はじまりの島 淡路島 で、

この地球上で、おそらくもっとも祈りが必要な都市が日本にある、

ヒロシマとナガサキ、

その精霊の地を「ワンラブ」のスピリットで、ヒバクシャ(被爆者)の魂に語りかけ、海を撫でるように漕ぎ、砂浜で祈るように献水をし、多くの地元の人達とともに愛と調和の波動を空と海と大地を通して、世界中に拡散する役目を果たしてくれた私たちのヴァア Pili Aloha 。

世界でも類をみない250年以上もの間、キリシタン禁教下の日本で、厳しい弾圧と迫害の中、潜伏しながら祈り、逃げ、隠れながら、命がけで、神への切実な信仰を、命ばかりか魂さえも燃焼させるように子孫に継承しつづけた人々の崇高な魂が眠る聖地、

平戸、宇久島、野崎島、生月島、中江ノ島、松浦、田平、佐世保、大村、西海、外海、野母崎、長﨑、などの 海と砂浜で、

今も静かに沈黙しつづける魂に語りかけ、上陸した砂浜で幾世にもわたり迫害されつづけた悲痛な人々魂のさけびを肌で感じ、その土地と海をおおうようにうごめく感情と精神を鼓舞するかのようにE ala eを讃歌し祝福を祈り、彼らが死を覚悟して、新天地を目指して漕ぎ航った海をやさしく撫でるように漕ぎ、祖霊に拝み、各地のキリシタンの教会群へと私たちを勇敢に導いてくれた、

ヴァアPili Aloha 。

日本本土の西の最果ての地、日が沈む玄界灘と、その先にあるユーラシア大陸のエネルギーを感じ、その海を越えてやって来た文化や文明が複雑に交わる玄関口、平戸という島で、

海人たちのマナをひしひしと感じる鹿島浜という原始が残る砂浜に、
母なる地球をこよなく愛する同志とともに、海をなでるように漕ぎたい人たちを引き寄せ、ひとつの尊い共同体を創設することへと導いてくれた、

ヴァア Pili Aloha 。

今年終戦80年という節目の年に、被爆80年の8月6日にヒロシマの江田島で、平和の大切さと核兵器の怖ろしさを誰よりも知る地元の子供や大人たちを海にいざなってくれた、

ヴァアPili Aloha。

そして、今に生きる私たちに命をつなげてくれた祖先と近づく季節、
秋のお彼岸に合わせて、

航海の神さまと、太古の海人の叡智を身近に感じながら、

この海と島々で、母なる地球とともに生きる森羅万象を完全に無視した人間の我欲と物欲いう近代化の大きな流れに破壊され押しつぶされていった、自然に畏敬の念を抱き、ともに生きつづけた海人の無念さや、哀しさや切なさと響き合うように瀬戸内海とその聖地を巡礼した、

ヴァア Pili Aloha。

わたし自身も、海をなでるように優しく漕ぎながら、
アロハ(愛)をこめ、一心に漕げば漕ぐほどに、
その海と砂浜に、自然とともに生きつづけたさまざまな時代背景の海人たちと密接につながっていくのを強烈に感じた日々だった、

息吹どころか、その人達の手拍子や高らかな唄声を強烈に感じたのだった、

文字が未だなかった太古の時代に果敢に海に漕ぎ出していた私たちの祖先、

または文献や記録としては、歴史の上では何も残っていないし、何も証明できない人々の詩のような素朴な物語ばかりだけど、

自然にひれ伏しながらも、自然に守られながら、自然と共鳴しながら生きる海洋民族の姿が鮮明に見えてくる、そんな濃厚な時間だった。

自分で今こうして、Pili Aloha が歩んだ海路を思い出しながら書いてるだけでも、その海人たちを身近に感じて、目頭があつくなる。


18年ほど前、三浦半島の和田長浜という砂浜で命名され、多くの海の仲間達にブレッシング(祝福)されて魂を宿したヴァアPili Aloha 、

一期一会(いちごいちえ)という意味もこめて、ワンラブ、ひとつの愛という意味のハワイ語の名前をつけたのだけども、

その当時はまだ6人の漕ぎ手さえもなかなか揃わない週末、
その三浦半島の和田長浜から葉山までの10キロほどの距離を漕いで航るのもボヤージングで、漕ぎ手みんなにとっても大冒険のような気分だったことを思い出す、

その後、彼女はその名の通りに成長し、
伊豆諸島の島々を漕ぎわたり、新島で1年間過ごし、南伊豆で3年間過ごし、伊豆半島の浜を繰り返し何度も何度も巡り、たくさんの人たちに、さまざまな場所で労っていただき、愛しまれながら、数え切れない人たちをワンラブと一期一会のスピリットで海に導いてくれた

ヴァアPili Aloha 

日本神話で日本の島でいちばん最初に生まれたという伝説の島でありながら、

日本の聖地(神社)のレイラインの中心に位置する聖なる島、

ガイア(地球)の精神文明、霊性的な意味で、世界の中心になる地磁気となるとまことしやかにスピリチャルが好きな人たちの中で言われる島、

はじまりの島、淡路島 で、


日が沈む播磨灘に面する日本の原風景が今も色濃く残る慶野松原の砂浜で彼女は次の出会いと航海を待つのだ、


太古の人類が、宇宙から降り注ぐ愛のエネルギーを求めてハワイキヌイ
(桃源郷)を目指し、宇宙とつながるために、太平洋の島々を丸木舟で漕ぎ航ったように、

この現世に生きる私たちの深い場所に眠る、古代の日本海洋民族のスピリットを目覚めさせるために、

私たちオハナの身代わりとなり、

太古から降り注ぐ宇宙の生命エネルギーと、

瀬戸内海の海人族(あま)の叡智を吸収する修行僧のようにして、

Pili Alohaは独り静かに佇んでいるのだ、

淡路島という、はじまりの島の砂浜で。 


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