【オールアカデミー|継続力コース #12】失敗しても大丈夫|うまくいかない経験を次の成長につなげる方法
こんしは!
オールアカデミー / All Academyへようこそ。
講師のオール・ドメディア / Owl Dmediaです。
この「継続力コース」では、全22講義を通して、物事を無理なく続けるための考え方と仕組みを学んでいきます。
今回から、Chapter 3「壁を乗り越えよう」が始まります。
最初のテーマは、
講義12「失敗しても大丈夫」
です。
勉強しても、思うような点数が取れなかった。
運動を始めても、途中で休んでしまった。
毎日続けようと決めたのに、何日も空いてしまった。
作品を作ったけれど、期待した反応が得られなかった。
何かに挑戦していれば、思いどおりに進まないことは必ずあります。
そんなとき、
「自分には才能がない」
「また失敗してしまった」
「もう続けても意味がない」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、失敗は継続の終わりではありません。
失敗から何を学び、次にどう動くかによって、新しい一歩の始まりに変えられます。

Chapter 3「壁を乗り越えよう」
ここまでの講義では、継続の基本と、続けやすくするための工夫を学んできました。
しかし、どれだけ準備しても、すべてが計画どおりに進むわけではありません。
続けていると、さまざまな壁にぶつかります。
思うような成果が出ない
行動できない日が続く
時間が足りなくなる
周囲と比べて落ち込む
自分に自信がなくなる
失敗が怖くて動けなくなる
Chapter 3では、こうした壁にぶつかったときに、そこで終わらず、もう一度前へ進む方法を学びます。
壁があるから、継続できないのではありません。
壁にぶつかったときの考え方を知ることで、継続する力はさらに強くなります。
前回のおさらい|仲間と続けよう
前回の講義11では、仲間と支え合いながら続ける方法を学びました。
仲間がいることで、
行動するきっかけを作れる
できたことを共有できる
止まったときに戻りやすくなる
困ったときに相談できる
一人では気づけない成長を見つけられる
ようになります。
ただし、仲間は競争相手や監視役ではありません。
できなかった日も責めず、お互いの進む速さを尊重することが大切でした。
今回は、仲間に支えてもらう場面でも起こる、失敗との向き合い方について考えていきます。
今日できるようになること
今回の講義では、次のことを学びます。
失敗すると苦しくなる理由
失敗と自分自身を分けて考える方法
失敗から学びを見つける振り返り方
同じ失敗を防ぐための改善方法
失敗したあとに小さく再開する方法
挑戦した自分を認める考え方
失敗しない人になるのではなく、失敗しても戻ってこられる人を目指していきましょう。
失敗したから、もうやめたい
雨脳ネコネコ / Unou Neconeco
「オール先生……。ぼく、失敗しちゃった」
オール・ドメディア / Owl Dmedia
「何があったの?」
雨脳ネコネコ
「毎日勉強するって決めたのに、昨日も今日もできなかったんだ。ぼくには継続なんて無理なんだよ」
オール・ドメディア
「勉強できなかったことと、ネコネコに継続する力がないことは、同じなのかな?」
雨脳ネコネコ
「だって、できなかったんだよ?」
オール・ドメディア
「できなかったという結果は事実だね。でも、その一度の結果だけで、ネコネコ自身のすべてが決まるわけではないよ」
雨脳ネコネコ
「失敗したぼくと、ぼく自身は別なの?」
オール・ドメディア
「そう。失敗は、起きた出来事の一つなんだ。ネコネコそのものではないよ」
失敗すると、
「自分は失敗した」
ではなく、
「自分は失敗する人間だ」
と考えてしまうことがあります。
しかし、行動がうまくいかなかったことと、自分自身の価値は別のものです。
失敗したのは行動や方法であって、自分の存在そのものではありません。
失敗すると、なぜ苦しくなるのか
失敗が苦しいのは、ただ結果が悪かったからだけではありません。
失敗によって、さまざまな不安が生まれるからです。
周りにどう思われるか不安になる
「できない人だと思われるかもしれない」
「笑われるかもしれない」
「期待を裏切ったかもしれない」
周りの評価を想像することで、失敗が必要以上に大きく感じられることがあります。
これまでの努力が無駄に思える
一度うまくいかなかっただけで、
「今まで頑張ったことは全部意味がなかった」
と思ってしまうことがあります。
しかし、結果が一度出なかったからといって、身につけた知識や経験まで消えるわけではありません。
また失敗するのが怖くなる
一度つらい思いをすると、
「次も同じことになるかもしれない」
と考えて、行動を避けたくなります。
失敗そのものだけでなく、未来の失敗まで想像して苦しくなってしまうのです。
失敗したときに苦しくなるのは、自然な反応です。
無理に明るく考える必要はありません。
まずは、
「今、自分は悔しいんだ」
「怖くなっているんだ」
と、自分の気持ちを認めることから始めましょう。
失敗は「終わり」ではなく「情報」
失敗したとき、そこから分かることがあります。
例えば、毎日30分勉強する計画が続かなかったとします。
その結果から、
30分という目標が大きすぎた
勉強する時間を決めていなかった
道具の準備に時間がかかった
夜は疲れて集中できなかった
予定を詰め込みすぎていた
といったことが見えてきます。
この情報を使えば、次の方法を変えられます。
30分を10分に減らす
朝食後に行う
前日に道具を準備する
夜ではなく朝に変える
忙しい日は1問だけにする
失敗は、自分を否定する判決ではありません。
今の方法ではうまくいかなかったことを教えてくれる情報です。
「自分が悪い」ではなく「方法を見直す」
失敗したとき、
「自分の意志が弱いからだ」
「自分には才能がないからだ」
と考えてしまうことがあります。
しかし、それだけでは次に何を変えればよいか分かりません。
そこで、自分自身を責める代わりに、方法を振り返ります。
自分を責める考え方
「自分は何をやっても続かない」
この考え方では、行動を変える方法が見つかりません。
方法を見直す考え方
「夜に30分行う計画は、今の生活には合わなかった」
こちらなら、
「朝に10分へ変えてみよう」
という次の行動を考えられます。
失敗した自分を直すのではなく、うまくいかなかった仕組みを直す。
この見方を持つことで、失敗を改善につなげやすくなります。
失敗した直後に結論を出さない
雨脳ネコネコ
「失敗した直後って、もう全部やめたくなっちゃうんだ」
オール・ドメディア
「強く落ち込んでいるときに、大きな決断をする必要はないよ」
雨脳ネコネコ
「でも、早く決めた方がいいんじゃないの?」
オール・ドメディア
「気持ちが苦しいときは、未来を悪く考えやすいんだ。まず少し休んで、落ち着いてから振り返ろう」
失敗した直後は、感情が大きく動いています。
その状態で、
「もうやめる」
「全部捨てる」
「自分には無理だ」
と決めると、一時的な気持ちによって、本当に続けたかったことまで手放してしまう可能性があります。
大きな失敗だと感じたときほど、
一度深呼吸する
少し休む
誰かに話す
一晩待つ
感情をノートに書く
など、結論を急がない工夫をしましょう。
続けるか、やめるかを考えるのは、気持ちが少し落ち着いてからでも遅くありません。
失敗を振り返る4つの質問
失敗から学ぶためには、ただ反省するだけでなく、質問に沿って整理すると分かりやすくなります。
1.何をしようとしていた?
例:毎日30分勉強しようとしていた
2.実際には何が起きた?
例:3日目から疲れてできなくなった
3.うまくいかなかった原因は何だった?
例:夜は疲れていて、30分を長く感じた
4.次は何を変える?
例:朝食後に10分だけ行う
大切なのは、
「なぜ自分はダメなのか」
と考えることではありません。
「どこを変えれば、次は少し進みやすくなるか」
を考えることです。
失敗の中にも「できた部分」がある
失敗を振り返るときは、できなかったことだけでなく、できた部分も確認しましょう。
例えば、30日続ける目標を立てて、7日で止まったとします。
目標には届かなかったとしても、
始めることができた
7日間は行動できた
自分に合わない時間帯が分かった
記録を残せた
途中まで続ける方法を学べた
という成果があります。
すべて成功したか、すべて失敗したかの二つに分ける必要はありません。
結果の中には、
うまくいった部分
うまくいかなかった部分
次に使える学び
が一緒に含まれています。
失敗の中から、残っているものを探してみましょう。
同じ失敗をしても大丈夫
「前にも同じ失敗をしたのに、また繰り返してしまった」
そう感じることもあります。
一度学んだだけで、すぐに行動を変えられるとは限りません。
特に、長く続いている習慣や考え方は、何度も練習しながら少しずつ変わっていきます。
例えば、
何度も夜更かししてしまう
予定を詰め込みすぎる
完璧を目指して疲れる
できないと全部やめたくなる
こうしたことは、一度の反省だけでは変わらない場合があります。
同じ失敗をしたからといって、学んでいないとは限りません。
以前より早く気づけた。
以前より少し早く戻れた。
以前より自分を責めなくなった。
それも成長です。
失敗の大きさに合わせて対応する
失敗といっても、内容や大きさはさまざまです。
小さな失敗
一日勉強できなかった
記録を忘れた
予定より少し遅れた
目標の量に届かなかった
このような場合は、次の日に小さく再開できます。
大きな失敗
誰かに迷惑をかけた
大切な約束を破った
お金や健康に影響が出た
一人では対応が難しい問題が起きた
このような場合は、自分一人で解決しようとせず、
家族
先生
職場の上司
専門家
信頼できる支援者
などに相談することが大切です。
「失敗しても大丈夫」という言葉は、何をしても気にしなくてよいという意味ではありません。
必要な責任を取り、助けを借りながら、次に同じことが起きないよう考えることも含まれます。
謝ることと、自分を責め続けることは違う
誰かに迷惑をかけた場合は、謝罪や対応が必要になることがあります。
そのとき、
「自分は最低な人間だ」
と責め続けることと、
「自分の行動で迷惑をかけた。謝って、できる対応をしよう」
と考えることは違います。
必要なのは、
起きたことを確認する
必要なら謝る
できる範囲で対応する
次に防ぐ方法を考える
ことです。
自分を長く責め続けても、相手の困りごとが解決するとは限りません。
責任を取ることは、自分を傷つけ続けることではありません。
失敗したあとは、小さく再開する
失敗のあとに、以前と同じ量から取り戻そうとすると、再開が重くなります。
例えば、3日間勉強できなかったからといって、次の日に3日分を一気に行う必要はありません。
まずは、
問題を1問だけ解く
本を1ページだけ読む
5分だけ作業する
道具を準備する
次にすることを一つ書く
という、小さな行動から戻りましょう。
失った時間を全部取り返すことより、再び習慣とつながることが先です。
「失敗しない目標」ではなく「戻れる目標」
目標を作るとき、多くの人は成功だけを想定します。
「毎日30分続ける」
「一日も休まない」
「必ず計画どおり進める」
しかし、生活には予想外のことが起こります。
そこで、失敗したときの行動まで目標に含めておきましょう。
例
一日休んだら、翌日は5分だけ行う
記録を忘れたら、次の日から再開する
目標量に届かなかったら、できた量を記録する
一週間空いたら、最初のレベルへ戻る
落ち込んだら、すぐにやめず一晩待つ
これなら、失敗が計画の外にある出来事ではなくなります。
継続の計画には、失敗したあとの戻り道も入れておこう。
挑戦したからこそ、失敗できた
雨脳ネコネコ
「失敗しなかった人の方が、すごいんじゃないの?」
オール・ドメディア
「失敗しなかった理由が、挑戦しなかったからということもあるよ」
雨脳ネコネコ
「挑戦したから、失敗することもあるんだね」
オール・ドメディア
「そう。失敗したということは、自分が何かを動かそうとした証拠でもあるんだ」
もちろん、失敗そのものを無理に喜ぶ必要はありません。
悔しい失敗もあります。
避けた方がよい失敗もあります。
しかし、挑戦した結果として起きた失敗には、次へ進むための経験が残ります。
始めなければ分からなかったこと。
試さなければ見えなかった問題。
行動したからこそ得られた情報。
そこに目を向けてみましょう。
他人の失敗には優しくできるのに
友達が失敗したとき、
「一度失敗したから、もう全部やめた方がいい」
とは言わないはずです。
「次は方法を変えてみよう」
「少し休んでから戻ればいい」
「挑戦しただけでもすごいよ」
と声をかけるかもしれません。
しかし、自分が失敗したときには、急に厳しい言葉を使ってしまうことがあります。
そんなときは、
同じ失敗を、大切な友達がしたら何と声をかけるだろう?
と考えてみてください。
友達にかける言葉を、自分にも向けてみましょう。
失敗記録を「学びの記録」に変える
講義7では、記録をつける方法を学びました。
失敗した日も、記録に残してみましょう。
ただし、
「今日もダメだった」
だけで終わらせず、次の形で書いてみます。
失敗から学ぶ記録
起きたこと
今日は勉強を始められなかった。
原因として考えられること
夜になって疲れていた。
できていたこと
問題集を机に出すところまではできた。
次に変えること
明日は朝食後に5分だけ行う。
この記録なら、失敗が自己否定ではなく、改善の材料になります。
オール先生の継続ポイント
オール・ドメディア
「失敗は、終わりを知らせる印ではないよ」
「今の方法を見直して、次の一歩を考えるための情報なんだ」
雨脳ネコネコ
「失敗したぼくがダメなんじゃなくて、方法を変えればいいんだね!」
オール・ドメディア
「そう。そして、挑戦した自分も忘れずに認めよう。失敗のあとに戻れた経験は、これからの自信になるよ」
今日の1分ワーク
最近うまくいかなかったことを一つ振り返ってみましょう。
① 何をしようとしていた?
例:毎日30分勉強しようとしていた
________________
② 実際に何が起きた?
例:3日目から疲れてできなくなった
________________
③ できていた部分は何?
例:最初の2日間は始められた
________________
④ うまくいかなかった原因は何?
例:夜に30分は負担が大きかった
________________
⑤ 次は何を変える?
例:朝食後に10分だけ行う
________________
⑥ 失敗した自分にかける言葉
例:「方法を変えて、また始めれば大丈夫」
________________
反省だけで終わらせず、次に行う小さな行動まで決めてみましょう。
今日のまとめ
今回の講義では、失敗と向き合い、次の成長につなげる方法を学びました。
失敗した行動と、自分自身の価値は別
失敗した直後は、結論を急がない
失敗は、自分を否定する判決ではなく情報
自分を責めるより、方法や仕組みを見直す
できなかった部分だけでなく、できた部分も確認する
同じ失敗をしても、以前より早く気づければ成長
大きな問題は、一人で抱えず誰かに相談する
責任を取ることと、自分を責め続けることは違う
失敗したあとは、小さく再開する
計画には、失敗したあとの戻り道も用意する
挑戦したからこそ得られた経験を認める
失敗記録を、学びの記録に変える
何かを続けている限り、失敗を完全になくすことはできません。
大切なのは、失敗しないことではなく、
失敗したあとに、何を学び、どう戻るかです。
壁にぶつかったら、そこで自分を否定するのではなく、方法を見直してみましょう。
少し休んでも大丈夫。
やり方を変えても大丈夫。
小さな一歩から、何度でも再開して大丈夫です。
今日の問い
最近の失敗から、次の一歩に使えそうな学びはありますか?
目標が大きすぎた。
時間帯が合わなかった。
準備が足りなかった。
一人で抱えすぎていた。
休む時間が必要だった。
失敗の中から、一つだけ情報を見つけてみましょう。
そして、その学びを使って、次の行動を少しだけ変えてみてください。
次回予告
次回は、継続力コース第13講義。
「言い訳に気づこう」
「今日は忙しいから」
「まだ準備ができていないから」
「明日から本気を出すから」
行動しない理由の中には、本当に休む必要がある場合と、始めることを避けている場合があります。
次回は、自分を責めることなく、行動を止めている言い訳に気づく方法を、オール先生とネコネコが一緒に学んでいきます。
YouTubeも始めました!
オールアカデミーでは、noteだけでなく、YouTubeでも学びや活動について発信しています。
まだ始まったばかりですが、無理のない形で少しずつ動画を増やしていきます。
よかったら、遊びに来てください!

オールアカデミー / All Academy
小さな一歩が、未来の大きな成果になる。
22講義を通して、一緒に「続ける力」を育てていきましょう。
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