【香水レビュー】HERBA FRESCA / GUERLAIN(ハーバ フレスカ / ゲラン)|香水研究ノート「香水解剖書」
1.【香水プロフィール】
発売日: 1999年
調香師: Jean-Paul Guerlain, Mathilde Laurent
香りの構成:
トップノート: クローバー、レモン
ミドルノート: グリーンティ、ミント
ラストノート: シクラメン、スズラン(ミュゲ)
2.【解剖書】

3.【パーソナリティ】
まさにナチュラルタイプの方におすすめです。 自然の情景をリアルに描きながらも、纏う人がまるでその場にいるかのような臨場感を与える作品。森林浴や自然浴をしているような安らぎを求める、飾らない美徳を持つ方の心に深く寄り添います。
4.【香水レビュー】
香りは、ふんだんに用いられたレモンにミントのアクセントが加わり、すっきりとした朝の風景へと一気に導かれます。注目すべきは「クローバー」の存在です。清らかなグリーンの中に、微かな蜜のような甘みを感じさせるこの香りがミントと調和し、ミント特有のトーンの高い瑞々しさを最大限に引き出しています。この質感こそが、朝露に揺れる刈りたての芝生を連想させるのです。クローバーってあまり香りの構成に書かれていることがないので、とても気になる存在ですよね。
通常、グリーンの情景を描く際はトリプラールやガルバナムといった香料が重用されますが、それをミントの清涼感で表現している点がこの香水の魅力です。特に「裸足で歩く」というメッセージが書かれているのは、肌で感じる生命の心地よさを、リアルな自然の息吹として届けたかった調香師の意図が読み取れます。
ベースにあるシクラメンやスズランは、凛とした印象を与えながらも、朝露の瑞々しさを持続させるために美しく機能しています。すっきりと効いたミントで、心身ともにリフレッシュさせてくれそうです。
朝一纏いたい香りですね!旅行などで訪れた際に、山の奥の方で朝散歩すると朝露に揺れるグリーンの香りってとても心地よい思い出が蘇ります。
自然の中を朝一散歩できるような体験ができそうですね。
特にこれから梅雨の季節になるときにおすすめしたい作品です。憂鬱になりがちの季節、雨もうっとしいと感じることもありますが、そんな時にこの香水を纏うことで、心をもすっきりとさせてくれそうです。
