ボヤージングは平和への道

外洋の海を漕ぐボヤージング(航海)は私たちオーシャンヴァアの根源だ、

ヴァア(6人乗りのカヌー)で海に出るうえで一番大切なこと、
Ohana Ka Wa'a (カヌー家族)という古代の価値観を現世にいて体感できるなかなかない機会なのだ、

この星に誕生した "人類の初心 "  を体感できると言ってもけっして過言ではないだろう、

そして今ホクレアが伝えようとしている、森羅万象と心をひとつにするとか、母なる地球に愛と調和のマナを拡散させることの担い手に自分たちもなれるような、そんな感覚にもなる、

自分が満足し楽しむためのレクリエーションや練習として日常的にパドル片手に通い慣れた浜に来て葉山の海を漕ぐような 、
そんな気軽で合理的な “管理された自然” ではないことを認識したうえで踏みこむ圧倒的な海の世界、
それが外洋の海を漕ぐボヤージングの醍醐味なのだ、
とくに伴走の船がない状態で陸地がまったく見えない海をわたる時などは、
宇宙に漂っているような、次元のちがう世界へ入り込むような感覚になる
宇宙とつながり、母なる地球の存在をみじかに感じ、自分とヴァアとクルーとの一体感は圧倒的なものになる、

岬や小高い海岸線の見晴らしいがいい場所からの宇宙にも共鳴するような法螺貝の音色に勇気とエネルギーをもらい、陸路でサポートしてくれる仲間たちが交代で上陸するたびに献身的に動き回りそして笑顔で出迎えてくれ、また大声で声援を送りながら海に送り出してくれる、誰もが忘れていた大家族主義的な一体感と、航海の安全を念ずるような愛の波動は、この母なる地球のバランスを調えてくれるような、そんな大きなビジョンを与えてくれる、

だからボヤージングはやめられない、

先日フレンチポリネシアのタプタプアテアに到着したホクレア号はハワイ島はヒロを舟出して21日かかったそうだ、その21日間、24時間、あのちいさなちいさなカヌーのなかで、12人の人間が常に助け合い、協力し、すべてを分け合い、食べる時も、寝る時も、クルーたちはあのおおきなおおきな大海原に揺られながら空と海のはざまで過ごすのだ、そこには経済社会で生き抜くためのエゴは存在しない、自分を犠牲にし、仲間のために生き抜く、魂を燃焼させる、

これが真のOhana Ka Wa’a なのだ、私たち日本人の祖先がもっとも大切にしていた精神性でもあり、和をもって尊しとする日本海洋民族のスピリットなのだとわたしはおもう、

私たちがこの心に目覚めたとき、世界はきっと変わるだろう

民族の格差や差別はなくなり

戦争や紛争はなくなり、争いは消え

地震や津波も和らぎ

人は互いに支え合い 助け合い

愛し合うだろう

海を漕ぐことは

愛と調和のみちである

平和への道なのだ

そしてそれは、今、この母なる地球でいきる私たちに一番かけていることでもある、

さあ、皆で見えない島をめざして海に漕ぎいでよう、

エホエプー
メケアロハ!
と 海をなで 海に愛を伝え漕ぎ続けよう

私たちは誰もが知っている

He Wa’a he Honua

大海原に浮かぶカヌーは、宇宙に浮かぶ母なる地球そのものなのだから、

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