「メトロで帰ろう、お食事はヨシカミで」──サクラ大戦の聖地を訪ねて
「メトロで帰ろう お食事は ヨシカミで
安くて おいしくて うれしいな」
これは、ゲーム『サクラ大戦』の登場キャラクター・李紅蘭(りこうらん)が歌う「メトロで行こう」の一節。
作中にもたびたび登場するこのお店――「ヨシカミ」は、ファンにとってはちょっとした聖地です。
そんな憧れの場所に、昔訪れたことがありました。
懐かしい思い出を振り返りながら、今回はそのときの体験を少しだけ綴ってみます。
スペース、一緒にやりませんか?
最近、Xで交流のある方から
「サクラ大戦好きなんですか?一緒にスペースやりませんか?」
とお声がけいただいたんです。
私にとって大切な思い出の作品。だからこそ、そのお話はとても嬉しくて。
ありがたく、お受けさせていただくことにしました。
とはいえ、最後に観たのはだいぶ前。
歌謡ショウのDVDを引っ張り出して、久しぶりに世界観にひたっていたところ……
ふと、「ヨシカミ」というワードが出てきた瞬間、
昔、訪れた洋食屋さんのレビューをネットに投稿していたことを思い出したんです。

お食事はヨシカミで
浅草にある洋食の老舗「ヨシカミ」。

私が訪れたのは2018年の夏。
まだ娘を授かる前、夫とふたりで旅をしていたときのことでした。
その昔、夫にこんな話をしたことがあります。
「サクラ大戦が大好きでさ、お母さんと一緒に聖地巡礼したかったんだよね。 でも、もう叶わないんだけどね」
その言葉を、夫はずっと覚えていてくれて。
浅草に旅行したとき、ふと「ヨシカミ行きたかったんだよね?」と背中をそっと押してくれたんです。
真夏の昼時、行列ができていた店の前。
コック帽をかぶった店員さんが、名前を聞いて順番に案内してくれました。

しばらくして案内されたのはカウンター席。
目の前には活気ある厨房。手際よく動くコックさんたちの姿に、ワクワクが止まりませんでした。

本当は名物のビーフシチューが食べたかったけれど、暑さに負けてオムライスに変更。
でも、それがまた大正解。
しっかり焼かれた卵に、ケチャップライスの香ばしさ。
なんとも懐かしくて優しい味に、スプーンが止まらなくなったのをよく覚えています。
あのレトロな空間で味わった洋食と空気。
いまでも心の引き出しから、ふっと蘇ってくる大切な記憶です。

時を超えてつながる記憶
こうして今、サクラ大戦をきっかけにスペースで誰かと語り合えるなんて、
あの頃の私には想像もできませんでした。
でも、写真を見返して、昔のレビューを読み直して――
「やっぱり行ってよかったな」と思えたことが、今回の一歩につながった気がしています。
いつか娘と一緒にヨシカミを訪れて
「ここ、ママが昔来たお店なんだよ」と話せたら、きっと素敵な時間になると思っています。

📍 ヨシカミ浅草店のご案内(2025年7月時点)
お店の場所は、浅草・六区ブロードウェイの中。
東武伊勢崎線「浅草駅」東口(浅草寺側の出口)から歩いて5分ほどです。
・住所:東京都台東区浅草1-41-4 六区ブロードウェイ
・電話番号:03-3841-1802
・営業時間:11:30〜21:30(ラストオーダーは21:00)
・定休日:毎週木曜日
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