SNSって、そもそも何?|オール・アカデミー SNSコース①

スマホを開けば、写真、動画、メッセージ、ニュースが次々に流れてきます。
私たちは毎日のようにSNSを使っています。けれど、「SNSとは何ですか?」と聞かれると、意外と説明するのは難しいものです。
投稿する場所?
友達と話す場所?
情報を集める場所?
答えは、その全部です。
今回から始まる「オール・アカデミー SNSコース」では、SNSの基本、安全な使い方、発信、交流、活用方法を一つずつ学んでいきます。
第1講義のテーマは、「SNSって何だろう?」。
アプリの操作を覚える前に、SNSが何をつなぐ道具なのか、一緒に考えてみましょう。
「SNSって何だろう?」
SNSは、ただ投稿を見せるだけの場所ではありません。
人と人、人と情報、人と作品をつなぐ、インターネット上の広場です。
では、その広場では具体的に何ができるのでしょうか。
SNSは「人・情報・作品」をつなぐ場所

SNSは、一般に「Social Networking Service」の頭文字を取った言葉です。
少し難しく見えますが、大切なのは、人や情報がネットワークでつながるサービスだということです。
現実の公園や学校、街の広場には、いろいろな人が集まります。
友達と話す人
お知らせを読む人
写真や作品を見せる人
新しいことを教える人
同じ趣味の仲間を探す人
SNSは、こうした広場の働きをインターネット上に作ったものだと考えると、わかりやすくなります。
ただし、現実の広場とは違い、SNSに載せたものは一瞬で遠くの人へ届くことがあります。投稿した直後だけでなく、時間がたってから別の人に見られることもあります。
SNSは身近な会話の場所であると同時に、世界へつながる入口でもあるのです。
SNSに共通する五つの働き
SNSによって得意なことは違いますが、多くのサービスには五つの共通した働きがあります。

1.自分を表す
アカウント名、プロフィール画像、自己紹介などを使い、自分がどのような人なのかを表します。
本名を使う場合もあれば、活動名やニックネームを使う場合もあります。誰に見せるのかを決める公開範囲も、アカウントの大切な一部です。
2.投稿する
文章、写真、イラスト、音声、動画などを公開します。
今日あった出来事だけでなく、学んだこと、作った作品、応援したい活動など、さまざまな内容を発信できます。
3.見る
ほかの人の投稿を見たり、知りたい情報を探したりします。
SNSは、発信する人だけのものではありません。見ること、知ること、探すことも立派な使い方です。
4.反応する
「いいね」、コメント、返信などを通して、投稿した人へ反応を返します。
短い反応でも、画面の向こうにいる相手へ届くコミュニケーションになります。
5.つなげる・広げる
フォローや共有などによって、人や情報とのつながりを作ります。
自分が見つけた情報を別の人へ届けることで、一つの投稿が大きく広がることもあります。
この五つをまとめると、SNSは、
「自分を表す・投稿する・見る・反応する・つなげる」場所
だと言えます。
【画像③:「SNSの五つの働き」図解】
SNSによって、得意なことは違う
すべてのSNSが、同じ目的で作られているわけではありません。
短い文章や今起きている話題を伝えやすい場所
写真やデザインを見せやすい場所
短い動画を次々に楽しめる場所
長い動画や詳しい解説を残しやすい場所
身近な人との連絡に向いている場所
ここで大切なのは、一番人気のSNSだけを選ばないことです。
写真を見せたいなら、写真が見やすい場所。詳しい考えを伝えたいなら、長い文章や動画を置ける場所。友達と連絡したいなら、メッセージをやり取りしやすい場所が向いています。
自分が見たいもの、伝えたいもの、つながりたい相手によって、合うSNSは変わります。
道具を選ぶ前に、目的を決める。
それが、SNSを上手に使う最初の一歩です。
世界が広がる。でも、注意も必要
SNSを使うと、身近な人だけでは出会えなかった情報や作品に触れられます。
同じ趣味を持つ人とつながる。遠くにいる人の考えを知る。自分の作品を見てもらう。勉強のヒントを探す。活動や仕事を知ってもらう。
住んでいる場所や年齢に関係なく、新しい入口を見つけられることは、SNSの大きな魅力です。
一方で、情報が速く広がるからこそ、注意も必要です。
個人情報が思わぬ相手に伝わる
間違った情報が広がる
軽い気持ちで書いた言葉が相手を傷つける
他人と比べ続けて疲れる
消した投稿が、保存や共有によって残ることがある
SNSそのものが、良いもの、悪いものと決まっているわけではありません。
便利さと危険の両方を知り、自分で使い方を選ぶことが大切です。
始める前に決めたい三つのこと

SNSを使う前に、次の三つを考えてみましょう。
誰とつながりたい?
友達、家族、同じ趣味の人、作品を見てくれる人、学びたい分野に詳しい人など。
何をしたい?
見る、学ぶ、記録する、話す、作品を発表する、活動を知ってもらうなど。
どこまで見せたい?
自分だけ、知っている人だけ、誰でも見られる場所など。
この三つが決まると、使うSNS、アカウント名、プロフィール、公開範囲、投稿する内容を選びやすくなります。
何となく始めるのではなく、自分で使い方を選ぶこと。それが、安全に楽しく続けるための土台になります。
1分ワーク|わたしのSNS目的カード
よければ、次の五つを考えてみてください。
私がSNSで見たいもの:
私がSNSで伝えたいもの:
私がつながりたい相手:
私が見せたくない情報:
SNSを使って試したいこと:
たとえば、
料理が好きな人に、自分で作った朝ごはんを見せたい。
ここまで具体的にできると、自分に合うSNSの使い方が見えてきます。
今日のまとめ
今日覚えたいことは、三つです。
SNSは、人・情報・作品をつなぐサービス
主な働きは「表す・投稿する・見る・反応する・つなげる」
使う前に「誰と・何のために・どこまで」を考える
SNSは、使わなければならないものではありません。たくさん投稿するほど偉いわけでもありません。
見るだけにする。限られた人と話す。作品を発表する。学びに使う。必要なら休む。
使い方を自分で選べたとき、SNSは自分の世界を広げる道具になります。
あなたへの問い
あなたはSNSを使って、誰と、何をつなげたいですか?
コメント欄や自分のノートに、よければ一言だけでも書いてみてください。
次回予告
次回は、講義02 「いろいろなSNSを知ろう」。
文章、写真、短い動画、長い動画、メッセージ。それぞれのSNSが何を得意としているのかを比べ、自分の目的に合う場所を探します。
BOOTH教材について
BOOTH版「オール・アカデミー SNSコース『種』」を制作中です。
全22講義の解説に加え、書き込み式ワーク、ミニクイズ、解答解説を一つにまとめ、順番に学びながら自分に合うSNSの使い方を整理できる教材にします。
公開時には、こちらのシリーズでもお知らせします。
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