大雪の選挙日 霞の郷にて

本日2月8日は衆議院選挙の投票日であると同時に、今シーズン最強と予告された寒波が日付が変わると同時に到来するという気象情報が流れていた。事前の予報を踏まえ、外回り業務は前日までにほぼ終えておいたため、本日は朝の除雪当番をこなせば一日の予定がほぼ見える状況であった。選挙については期日前投票で既に済ませており、残るは仕事に専念するのみである。

除雪当番のため、会社には5時半到着を予定し、4時半に起床した。窓の外を確認すると、パウダースノーが薄く積もった程度で本格的な降雪はまだ見られなかった。念のためいつでも出動できる態勢を保ちつつ、二度寝はせず、自宅でゆったりと過ごすことにした。この時間、森カリオペ氏の3Dライブを視聴しながら時間をやり過ごした。

しかし、通常の勤務開始時刻になっても降雪は本格化せず、予定通り出勤して通常業務に移った。朝早く起きた影響で眠気が残っていたため、外回り業務の開始と同時に最寄りのコメダ珈琲店へ車を走らせた。路面は凍結しているものの積雪はなく、道が緩むのを待つ意味でも店内で時間を潰そうと考えたのである。

一人客として入店したところ、店内は空いており、カウンター席への案内はなく「お好きな席で」とのことだった。そこで4人掛けのテーブル席を選び、たっぷりサイズのコーヒーを注文した。長居するつもりでいたが、徐々に客が増え、広い席に一人で座っているのが居心地悪くなってきた。結局30分ほどで店を出ることにした。

店を出た瞬間、外は真っ白な吹雪に変わっていた。視界が極端に悪く、さすがにこの状態でサウナ施設へ向かうのは危険と判断し、一旦会社へ引き返すことにした。あまりの猛吹雪ぶりに、全社員への早退指示が出るのではないかと思えるほどの状況であった。一人でサウナに入り、万一の連絡を見落とすのも不都合と考えたからである。

会社に戻ると、朝にはほとんどなかった雪が一気に積もり、辺りは冬の厳しさを改めて思い知らされる光景となっていた。

午後に入り、雪がやや落ち着いてきたところで、近場のサウナ施設「霞の郷温泉」を選択した。現在、サウナを2セット終え、心地よい脱力感に包まれながらCCレモンを飲み、この日記を綴っている。

霞の郷温泉は、近年の物価高騰の中でも入浴料500円を維持し続けている貴重な施設である。天然温泉にサウナ、水風呂、露天風呂を備え、併設のジムや広々とした大広間がある。以前はジム利用からそのままサウナ・温泉へという理想的な流れを繰り返していたが、最近はジム通いを怠りがちで、もっぱら「サウナ単独利用」となっている。

この施設の魅力は、何と言ってもその利用者の雰囲気にある。老人ホームと隣接しているため、高齢の方が多く訪れ、湯上がり後の大広間はまるで地域の憩いの場だ。今私が座っている舞台付きの畳敷きスペースでは、机が適度な間隔で配置され、人々がそれぞれの時間を過ごしている。常連と思しき方が将棋を指している姿、スマホのスピーカーからまとめ動画の音声をそのまま流している方、静かに眠りについている方。こうした雑多で、しかしどこか調和した空間が実に心地よい。

奥に設置されたテレビでは、相撲中継の時間になると、自然と畳の間の「住人」たちが集まり、一緒に観戦する光景が見られる。言葉数は少なくとも、互いの存在を認め合うような温かさが漂っている。

本日のような大雪の中でも変わらず営業を続けている点も、私にとっては心の拠り所となっている。外の世界が白く閉ざされ、移動すらままならない状況で、こうした場所が開いていること自体が、静かな安心を与えてくれる。

サウナ後の火照った身体を休めながら、畳の感触に身を委ねる。このまま少し昼寝をしようかと思う。