「特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」🔵私の美意識の底にあるもの

先日「特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」を鑑賞しました。開催場所は大倉集古館でした。
知的好奇心旺盛な私は、美術館の近くにあるスウェーデン大使館やスペイン大使館に立ち寄ったため、倍以上の時間を掛けて会場に着きました。
「ル・コルビュジエ」の作品を知ったきっかけは、クリエイターの kururi さんの記事でした。冒頭に貼付された絵画に心を奪われたのです。
早速、Google で画像検索をして調べてみました。20世紀のモダニズム建築に多大な影響を与えた建築家であり、画家でもあることが分かりました。
日本にも関わりがあります。東京都台東区の上野公園内にある国立西洋美術館の基本設計は、ル・コルビュジエが担当したそうです。
作品を鑑賞している時に、なぜか私の好きな画家・ジョアン・ミロの作風に似ていると思いました。
二人は共に同時代に生き、キュビスムやシュルレアリスムの洗礼を受けています。また、両者ともリトグラフの制作には、パリにあった「ムルロ工房」を使っていました。影響があったかもしれませんね。
〔キュビスム〕(〈フランス〉cubisme)
20世紀初めに、フランスを中心に興った美術運動。対象を複数の角度から幾何学的面に分解し、再構成する技法を創出。現代抽象美術に大きな影響を与えた。ピカソ・ブラックらが代表。立体派。キュービズム。
〔シュルレアリスム〕
20世紀の芸術の中で、最も影響力のあった動きの1つ。1920年代、パリを中心に詩人アンドレ・ブルトンらによって提唱された文芸・美術思潮。フロイトの精神分析理論などの影響を受けて、夢や無意識、狂気、偶然などに注目。人間の精神を解放する具体的な方法を模索したことから超現実主義とも訳される
この記事を書いている途中で思ったのですが、私自身が間接的にシュルレアリスムの影響を受けているようです。
私の好きな画家であるルネ・マグリットも、シュルレアリスムの影響を受けています。私の師と勝手に思っている写真家の奈良原一高氏は、シュールな作風で写真界に衝撃を与えました。ただ、彼がその思想の影響を受けたかは定かではありません。私が撮る写真もシュールに近いものがありますね。
今回、ル・コルビュジエの展覧会を鑑賞して良かったことは、彼の絵画ももちろん素晴らしいのですが、私自身の美意識の底にあるもの(シュルレアリスムなど)を自覚できた点です。自分を再発見できたのも、知的好奇心旺盛の賜物なのかもしれません。

〔P.S.〕大倉集古館の周辺を写真撮影しました。この美術館のそばにアメリカ大使館があったことを、自宅に帰ってから知りました!



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