リボ払いから抜け出せない。それは意志の問題じゃない。

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毎月返している。
なのに残高が減らない。
むしろ増えている気がする。

「自分の意志が弱いせいだ」と思っていないか。
違う。構造の問題だ。

リボ払いは「返せないように設計されている」

これは批判ではなく、仕組みの話だ。

リボ払いの利息は、残高に対してかかる。
毎月の支払いの多くが利息の返済に消え、元本がほとんど減らない。
返済額を増やさない限り、残高は維持され続ける。

知らずに使えば、誰でもこの罠に入る。
意志の強さは関係ない。
仕組みを知らないまま使ったかどうかの問題だ。

私も知らなかった。

私がリボ払いにはまった経緯

2018年、仮想通貨の投資で損失が出た。
補填のためにキャッシングを使い、リボ払いが膨らんだ。
気づいたときには総額300万円を超えていた。

毎月5万円以上返した。
残高はほぼ動かなかった。
「これは終わらない」と悟った。

追い詰められた状態では、判断が正常に機能しなくなる。
私は弁護士への申告時に、カード1枚の存在を失念した。
怠慢ではない。パンクした脳が起こした実際のエラーだった。

リボ払いが人を追い詰めるのは、金額だけじゃない。
「返しても減らない」という感覚が、静かに精神を削る。

「抜け出す」方法は存在する

任意整理を使えば、リボ払いの将来利息をカットして返済できる。

リボ払いで膨らんだ残高に対し、将来の利息をゼロにして、
残った元本を分割返済する計画に組み直す。
これが任意整理の基本的な動きだ。

私の場合、月々6万2千円の返済計画が組めることがわかった。
「返せる金額が見えた」瞬間、胃を焼かれていた感覚が引いた。
数字に出口ができた。それだけで、状況の重さが変わった。

まず話すだけでいい。

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相談したら、依頼しなければいけないのか

しなくていい。

無料相談は「情報の交換」だ。
状況を話して、選択肢を聞く。
「お願いします」と言わない限り、何も始まらない。

弁護士は私を責めなかった。説教しなかった。
「なぜそんなことに」とは言わなかった。
淡々と状況を聞かれて、選択肢を並べられた。

リボ払いで借金が膨らむのは、珍しい話ではない。
弁護士はそれを知っている。

家族にバレないか

任意整理は官報に掲載されない。
裁判所から自宅に書類は届かない。
弁護士との連絡をメール・アプリに限定すれば、痕跡も残らない。

私は2022年に完済するまで、家族には一切知らせなかった。
知っていたのは担当弁護士だけだ。

リボ払いで苦しんでいること自体、家族に言えていない人は多い。
相談は、その状況を変える第一歩になる。
相談したこと自体、外に漏れることはない。

リボ払いは「使った自分が悪い」で終わる話じゃない

300万円の借金を作った。
仕組みを知らずにリボ払いを使い続けた。

それは事実だ。
でも「意志が弱かった」は正確じゃない。

「仕組みを知らなかった」だ。

任意整理を選んだのは2020年。月々6万2千円で和解した。
2022年、繰り上げ返済で完済した。
貯金が初めてできた。

リボ払いから抜け出せないのは、今日の話だ。
終点じゃない。

まず話すだけでいい。

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