るだけでなく、作り手の視点で音を観察すると、自分の動画にも使えるアイデアが見つかります。
今日のまとめ
今回は、BGMと効果音の基本を学びました。
BGMは動画全体の雰囲気をつくる
動画の内容や目的に合ったBGMを選ぶ
効果音は大切な瞬間を強調する
効果音を入れすぎない
あえて音を止める演出もある
声が一番聞こえる音量にする
フェードを使って自然に音をつなぐ
音源の著作権と利用規約を確認する
音は、動画をただにぎやかにするためのものではありません。
動画の内容を伝えやすくし、視聴者の気持ちを導くための演出です。
雨森子犬
「好きな音をたくさん入れるのではなく、動画に必要な音を選ぶことが大切なんですね」
オール・ドメディア
「そのとおり。良い音の使い方は、音を足すことではなく、必要な場所を見つけることなんだ」
あなたの動画では、視聴者にどんな気持ちになってほしいですか?
その気持ちを、どんな音で表現できるか考えてみましょう。
次回予告
次回は、
講義11「動画を書き出そう」
です。
編集した映像、テロップ、BGM、効果音を一本の動画ファイルにまとめます。
書き出しの設定や、完成した動画を確認する方法を学びましょう。
YouTube、始めてみました!
オール・アカデミーでは、YouTubeチャンネルでも発信を始めました。
まだ育て始めたばかりのチャンネルですが、このnoteと一緒に、無理なく少しずつ動画を増やしていきます。
よかったら、遊びに来てください!
オール・アカデミー / All Academy YouTubeチャンネル

オール・アカデミーについて
オール・アカデミーは、
一緒に学んで、一緒に育てる。
をテーマにした学びの場所です。
最初から上手にできなくても大丈夫。
一つずつ試し、見直し、少しずつ自分の動画を育てていきましょう。
あなたの「発信の種」は、ここから少しずつ育っていきます。
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