きちんとしているのに満たされない
TPOに合わせた、年相応の服を着る。
それはきっと、
大人としての正解のひとつ。
でもふと、思うことがある。
このままでいいはずなのに、
どこか少し、物足りない。
昔から、
みんなと違うほうを選びたくなる習性があった。
目立ちたいわけじゃない。
どちらかと言うとシャイガールな私。
ただ、
みんなと同じだけだと
自分がぼやけてしまう気がしていた。
"みんなと違うんだ"という抵抗だったんだと思う。
大人になるにつれて
別の観点で判断するようになった。
"こう思われたいから"
"私はこういうタイプだから"
"ママはこうあるべきだから"
それを積み重ねることで
「きちんとした私」が20代で誕生した。
「きちんとした私」が選ぶものは
間違っていないし、ちゃんとしている。
ただ、それは
"本当の私"が選んだものだったんだろうか。
最近の私は
ほんの小さなところで遊ぶ。
個性的なヘアアクセや
ハンカチを1点投入。
服はいつもと変わらなくても、
そのアイテムひとつで気分が変わる。
大きく変える勇気はなくても、
これくらいならできる。
誰かに気づかれなくても良い。
ちゃんとしてるだけの私より、
少しだけ、 はみ出してる私 のほうが
私らしくて好きだと思えた日から、
毎日は変わり始めた。

